前回、
首のシワとポツポツのケアに、ハトムギが効果的であることを、お伝えしました。
気になる、首のシワやポツポツ。
「皮膚は、内臓を映す鏡」と言われています。
年齢を重ねると水分代謝が悪くなり、
シワやポツポツの原因になります。
ハトムギに含まれるヨクイニンは、飲むことで体内の水分代謝を正常化させ、
肌の保湿力や透明感を高めます。
また、
胃腸を整え、抗紫外線効果もあると、いわれています。
このように、
ハトムギを飲むことで美容効果があることは、研究論文などのデータもあるようです。
スーパー・自然食品店・ネット通販などで手に入る、ハトムギの精白粒を使って作ります。
ハトムギの量の目安は大さじ1〜3で、とろ火でじっくり煮出します。
しっかり濃く出したい方は大さじ3。
少しとろみがあり、味はほんのりした甘味がある程度です。
【飲むハトムギ水の作り方】
【材料】
・ハトムギ（精白粒）……大さじ1～3程度
・水……600mL
1.ハトムギを洗って軽くつぶす
ハトムギは流水でよく洗い、ザルに上げます。
すり鉢に入れ、
すりこぎで軽くつぶします(写真は大さじ3)
2.ハトムギと水を鍋に入れて煮る
ハトムギと水を鍋に入れ、水が約半分の量になるまで、とろ火で30～40分ほど煮飛ばします。
3.火を止めて10分待ち、粒を取り除く
火を止めて鍋にふたをし、10分ほど待ったら、ザルや茶こしなどでこします。
ハトムギの粒を取り除き、完成。
その日中に飲み切るか、
冷蔵庫で3日ほど保存が可能です。
【ポイント】
※1日300mLほど飲むのが目安。
※温かい煮汁のままでも、冷やしても飲めますが、寒い時期は、温めて飲むのがおすすめ。
※ヨクイニンは、体内の余計な水分を体外に排出する働きがあるとされる為、妊娠中の方は摂取を控えましょう。
※残ったハトムギの粒は、おかゆやサラダ、スープの具などに使えます。
「飲むハトムギ水」は、鍋を使わずに作る方法もあります。
水筒にハトムギ（精白粒）を、
お好みで大さじ1〜3入れて、沸騰したお湯約300mLを注ぎ、数時間おいたら出来上がり。
朝、お湯を注いでおけば昼頃には飲めますよ。
