新卒で入ってからはじめの約2年弱は、営業の仕事をしていました。
(2021年度から社会人6年目になったので、4~5年前の話です)
研修期間等のぞけば実際に営業担当として働いていたのは1年半くらいです。
入社した企業は総合職での採用で、はじめは新入社員全員が営業に配属されました。
学生の頃、人と話すのがずっと苦手だった私には営業は向いてないと思ってましたが、まあ一生営業職なわけじゃないし2~3年位経験としてやるのは大丈夫だろう、営業力ってどんな仕事でも大事だよね、となぜか楽観的に?考えてました。
٠٠٠٠٠この後まもなく、想像を超えるつらさに打ちのめされるのですが笑
営業は発達障害、中でもASDの人には向かないと言われる代表的な仕事ですね💦
案の定、私も半年以上ずっと鬱状態のまま無理やり仕事に行ってた時期もあったり、こんなに心折れる仕事はあるのかと思ったことも何度もありました。
◼️つらい日々の記憶
ルート営業メインの部署にいました。
新規開拓営業メインの部署よりは、個人の売上げ成績には厳しくない部署でした。
もちろん営業成績は出ますが悪くてもお給料が下がったり、周りに何か言われるようなことはあまりなかったです。
ちなみに新規開拓営業の部署は、毎日かなりの数の飛び込み営業をこなして、何件回っていくら売ったか、細かく管理されていて雰囲気も体育会系!なところでした。
なので最初はルート営業で良かったと思ってました。←最初の1ヶ月位は٠٠٠
ただ、既存顧客メイン=昔からの付き合いがあり、規模の大きな案件が多く、そもそも内容を理解するだけでも苦労した案件も沢山ありました。
トラブル等予期しないことにも(営業はそもそも予期しないことの連続みたいなものですが笑)瞬時に状況判断する、案件規模が大きい分調整業務が膨大で、色んな関連部署と連携して周りを動かすことが求められ、毎日精神的にかなり追い詰められた記憶があります。
長い時間をかけてお客さんとの付き合いも深めていくようなところで、どんなお客さんであろうとうまく信頼関係を築いていくことが求めれました。
新規開拓営業ならある程度は自分でお客さんを選べて、営業相手も短期で変わることが多いので上のような種類の苦痛は、まだ少ないかもしれません。
(まあ私が新規開拓営業でバンバン受注できるとはとても思えないですが٠٠٠٠
)
色んな調整業務があり、少しでも調整がうまくいかないと納品できない、大惨事になるので常にハラハラし冷や汗をかく日々でしたね😰😰
運良く大事故になるようなミスはなかったのですが、どうにもできないところでトラブルが起きてる場面を見かけるのは日常茶飯事でした。
よくベテランの営業の人は、お客さんが夢に出てくるよって言ってました笑
夢の中でも謝罪してるよと
(気持ちはわかる。。)
私は夢に出てきたことはなかったですが、トラブル対応に追われてたとき(なぜかトラブルって続くんですよね
)、朝うっすら目が覚めた瞬間に色んな仕事の場面を思い出して、飛び起きたりはしてました😱
うまくお客さんの対応ができず、人格否定のようなクレームを言われたときはしばらく生きた心地がしなかったこともありました。。
まあ世の中には色んな人がいるし、営業にクレームなんてつきものですがね、、
◼️職場環境、人間関係
私の配属された部署は一見穏やかな雰囲気(全体的に事なかれ主義な感じ)でしたが、内部はとても忙しく、全員がバタバタしていて業務に追われているような部署でした。
人柄の良い人は多かったですが、働きやすいとは別問題でした。
身近にトラブルメーカーがいなかっただけまだ恵まれてはいましたが💦
あとはお客さんとの長く深い付き合いがある以上、少しのミスでも一瞬で信頼を失う可能性があるところなので、ミスには非常にシビアでしたね。。
誰でもあるかもしれませんが、私も何回かミスをしたことがあって、そのときは周りからかなり長い間何度も注意されました。
(ミスに厳しいのはわかる、でもただでさえ精神的に疲弊してるのに追い討ちをかけるように何度も責めないでくれ
て思ってた笑)
あとは基本的に電話とるのは新人の仕事なので日々沢山の電話対応をしてましたが、それに加えて自分の担当業務もあるのでとにかく余裕がなく、周りも忙しそうでなかなか聞きたいこともタイミングみないと聞けず、といった環境でした🙇
◼️向き不向き
やはり人と話すことに極度に緊張し、苦痛を感じる人が営業をやるのは精神的につらいと思います。
よく普段は人見知りで無口なタイプだけど売り上げがいい人もいます。
そういう人は論理的に考えるのが得意だったり、学生時代のノリ重視のコミュニケーションは苦手だけど、相手の求めるものを聞き出せる意味でのコミュニケーション力は高いのかもしれません。
ただ、客商売である以上は人と話すことにあまりにも恐怖が大きいと、精神的にやっぱりつらいです。
話すことに苦手意識がある、かつHSP気質がある人は、心身を壊してしまう可能性が高いと思います。
(ASDの臨機応変な判断が苦手な気質が合わさると尚更
)
↑HSP気質というと、人の言動をそのまま受け取ってしまう、傷ついてしまう、相手の反応を気にしすぎてしまう人。
ただ繊細な人ほど細かいことによく気づき、気配り上手なことも多いので、お客さんに信頼される要素もあるとは思うのですが!
慣れる前に心身が限界にならなければ、親身な対応ができる営業として活躍できる可能性も持ってるとは思います。
あと、人と話すのが楽しいと思える人は、それだけでも有利だと思います。
もちろん楽しいだけではやってけないですが、人と話すことが好きな人と苦手な人ではスタート地点からやっぱりかなり違います😧
あとは、
基本的にひとつのことをやってから次にいきたい人、自分の決まった分野でじっくり業務をしたい人には不向きな職種かもしれません。
よく電話をしながらメモをとれない、っていう発達障害の人がいますよね。
営業だと聞きながらメモ、という作業レベルの他に業務レベルでも同時並行で対応することが多いです。
私は作業的なものは大丈夫でしたが、A会社の案件対応中にB会社のお客さんから予期せぬトラブルで相談がきた、C会社の案件の膨大な事務処理にも追われている、、て状況(営業はそんなものですが)が日常茶飯事だったので、そこは非常につらく感じました。
◼️まとめ
営業は同時並行で物事を進めること、予期しないことにも瞬時に判断をくだしていくことが求めらるので、そこがASDの人には苦手といわれる所以なのかなとは思いました。
でも得意不得意以上に、仕事がおもしろいと思えるか、目標に向かって進めるか(営業なら数字に貪欲になれるか)、うまくいかないときは悔しいと思えるか、失敗にめげないで挑戦することに前向きになれるか、が大事だと思います。
ただ、これがいちばん難しい。
こういう思考ができる人は、同期見ててもどんどん売り上げを伸ばして活躍していきました。
私は目の前のことに余裕がなくなる、仕事することだけで精一杯→うつっぽくなり思考能力がどんどん下がって更に仕事で失敗する→体調を壊す、と悪循環に陥ってしまいました😱
はじめの頃は同じ部署の同僚と話すと元気になれましたが、どんどん追い詰められていった結果、勝手に周りと比べて落ち込むようになり、会社の誰と話してもつらくなっていきました。
通勤中も帰ってからも土日もとにかく泣いてました
一応どんな体調でも会社までは行ってたんですが、気持ち悪くてトイレから出れなくなって早退したこともしばしば。
(これは完全に鬱状態になってました)
今思えば無理して出社しないで休めば良かったのですが、1日休むだけでも引継ぎがかなり多くて、罪悪感を感じてたので重い身体を引きづりながらも会社へ行ってました٠٠٠
結局この後数年間抗うつ剤を飲み、鬱の治療をしました。次の部署で体調に配慮していただけたお陰で、会社を辞めずに回復しました🙇
※注意
前のブログにも書きましたが、鬱は体の病気と同じである程度重くなると、あっという間に中程度、重度と進行していきます。
じわじわ進行していても、ある日突然体が動かない、涙がとまらなくなる、日常生活がままならないなど自覚症状は急にくることが多いです。
(些細な不調に気づかず、気力で頑張ろうとする人なら特に!そこそこねばり強い人のほうが危険はありますね、、)
自覚症状が出たときにはかなり進行してしています。
なので、鬱になったときはとにかく早めに休職か退職するなど環境から離れてください🙏
一度メンタルを壊すと、回復までには時間がかかります。
営業の経験はどんな部署でも役には立つと思います。
ただ最初から向いてないと思うなら、避けたほうが良いです。
就職先を決めるときは会社名だけでなくどんな仕事もするか、本当に自分はやってける仕事なのか、は慎重になるべきです。
もちろん会社に入らないとわからないことのほうが多いので、合わなかったらいつでも辞められる位の気持ちでいたほうが良いです
営業時代のこと思い出すと、今でもぞわっとすることはありますね。。
ただ、不幸ではなかったと思います。
会社以外の友達と話して楽になったり、中には社内に助けてくれた人がいたお陰で立ち直れて、人のありがたみを感じたり。
今は転勤して働く地域も変わり、別の部署で全く違う仕事をしています。
今の仕事もなかなか心折れる仕事ではあるんですが、なんとか踏ん張ってます٠٠٠😆
また今の仕事のこともどこかの機会で書きたいです!