ただいまっ
帰ってきたよ~~~。
友達が迎えに来てくれてとってもうれしかった。ありがとね。
羽田空港にておでんと焼酎でカンパイ。 出汁って素晴しい文化だね!!!!
東京は4ヶ月前と同じ東京で、久しぶりの日本てどんな感じだろうと思ったけど、普通になじめました。
旅が始まった時からいつか終わるのはわかってたけど、本当に終わってしまいました。
4ヶ月、世界一周するには短すぎるって旅人からは言われまくったけど、私には十分でした。
二十歳ぐらいから旅本や旅番組を見ていつか本物を見てみたいなぁと思っていて、それが今回ほぼ全て達成できました。
旅行本やブログでいろいろ勉強してたとはいえ、実際にやってみると思い通りにいかないことが多すぎて困り果てることもしょっちゅうでした。
フランスで友達と待ち合わせしてたのに連絡がつかなかったとき。
飛行機に乗り遅れた時。
暑い中20キロのバックパックを背負って山道を2キロくらい歩いても宿が見つからなかった時。
治安の悪い国に行く時。
お金が下ろせなかったとき。
「もう嫌だーーーーーー!!!!」
って叫んで泣いた時もあったけど、世界にはそんなのを一瞬で忘れさせてくれる美しい景色と楽しさと感動がありました。
そしてなんといっても人との出会いに本当に恵まれました。
1人旅だったけど結局は人に助けてもらってばっかりでした。
英語があんまりしゃべれないのに一緒に遊んでくれた友達
電車で泣いてた時に「泣かないで!スマーイル」って言ってくれたおばちゃん
深夜誰もいないバス停で待つことになった時に、自分の仕事を投げ出して一緒に待っててくれたアレクサンドルさん
お金がなくてご飯をがまんしてたら自分の分を分けてくれたモロッコのツアーの運転手さん
治安が悪いと聞いていたバルセロナで、ホテルの場所を聞いたらホテルまで一緒にいってくれたおじさん。
ボリビアで熱が出た時お米としょうゆを調達してきておかゆを作ってくれた友達。
飛行機で隣の席になり、別れ際に50ドルくださったかわせみ様。
旅先ではお金は取られるもんだと思ってたけど、そういう被害は一切なく、逆にバス代やタクシー代など
いただくこともしょっちゅうでした。26にもなって・・・
地図をみてると「なんか助けることある?」って声をかけてくれるし、目が合うとみんなニコってしてくれる。
世界は怖いところだと思ってたけど、想像以上に優しかった。。。
そしてもちろん日本で見守ってくれた家族、友達がいつもメールやコメントをくれたのでぜんぜんさみしくなかったです。
おかげ様で無事、楽しい思い出だけ作って帰国するこができました。
1人では絶対にできなかったです。
4ヶ月間本当にありがとうございました。(ぺこり)
しばらく無職だから遊んでね!!
キューバの社会主義とごはん
キューバは世界でも珍しい社会主義の国。
どんな感じだろ。と思ってたけど、結構いろんなところで社会主義を感じました。
とりあえず一生懸命働いてもがんばらなくても配給は一緒なのでみんな仕事に全くやる気が感じれません。
接客は最低!w 「ハァ~?」とか「プッw」とか平気で言います。
自分の仕事もしっかりやらないし、自分の仕事以外のことは把握してないので何か聞いても「I dont know」とか「Maybe」って返ってきます。
他の国との一番の違いは通貨が2つあること。
観光客が使うCUC と国民が使うCUP ていう通貨があります。
キューバの中ではCUCのレストラン、ビール、ジュース、お菓子 CUPのレストラン、ビール、ジュースお菓子、
って商品もお店もしっかり分けられてます。
基本的に観光客が何か買ったり食べたりするには国民の何倍ものお金を払わないといけません。
バスなんて10倍くらい違うんだー。
観光客のお金が国の重要な収入源のようです。
ホームレスはいないし失業することもないけどみんな裕福ではなさそうでした。
商品を置いとくとみんな盗っちゃうから、商品は直接手に取れなくて、口頭で言ってそれを渡してもらう仕組みでした。
ちょっとキューバ人と会話すると「で、おごってもらえない?」って言われます。
社会主義がいいのか悪いのかわからないけど、がんばっても意味ないなんて嫌だからやっぱりいずれ崩壊するんだろうな。
でも社会主義は食いっぱぐれがないから、なりたい職業に挑戦しやすいっていうのはすごくいいなぁと思いました。
学校は無料だから医者になろうと思えばなれるし、芸術家にも挑戦できる。
そのせいか、キューバはすばらしい芸術家が沢山いるんだって~。
いい悪いいろいろあるね。
食事に関して。
これはキューバで一番大変だったんだけど。
キューバは物資が少ないせいか
ごはんおいしくなかった。。。
基本的に調味料は塩だけ。
キューバ人は辛いのが苦手らしくて胡椒とかスパイス系一切なし。
味付けは超しょっぱいか、味ないかどっちかってかんじでした。
肉しょっぱい。芋しょっぱい。ご飯もしょっぱい。逃げ道はアボカドのみ。
国民CUPで30えんくらいのピザ
しょっぱい。タバスコ欲しかった。
日本は1日30品目食べようとか言ってるけど、キューバでは2週間で20品目くらいしか食べてない気がする。
いや、ホントに。
米 小麦 卵 じゃが芋 豆 鳥 豚 チョリソー 牛 魚 海老 アボカド ばなな キャベツ 玉ねぎ トマト チーズ ハム きゅうりパイナップル グァバ・・・
これのローテーションだったと思う。。。
ご飯に楽しみを見出せないというのは非常に辛いものがありました。
こんなかんじの食生活だけどキューバ人の体型はガッチリムッチリ グラマーなんだよねー。不思議だ。
カストロが死んだらキューバは大きく変わってしまうんだろうか。
社会主義っていう特殊な仕組みを体験できたのは良い経験でした。