僕が会社を辞めた理由で決定的だったもの。

それは会社の方向性に疑問を持ったからです。

以前私は某物流会社の事務営業として

勤務しておりました。そこにおける会社の研修に

出席した時、『これからの物流は以前のように

顧客は在庫を持たない方向になって来ている。

以前のような大口ロットの貨物は期待できない。

顧客の希望は必要な時、必要な量だけ運ぶ。

これからは小ロット貨物の時代だ』と講義を受けました。

それを聞いた時、私は耳を疑いました。

実は私の仕事におけるセクションでは次のように言っていた。

コストダウンの為

輸送器具を大型化する。顧客に対しても大口ロットの

出荷を促す営業をせよ。???どっちなんだ?

同じ会社でばらばらの事柄を言う。

大口ロットにすればコストは下がる。それは会社(元在籍した)

の都合であって、顧客の要望では無い!!

それを勘違いして社内であべこべの意見を言う。

業績が厳しい。だから組合員の時間外をカットして

くれ。そのくせ、以前流さなかったCMを流すようになる。

そしてとどめは、本社ビルを新しく建てる???。

こんな事してたら、若い人材はどんどんいなくなる。

現に僕の支店内では私と前後して20代の社員が3人も

辞職した。しかも優秀な奴ばかり。

だけどこれでは誰も引き止められない。ついには僕も

同じように社を後にした。人間的にはよい人達ばかりだった

ので、正直後ろ髪が引かれた。以前の記事に記述したY

も優秀な奴だ。でも一生をこの会社に預けれるか?

僕はとても耐えられなかった。

今でも前の会社のCMを見ると思う。このCMは若い社員何人分の残業代

で放送しているのだろうか?サービス残業は当たり前のような日本だが、

本当にこれでいいのだろうか。