上記表題のようなジャンルの名称は正確かどうかわかりませんが、
私の中では80年代末~90年代初頭にかけて、
1.打ち込み音楽(コンピュータによる打ち込み)で
2.黒人(もしくは黒人ぽい)
3.大物プロデューサ、ユニットを起用し
4.踊れる。
が、このジャンルに該当するのではと考えております。
90年代初頭私はアドリブという雑誌を愛読しており、この雑誌の中で
頻繁に使われておりました。
そのブラコンシンガーに多くの楽曲、プロデュースをしていたのが
今や大御所、Babyface
- アーティスト: Babyface
- タイトル: Tender Lover
当時Babyfaceは売れっ子プロデューサー。今はアダルトシンガー
という感じですが・・。
当時LAFaceというようにLAリードと一緒にプロデューサチームで
プロデュース。ボビーブラウンなどを手掛け、不動のプロデューサー
コンビでした。当時は他にジャム&ルイスと東西の横綱を張り合って
ました。
このアルバムは彼本人の確かセカンドアルバム。
ダンサンブルで、カッコイイ。
しかし買う前は不安でした。プロデューサーがちょっと売れて自分名義の
アルバムを出した。そう当時は思ってましたが、購入してイエイー。
ざまあみろって感じでした。意外にボーカルがうまい。
本当に買って得をしたと思ったアルバムでした。
後に雑誌のインタビューでボビーブラウンの大ヒットチューン、
『Every Little Step』をソロアルバムに挿入しようと作った曲であったが、
ボビーがあまりにもうまく自分の曲にしてしまったため、アルバムへの挿入を
諦めた、プロデューサーならではの悩みを答えておりました。
しかし不勉強なのは私でした・・。
Babyfaseはこれ以前にも『Lovers』というアルバムをリリースしてました。
- アーティスト: ベイビーフェイス
- タイトル: ラヴァーズ
上のアルバムは後の復刻版。本来はBabyfaceが風船に囲まれて変な
リップを塗ったジャケットでした。
90年代初頭このように敏腕プロデューサーによって次々に若手黒人
ポップシンガーがデビューして大ヒットを飛ばす。
またグループに属していた若手シンガーがソロを出す、そんなきらびやかな
時代でした・・。(日本ではバブル真っ盛り)
そんな時代のBabyfaceプロデュース作品の最高傑作はこれでなないでしょうか?
- アーティスト: BOBBY BROWN
- タイトル: Don`t Be Cruel
皆さんは何かありますか?