今日は終戦記念日ですね

父方の祖父は、昔から大人しく口下手で
人付き合いも広く無かったそうで

幼い父を残して、若い頃に南方に出兵
初めて食べた様々なトロピカルフルーツが忘れられ無かったらしく
私の記憶する祖父は
過去を語ることをしない
寡黙に味付け海苔とメロンやパイナップルを食べる、変わったじい様でした
戦場での事など、聴きようもないのでしょうが

母方の祖父は、既に兄が生まれた頃に他界していたので、知ることもままならないのですが
今日、母から自家の流れを聞いたところ
大分の日田出身の曾祖父は、姫路で憲兵をしていたところ
士族のお姫様と駆け落ち(゜゜)
昔は本家にしか戸籍謄本が作られなかったことから、長い間、籍に入れなかったとか
その繋がりか、祖父は軍へ
祖母と見合いをした頃、軍曹だったとか
終戦直前、ロシア侵攻でシベリアに抑留されたそう
運良く証言者がいてくれたそうで、5年程で帰国できたらしいですが

想像を絶する、過酷な状況だったようです

月並みですが
戦争で得をするのは、一般の国民ではないので
どうか甘言や主張にそそのかされず、戦争で財産を調達してきた時代を繰り返さないで欲しいと願うばかりです