アレルギー持ちである俺に降り掛かった災難の物語が、それどころじゃない日本の受難により中断してしまいました。

代わりに、ちょっとアレルギーのことと、災害も恵みももたらす自然とそれの見方などについて、ここ数日考えたことを色々を書いてみたいと思います。

最近バンドリハの休憩時間にもアレルギーの話になりました。
バンドメンバー内の2人のジャマイカ人は二人とも肉を食わないらしい。

一人はジャマイカ発祥の宗教(運動?)であるRastafarism(ラスタファリズム)の信者“Rastafarian(ラスタファリアン)”です。
菜食を推奨し、さらに肉の中でも特に豚肉を食することを禁じている、っちゅーのが食べ物に関してのその教義の、俺の基本イメージです。

しかし、二人とも
『宗教的理由じゃなく、子供の時から体が肉を受け付けない。』とのことでした。

そこで俺は思いました。

『あ!!!!ひょっとしてラスタファリズムを創っていった中心人物が彼らと同じ体質やったんかも!!!!』と。

同じ様な感覚で、何年も前に、

『あ!!!!!!ひょっとしたらイスラム教の豚肉禁止は、誰かの豚肉アレルギーが原因になってたのかも!!!!!』

と、考えたことがありました。両方とも、自分の体質から連想しての想像で確かめようはありませんが…。

信者の方には、もちろん冒涜の意図は毛頭ないと申し上げておきます。

ジャマイカ人の二人は『豚は汚れているから食うなと、聖書に書いてる。イスラム教の豚肉禁止の理由はそれだ。』
と俺に説明しました。
はい、聞いたことが有ります。
でも、ふっとそういうことを考え始めちゃうタチなのです。

俺は色んな宗教に敬意を持っています。
教義については自分の中に異論が湧いても、そこから産み出される芸術や建築が荘厳で素晴らしすぎることが多いし、結局は『敬虔で善い人間であれ』と言ってることが多い様に思うからです。

また、不思議で未だ科学では解り切らない命や死後や宇宙の真理についての解釈や説明を提供してくれるのも興味深いしロマンティックです。

人智人力を超えた存在や動き、慈悲深い人の情けに"神"や"仏"を感じます。

俺は日本人なので神仏に親しみが強く、それ以外はそうで無かったですが、歌手活動休止中、長く体調が悪かった時カトリック信者の方々がずっと自分の為に祈ってくれて、グッと自分に近くなりました。

古代に、ユダヤ教やキリスト教が神道に影響を与えたという説も興味深いです。

色々読んだり見たりしていると、ひょっとして、様々な民族が別の時間や別の場所から別々の名前で呼んでる“尊いもの”はひょっとして同じものなのではないかと思ったりもしています。

このことは、ある時のジャマイカでのラスタファリアン達とこんな会話になって更に解釈が進みました。

ラスタマン『日本人よ、お前の国の宗教はどんなんだ?』

ドーザン『Buddhism(ブディズム=仏教)は有名やから知ってるやろ?もう一つShintoism(シントーイズム=神道)ってのがある。それは自然全てを沢山の神と見て、それで神社を作って拝んでるよ。例えば火の神様、水の神様、お日様の神様、食べ物の神様…みたいな感じでさ。』


さて、ここで問題です。
これを聞いたラスタマンはなんと言ったでしょう。

A『なんか独特っちゅ~か、ヤヤコシイな~~…』
B『ホンマかそれ?俺、けっこう世界の勉強してるけどそんなん聞いたこと無いぞ~~?』
C『ほぉ~~~、ラスタと一緒やな。』
D『へ~~~、ところで俺レゲエシンガーやけど、お前、俺のレコード出さへんか?』

コメント欄に答えを書き込んでや~。
次回、答えと続きを書きましょうね。

では、チャオチャオ~~



この度の地震の避難者で、アレルギーや病気の人は更に苦労していると思います。
支援についての情報を見たので貼らしていただきます。

食物アレルギーを持つ被災者を支援するため、NPO法人「アトピッ子地球の子ネットワーク」(東京)が食料提供などの相談連絡先を記したポスターを作り、ホームページに掲載してます。
http://atopicco.org/

ポスターの作成には、子供に多い1型糖尿病の患者を支援するNPO法人「日本IDDMネットワーク」(佐賀)も協力しており、相談連絡先を記しているそうです。
http://japan-iddm.net/160417/