証券監視委、相場操縦で課徴金382万円 40代男性の取引で
証券取引等監視委員会は4日、ジャスダック上場のC&GSYS(6633)と東証マザーズのビリングシス(3623)の2銘柄の相場を操縦したとして岐阜県在住の40代無職の男性に対して課徴金382万5000円を科すよう金融庁に勧告した。男性は売買を成立する意思がないのに大量の買い注文を出す「見せ玉」で、株価をつり上げた。男性は2013年にも見せ玉による相場操縦を行ったとして課徴金納付命令を受けており、課徴金の額は通常の1.5倍となった。
また、証券監視委は4日、投資助言業者のフューチャーストック(大阪市)に対して行政処分を行うことも金融庁に勧告した。同社はプロ向けファンド(適格機関投資家等特例業務)として運営していたファンドを清算して同業務を廃止した後に、4人の個人顧客に対して取引を継続してもらうために投資顧問料の支払いを免除した。監視委は顧問料の免除が金融商品取引法で禁止されている「顧客に対し特別の利益を提供する行為」に当たると認定した。フューチャーストックは4人に合計147万円に相当する利益を提供した。
(出処 : 8月4日 日本経済新聞)