UEFAチャンピオンズリーグ
実質的サッカー世界NO1の大会である。 僕の中ではW杯以上の大会と信じております。 なぜならW杯は自国が弱いために予選を突破できず、 本選に出場できない不遇な選手がいます。 A.シェフチェンコ(ミラン)、R.ギグス(Mユナイテッド) などがいます。しかしことチャンピオンズリーグの関して言えば 本人の才能が優れていれば、強豪チームに移籍して出場する事が 可能であり、国籍が出場の障害になる事はなく、才能に優れた選手で あれば誰でも出場できる大会なのです。 またこの試合形式は是非Jリーグのナビスコカップで 採用して欲しい。 このチャンピオンズリーグの勝敗は極めて単純。2戦(Home&Away)の 総ゴール数が多い方が勝ち。そして総ゴール数が同点の場合のみ Awayゴールを2倍する。 このルールが試合を魅力的にしていると思う。
今回(3月8日)バルセロナ対チェルシーでわかりやすく説明すると
まず2月22日終了済みの
1stレグ   バルサ(Home)2-1 チェルシー(Away)
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初戦(1stレグ)を終えた時点でバルサは引き分け以上でOK。
しかしホームでチェルシーに与えたAWAYゴールが実は重くのしかかる。
時系列でバルサ側のベンチの様子を解説すると。
2ndレグ(3月8日)
時間   バルサ(Away)   チェルシー(Home)
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8分              GOAL(総得点2-2)バルサ意気消沈
この時点では総得点が同点でAwayゴール2倍でチェルシーリード
17分              GOAL(総得点2-3)バルサ絶望感
チェルシー有利になる
19分              GOAL(総得点2-4)バルサ更に消沈
このゴールで俄然有利になるが実は・・・
27分 GOAL          (総得点3-4)おや?もしかして
そうもしかして、もしかして
38分  GOAL         (総得点4-4)ヤッター!!
このゴールでバルサAwayゴール2倍で2×2+2=6
チェルシーは1×2+2=4、そう一転して奈落の底に
落とされたのだ。次のゴールはチェルシーが決めたい。
膠着状態が続く。
さっきのゴールでバルサが圧倒的に優位に立つ。
バルサがゴールを奪えばダメ押しになる。
今日だけのスコアでは 2-3なのに
チェルシーはさっきのゴールでこの試合 2点差以上をつけないと
ベスト8に進出できなくった。
でもサッカーの神様は浮気性だ。
76分            GOAL(総得点4-5)
一転チェルシーは歓喜に包まれる。
バルサにゴールを奪われるかもという恐怖の影に怯えながら、守る。
90分試合終了のホイッスル。
総得点4-5でチェルシーの勝利。

このハラハラ感が
UEFAチャンピオンズリーグ
の醍醐味です。