肥満している訳ではないのに、下腹だけがポッコリとしている。

または下腹が弛んでいると言う方は、骨盤の歪み、特に恥骨部分が

前方に変位している場合が殆んどです。

御自分で恥骨部分を押してみて痛みがある方が、これに該当します。

この場合、冷え・生理痛等も併発している場合が多く見られ、また左の

腸骨の部分を押すと痛みや不快感がある場合は、便秘や下痢等の

排泄の不具合もみられます。

この骨盤の歪みの解消には、両足の脹脛(ふくらはぎ)と腹筋、肋骨を

調整する事により、大抵の骨盤の歪みは改善されます。

同時に、下腹ポッコリが気になる女性の殆んどに、右股関節の内転

変位が見られます。

右の股関節のところを押してみて、痛みや不快感の有無でも判断が

可能ですが、簡単な自己判断の方法として、普段使いの靴の底の

減り具合で判断が可能です。

右側の靴底の減り具合が、左側に比べて多い場合は右股関節の歪み

が考えられます。

この股関節の歪みは、O脚の原因にもなりますので見逃せません。