10/29(火) 11:00配信
三重県鈴鹿市のNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会(畑川治理事長)は28日、同市役所モータースポーツ振興コーナーで、1990年代の二輪レースで活躍したマシンのベースとなった市販車両2台を展示した。11月8日まで。
11月2、3日に鈴鹿サーキットで開催する「2019全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第51回MFJグランプリ」にちなんだ展示。
平成6年製「ホンダRVF/RC45」は、当時のホンダの最新技術を集結した車両で、国内外で限定500台を完売した。展示はそのうちの1台。
平成11年製「ヤマハYZF‐R7」はスーパーバイクレース参戦を前提に開発された車両で、欧州向けに500台を限定販売。国内では30台程度が流通し、ほとんどレースに使用されたため、公道走行可能な状態での車体は10台以下と推測され、希少車両という。いずれも市内愛好家から借りた。
同友の会では「20年以上前の日本のスポーツバイクの技術力、完成度を見てもらうとともに、週末のレースに興味を持ってもらえれば」と話していた。
伊勢新聞