いよいよチャンピオンズリーグも大詰め。今夜(夜中)準々決勝1stレグが始まる。

リーガ勢がいないのは悲しい。

でも各カード見所などをピックアップ。

チェルシーVSバイエルンM→多分最も退屈な試合になるであろう。バイエルンのサッカーの基本は負けないである。フィジカルを駆使して勝ち抜きにかかろうとするであろう。対するチェルシーはモリーニョ監督が2試合の出場停止。監督が不在であればこのチームは普通のチームに成り下がる。ただ、逆にこの監督不在がスパイスになる可能性もある。でもスペクタクルには欠ける1戦になるであろう。

ミランインテル→本当は最も退屈な試合№1にしようと思いました。2年前の準決勝で対戦、2戦共ドローと、いう退屈な結果。しかしその時と決定的に違うのがインテルの監督マンチーニ。リーグ戦でドローが多いが守りきれないドローが殆ど。唯一無二の得点源のアドリアーノが怪我で1stレグを欠場するのは大きいが、マンチーニは雑誌ナンバー誌上のインタビューで”決定的なパスを出す選手を両サイドに置く。”と、語っている。つまり、攻撃的に行くと言っている事であろう。詳しくはナンバー624号を見て下さい。

 

リヨン対PSV→対戦カードだけ聞くと非常に地味なカードである。しかし、中田英もこのリヨンには注目しているそうである。フランスのチームは去年のモナコも決勝まで行き、最近着実に力をつけている。欧州の3大リーグ(セリエ、プレミア、リーガ)で控えに追いやられた選手を格安で手に入れ再生させ、(サビオラ、カロン、など)また伝統的にアフリカ系選手の欧州登竜門的なリーグとして、ビッグ3に迫る勢いである。今年またリヨンがベスト4以上であれば欧州リーグ全体の勢力図に変化が出てくるのでは?またPSVの監督はご存知2002年W杯韓国代表監督ヒディング。代表のみならず、また韓国で目をつけたパクチソン(朴智星)(元京都P)が右SHでタッチライン際を駆け抜ける。地元では守備的(オランダ人はディフェンシブなサッカーを嫌う)で面白くない言われているが、注目したい。

 

ユベントス対リバプール→正直リバプールがベスト8に残るとは思わなかった。オーウェンを今年放出。でもここまで来たのは監督ベニテスの手腕か?対するカペッロ率いるユーべ。でもユーべも伝統的にリードするると退屈な試合に徹する。またカペッロも選手を名前で選ばず、常にコンディションの良い選手を優遇するので、ネームバリューのみの選手には辛いところ。それゆえ華やかさに欠け、始まる前から面白くない事も多い。デルピエーロなんかも出場は?であろう。でもネドベドの怪我が完全に癒えてないので今回はスタメンかな?

 

恐らく1stレグはどのチームも模様眺めという感じで臨んで来ると予測される。チャンピオンズリーグ特有の撃ち合いは2ndレグからで、1stレグに負けたチーム背水の陣で来る時が一番の醍醐味であろう。

しかしこの準々決勝のメンバーに日本人は一人もいない。これも今の欧州サッカーにおける日本人の位置づけとして捉えなければ。早く、ファイナルのスターティングメンバーに残る日本人が出てきて欲しい。

 

さあ、スカパーのチャンピオンズリーグセットを契約しよう。(以前のスカパーケチケチ感戦方法を見て下さい。)