ここはレインボーヒルズ。
絶えない虹の景観が美しい、閑静な住宅地。
U部長「いやー、今日も街は平和だなぁ。結構結構。」
この町の平和をつかさどる、警察のU部長にとって
街を見守る時間が何よりも大切な時間だ。
U部長「それではラギウスくん、みやこくん。私は見回りに行ってくるので、留守番をよろしく頼んだよ。」
ラギウス・みやこ「いってらっしゃーい。」
ラギウス「…さてと、僕もとなりの街の交番に、回覧を届けてくるよ。
みやこくんもうすぐ交代の時間だけど、部長もすぐ戻るだろうし、大丈夫だよね?」
みやこ「はい、大丈夫だとおもいますー。」
ラギウス「わかった、それじゃあ行ってきまーす。」
みやこ「お気をつけてー。」
それからちょっと経って、ラギウスが戻ると、
なぜかそこにはみやこが立っていました。
ラギウス「ただいま戻りましたー・・・って、あれ、みやこくんまだ居たの?U部長は?」
みやこ
「それが、一回帰ってきたんですけど、
『ちょっと行くところができた』、と言ったきり、またすぐ出て行っちゃって。
何も言わないで行っちゃったから、行先も、見回りの状況も判らないんです。」
ラギウス「・・・それは、困ったね。何か手がかりはないの?」
みやこ
「話しぶりからすると、管轄内の何処かの施設だったようですけど、
それだけだとちょっと特定が。。。」
ラギウス
「うーん、困ったなぁ。とりあえず見回りも終わってないし、
部長の行き先の手がかりを探しながら、手分けして見回りを済ませよう。
何か思い出したら連絡して!」
みやこ「わかりました!」
こうして、ラギウス巡査とみやこ巡査は
U部長を探しながら、街中の見回りに出ることとなりました。
このプロローグを読んでくださった皆様、
どうか2人と共に、U部長の捜索にご協力戴けないでしょうか?