水石 No,147 本多忠三
銘:【通天峰・つうてんほう】
産地:揖斐川・高さ 25cm
さて、この石は単なる立ち石。
多くのお方が
「そうだろうねー」
なんて言うと思います。
私も
「山と言うにはちょっと無理があるんじゃない?」
などと言いましたが、忠さんは
「山だよっ。」
と言って譲らず
「天に通じるお山です。」
と言い張ってました。
確かに忠さんの言う通り、左下から斜め右に道が続いているように見えます。
もしこんな山があったら、霊山として有名になったことでしょう。
こちらで色々な写真が見れます。
こちらは忠さんの講釈付きの写真集~
上の写真集はPDF電子書籍版もあって、こちらでダウンロードできます。
http://osasoi.tyuuzou-honda.com/Resources/suiseki_201208.pdf
YouTubeでも見れます。
完成しました~。
それでは、石を乗せてみましょう。
左側の前方にせり出している部分の下に張り出しを付けて≪雨宿り≫風にしてみたけど、依頼主さんは気に入ってくれるかな。
左横と後ろに抉れた部分があるけど、全部を埋め込むには抉れ部分が高すぎてちょっと無理があるので、何となくバランス良く見えそうなところでやめました。
後ろ。
左横。