未公開ベンチャーの資金調達1.3億円 1~6月、1社あたり (8月2日 日本経済新聞) | 開示の杜_dpro2015

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未公開ベンチャーの資金調達1.3億円 1~6月、1社あたり


 未公開のベンチャー企業が2015年1~6月に調達した資金は、1社あたり1億3000万円と前年同期の2.6倍に拡大した。世界的な株高で、資金の出し手となるベンチャーキャピタル(VC)の投資姿勢が積極化した。技術や人材を取り込むため、大企業が出資する例も増えている。


 調査会社のジャパンベンチャーリサーチ(東京・港)が、ベンチャー企業のエクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)を集計した。VCなどから聞き取り調査したところ、1~6月は326社が624億円を調達した。1社あたりの調達額(突出した数値の影響を除くため中央値を採用)が1億円を超えたのは、07年の集計開始以来初めて。


 株高がVCの投資を後押ししている。投資先の株式上場による資金回収がしやすくなるためだ。産業革新機構は1~6月に京都市のバイオベンチャーなど6社に45億円を投じた。ジャフコも13社に35億円を投じ、前年同期からほぼ倍増させた。


 大企業の投資意欲も高まっている。ベンチャー企業の技術や人材を取り込み、成長事業に育てる狙いだ。ソフトバンクはクレディセゾンなどと組み、4月にネット通販のオリガミ(東京・港)に16億円を出資。博報堂も2月にスマートフォンアプリを解析するメタップス(東京・新宿)に米VCなどと共同で43億円を出資した。


 トーマツベンチャーサポートの本田知行アドバイザリーサービス事業部長は「大企業はベンチャーへの出資で成長のための時間を買おうとしている」と話している。


(出処 : 8月2日 日本経済新聞)