口腔内の解剖学的な事を書きます。
図にあるように、口腔内は口唇(こうしん)・頬粘膜や口蓋、歯肉の軟組織、歯牙(硬組織)、舌(ぜつ)などで主に構成されています。
上口唇と下口唇の境目を口角と言います。高齢者などの入れ歯の咬み合わせの高さが本来より低すぎてしまうと口角に炎症が起こってきます。口角炎といいます。
頬粘膜とは、ほっぺたの内側のことです。
歯は上下左右で7本ずつ計28本、親知らずを含めると8本ずつ計32本あります。
前歯2本、犬歯、小臼歯2本、大臼歯2本、智歯(親知らず)です。
前歯は切歯とも言い、主に食べ物を咬み切る役割があります。
犬歯はリップサポートと言って唇に厚みをもたせ顔貌に若々しさを出す役割に加え、歯ぎしりなどの側方運動(左右にギリギリ)したときに咬み合わせの力を負担してくれる役割もあります。
臼歯は臼の歯と書くだけあって、穀物などをすり潰す役割があります。
このことからわかるように、一つ一つの歯には意味があります。28本あるから一本ぐらいなくなってもいいかなって思うのは良くないことです。
特に、咬み合わせに関しては左右のバランスが悪いと肩こりなど全身的な影響も出てくると言われています。
なので、一本一本丁寧に歯を磨いて、お口の中を清潔にしてくださいね。
