内山は諦めたようにビールジョッキを傾けた。
カードローン 即日同窓会が終わり、
店を出ると、空気はひんやりとしていて
十一月の冷たい風が頬に
あたるたびに僕は両手で頬をこすった。
ほろ酔いの皆は二次会に行くグループと帰るグループに別れた。
内山は二次会に僕を誘ったが、美鈴のことが頭にはなれなく、
二次会どころではなかった。帰る人たちは駅に向かい、
僕はひとりでそのグループから少し離れて歩いた。
美鈴とはまだ一度も会話をしていない。
しかし、内山の話しを聞いてしまった以上、
どんな顔をして話せばいいかも分からなかった。
きっと触れられたくないことだろうし、
それでも僕は意識してしまうだろう。