問題の答え。
C『ほぉ~~~、ラスタと一緒やな。』

が正解でした。答えてくれた皆さん、ありがとうございました!
ちなみに今は知らないけど、Dの様な会話は昔は良くありました。

続き。(またちょっと物語風に)

ラスタマン『ほぉ~~~、ラスタと一緒やな。』

ドーザン『え!?そ~~なん??』

ラスタマン『Yahman(ヤーーーマン)=ジャマイカ弁でYes』

そこでまたドーザンは思った。

『あ!!!!!ラスタがエチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世を神格化してるのは、日本がかつて天皇を神格化していたのと似てるかも!!!!!』と。

ドーザンの中に、ラスタマン達の主張や教義のひっかかりの一つとして<ハイレ・セラシエの神格化>というのがあったのが、それが外れて、“ラスタ理解”がパッと次の段階に進んだ瞬間だった。
『神道とラスタは同じ』というフレーズがスパークし、眠っていた回路に鮮烈な電流を通したのだ!
しかし、もちろんこのラスタマンはそこまでの話はしていない。

まずは「自然に対する姿勢が両者通じるものがある。」というだけで、まったく別モノだと思っていた宗教感覚がドーザンの中でシンクロした瞬間だった。

『なるほど~~。俺なりの神道のシンプルな説明やったけど、ラスタマンにはそれがラスタと同じと感じたか~~~~!』

と。

俺のブログはまだ読者層がまったく読めないので、俺なりのラスタファリズムの理解をwikipediaを切り貼りしながらザックリ解説しときましょう。知ってる人、興味ない人はここは飛ばして下さい。

☆ラスタファリズム
ジャマイカ発祥の宗教的な運動で主な主張は菜食・自然主義・奴隷で連れてこられた黒人のアフリカ(=Zionザイオン=理想郷)回帰、Babylonバビロン=悪意のある支配からの解放など。マーカス・ガーベイが発祥の火種となり、ボブ・マーリーが音楽で世界中に認知させた。

☆ボブ・マーリー
未だ世界一有名なレゲエ歌手。多くの世界的ミュージシャンにも影響を与えた。ジャマイカ出身で父アメリカ白人と母ジャマイカ黒人のハーフ。1981年36歳で死去。

☆マーカス・ガーベイ
ジャマイカ出身。アメリカで黒人のアフリカ回帰運動を組織化して推進した。1927年の演説で、「アフリカを見よ。黒人の王が戴冠する時、解放の日は近い」と言ったすぐ後、1930年にエチオピア帝国の皇帝にハイレ・セラシエ1世が即位したため、預言が成就したとしてハイレ・セラシエ1世が救世主として、また神=ヤハウェ=JAH(ジャー)の化身として神格化された。

☆ハイレ・セラシエ1世(即位前の名前:ラス・タファリ・マコンネン)
唯一ヨーロッパの植民地にならず、独立を保っていた世界最古のアフリカ独立国エチオピア帝国の、女帝ザウディトゥの死後、皇帝に即位。幼少時より聡明。アフリカ統一機構初代議長。1956年来日。晩年、不正発覚などで権威が失墜し、陸軍のクーデターにより逮捕・廃位、1974年拘禁中に死去。

俺は、ジャマイカと、そこの音楽であり、ラスタとも密接に関わるレゲエによって音楽人にさせてもらったので、俺の音楽、レゲエ、このブログを楽しんでもらう為の予備知識になる最低限の説明をさせてもらいました。

さて、ラスタマンとの会話を経て、『神道とラスタファリズムは“自然崇拝”と“シンボルになる人物を持つ”ってことを項に持つ同類項と言えるのかも。。。』的に俺は感じたわけですが、

この現人神扱いされた二人の人物は日本での会談が実現していたのを皆さんはご存知でしたか?
当時皇太子であった今上天皇との二者会談も行なわれたようです。
[ハイレ・セラシエ 昭和天皇]とググると写真が出てきます。

世界最古級の皇室同士ですから連帯感があったそうです。
縁談もあったそうやけど、そうなったらどーなってたか。。
アフリカ諸国やラスタマン達は日本を特別な目で見てたかもしれませんね。。。

ところで、バンドメンバー達は、今ジャマイカのラスタマン達に起こっている問題について俺が初耳のこんなことを言っていました。。。。

と、そこで問題です。以下のウチどれが彼らの言っていたことでしょう。

A『肉を食わないせいでビタミンB12が不足して体調を崩すラスタが結構いるらしい。。。。』
B『自然のままに、という教えで髪の毛を切らないから髪の毛が重くて肩こりがヒドイらしい。。』
C『自然のままに、という教えで裸足で歩くので、足を怪我して破傷風になるヤツが多いらしい。。』
D『神の草だと言ってハーブを吸入する、その作用で食べ過ぎるので肥満が増えているらしい。。。』

さて、どれでしょーかね~。
この話題でもうちょっと続けます。コメント欄にまた答え書いて次も見て下さいね~!
また、読者層がちょっとでも解る様に良かったら性別と何歳くらいか書いてくれるとドーザン嬉しいで~。

ボブ・マーレーの代表曲の一つをリハで歌ってみたので貼っておきます。
毎日、震災情報に触れてると気持ちが沈んできますが、こんな時ほど、立ち止まらずにみんなを元気にする音楽を提供出来る様に心がけたいと思います。


キーボードとハモりはミッチュリー、ベースはチャリ、サックスはリース、ドラムはパブロです。
ミッチュリーがこのメンツで中学校でライブをするプロジェクトを立ち上げました。
興味あればこちら見て下さい。
http://dozan11-schoollive.info/index.php

では、One Love to 皆さん。