よくテレビ番組で、力技でポキっと首を捻ったりするのを見た方も

多いと思いますが、首の筋肉が硬結(筋肉が凝って、その結果、

硬くなって縮んでいる状態)を起こしているので、返って痛める結果に

なりかねません。
例え歪んだ頸椎(首の骨)が矯正されても、筋肉が硬結したままでは

硬く縮んだ筋肉に骨が引っ張られて、すぐに元に戻ってしまいます。
この場合、先ずは硬結した筋肉を解すことが必要です。
軽度の方ですと、筋肉を解すだけで頸椎が自然に矯正される場合も

あります。
先ずは腕の橈骨、そして肩部から肩甲骨の周辺からアプローチし、

首の筋肉の硬結を解してから頸椎の矯正に入ります。
この方法ですと、力技に頼らなくとも、無理なく自然に矯正が可能

です。