水石 No,63
(故・本多忠三)
銘:【矢合・やごう】
産地:矢合川・左右 23cm
こちらで色々な写真が見れます。
こちらは忠さんの講釈付きの写真集~
上の写真集はPDF電子書籍版もあって、こちらでダウンロードできます。
http://osasoi.tyuuzou-honda.com/Resources/suiseki_201208.pdf
YouTubeでも見れます。
次はこの石。
ゴロンと寝っ転がるチョット大きな石。
約21kg程あります。
こんな感じで半ば強引に立てて、真ん中で滝が流れ落ちる様子に見立てる。
とイメージしておりますが・・・
(幅22・高さ36・奥行20cm・重さ21kg)
少し左へ起こしました。
このぐらいまで起こしたほうが見栄えが良いかも。
なんて簡単に言ってはいるが、これが結構ムズカシイ。
何故かは次からの画像で。
右側から見てます。
依頼主さんのイメージもこんな感じだと思いますが、ご覧のように後ろへ倒しての製作になるんです。
これがまた重心が後ろ寄りになるので、今の状態で支えを入れないと倒れます。
左側から。
板で支えてあげてます。
60~70mmくらい彫り込んで、前側を上手く台座に引っ掛ければ立つんじゃないかと思ってます。
ダメなら後ろに支えを入れるしかないんだけど見栄えがぁ~。
入れるの・・・ヤダな。
と、立つか立たないかとか何とか言っておりますが、掘り込み自体が大変そうなんですわ。
コレ。左の尖がっている所が下になって上が後ろ側で下が前側になります。
要はこのまま右からグイっと起こして立てるわけだけど、この凸凹部分が底になるので台座の底合わせに手間がかかりそうです。