BBCの記事
http://www.bbc.com/sport/0/football/34149597
前代未聞のPaper work issue:書類の不備で移籍が流れたデヘア。最大の被害者で
あり、スタープレイヤーである為に二つのビッグクラブの考えに踊らされました。

本人は以前より移籍を熱望しており、契約もマンUとは2016年6月迄。
つまり現契約では、延長が無い限り、デヘアは来シーズン契約満了で
移籍金ゼロで好きなクラブで移れるのです。

サッカーに詳しく無い人の為に少し解説しますが、通常サッカー選手は契約
満了が近づくと『延長交渉』をクラブが打診します。
選手も残留を望んでいれば、即延長交渉に入り、新契約にサインとなります。

ここで延長を拒否すれば、その選手が移籍を望んでいる事をクラブに対して
意思表示することになるのです。

延長拒否した場合クラブは慰留に努めるか、諦めてオファーの来ているクラブと
移籍交渉に入るかになります。
世界共通ルールで契約期間6カ月を切った選手は満了後、自由(移籍金ゼロ)に
移籍交渉ができます。

デヘアもこのまま放置しておけば来年の6月にはフリーで移籍可能になるので
この8月迄が実質のタイムリミット。

さて移籍交渉ですが、通常
①:所属クラブ②:選手本人③:移籍先クラブ
この①②③が全て一致しないと成立しません。

交渉が難航するのが今回のように所属クラブが移籍を望まないケースです。
デヘアは世界屈指のGK。マンUも後継GKが居るのなら交渉はスムーズだったと
思われます。
ただ、デヘアクラスのGKはそう多くはありません。

そこで浮上したのがレアルMのGK、ナバスとの交換。デヘアよりも劣るGKだけど
交渉に入らず、そしてじつは背に腹は変えられないマンUを直前動かしたが、あまりにも
時間が無さ過ぎました。
BBCのこの記事ではレアル、ペレス会長が
『マンUは移籍交渉の経験が乏しい』とコメントしております。
これはクラブが、で無く、この数シーズン移籍を取り仕切るマンUの
副会長Ed Woodwardを指しています。

ファーガソン退任後、移籍を担当していた、David Gillも同時に退任。代わって
その職務に就いたWoodwardですが、お世辞にも移籍交渉では『?』が付く
交渉が殆どです。
就任早々今回同様にスペインの市場期限迄にコエントランの移籍書類が間に合わない
『前科』もあり、レアルが今回の声明を発表するに至ったと思われます。

何れにせよ、ペレス会長は
『期限12時間前にマンU送ったFileが返信来る迄に8時間掛かった』
時間勝負の移籍最終日の交渉にしては呑気な対応振り。
ヨーロッパでは札付きの要注意クラブと認識されたでしょう。



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