喧嘩をして辞めるわけでも無いし、円満に会社を辞めたい。しかし会社にしてみれば辞める行為自体、形やプロセスはどうあれ、ブーイングなのです。どんなに手順を踏んで準備しても”円満”に辞めるのは不可能です。いずれにしても辞めると決めて、意思表明したその日からイバラの日々が会社で始まるんですから。
でもその事を理解して物事を進めれば意外に効率よく手続きを進められます。そして何より辞めた直後の資金難を乗り切るため、辞める直前の賞与(ボーナス)は重要です。私は意思表明が早すぎたために賞与の額が減りました。12月に額面を見てビックリ。A~Dまでの査定のランクの最低のDでした。勤続して10年で最低。辞める人間に会社は高評価をしません。また昇進も見送られ(10月)、基本給は据え置き当然退職金の額にも影響しました。とにかく喜ばれません。大事な戦力を失うのですから。(裏を返せばこき使える人がいなくなる)
そこでまず、あなたが組合員の方であれば、賞与の額がいつ決定するかを調べて下さい。組合のビラや組合報によく目を通してください。必ずその時期、スケジュールが記述されているはずです。
その時期を過ぎてから会社に意思表明をすれば賞与が減額されないはずです。
(ただしあなたの勤めている会社に規模がある程度大きくないといけません)
私の勤めていた会社では後で調べたら10月中旬頃に額が決定してました。もしその頃に意思表明していたら辞める12月末まで1ヶ月以上あります。退職の意思は会社にもよりますが、通常は退職の1ヶ月以上前という所が多いと思います。
私もそのようにしていれば賞与と退職金、それと失業保険の額も、もう少し多い金額を得ていたかも、と、後悔しております。