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左はリバプール、ベニテス監督、

右はチェルシー、モウリーニョ監督。

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そして上はインテル、マンチーニ監督。


彼等は言わずと知れた名監督達。


名監督達の経歴を見ると偉大な選手だった

監督と、選手時代の実績が殆ど無かった監督。


去年から今年にかけて有名になった

モウリーニョ監督。彼は勝つためには手段を選ばず

の監督で全マスコミ、協会関係者、を敵に回しても

選手からは絶大の信頼を抱かれる監督だ。

そしてその目的はただ勝つのみ

チェルシー監督就任直後記者会見での席上モウリーニョ自ら

チームはたった今トップクラスの監督とサインを交わした

と、いう発言をして英国中のマスコミから総スカンを食らった。

(英国で何も実績が無い外国人監督がそう簡単に世界最高

のプレミアリーグで結果を残せるものか。身の程を知れと

英国のマスコミは思ったのでしょう。)

しかし彼はその言葉通りチェルシーを見事プレミアシップ

(リーグ優勝)に導いた。クラブにとって半世紀ぶりの・・。


彼は選手時代の実績は無い。

彼の指導者としてのキャリアは通訳からという、

今の彼を見ると考えられないような苦労人としての

経歴をも持ち合わせている


対してマンチーニはイタリア代表の経験もあり、

ついこの前まで現役選手のイメージの方が

強く青年監督の典型だ。

でも彼はなかなか戦術家で今後の飛躍が期待

できる監督だ。


このようにサッカーは野球と違い、名選手は

名監督にあらず的な格言はあてはまらない。

ただ最近思うのは名監督の条件に若さが

必要になってきたのではと思うようになって

きた。その理由は・・。

現代のサッカーはビジネスが必要に以上に

絡んできてそのビジネス抜きでは語れなく

成って来ている。クラブ運営においても

同様だ。マスコミからサポーターからの圧力。

これらは全てビジネス絡みだ。しかしその

ビジネスが東洋の端の我国へサッカーを

身近なものへと変換しているのだ。


そしてその巨大なマーケットになったサッカー。

それらを制御する監督にはタフネゴシエター

なければ。老獪なだけではそれらを制御できない。

若さと体力、それと情報も必要だ。それも最新の物を。

老兵はただ去るのみかも知れない。



2004-2005シーズンも25日のCLのファイナルで

今年のシーズンが殆ど終了した。

リバプール優勝おめでとう。


そして名監督達へ

また2005-2006シーズンも僕等に””を与えて下さい。

東洋の端の国にも熱きサポーターファンが居る事も

覚えていて下さい。