京都の記事を書いていると、和紙や和雑貨から、どんどん離れていくような気がする。

しかも、今回は、ワンコを連れての旅とプライベートも兼ねている。

 

神護寺というのは、WIKIPEDIAによれば、

 

京都市街の北西、高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、紅葉の名所として知られる。

清滝川に架かる高雄橋から長い参道を歩いた先の山中に金堂、多宝塔、大師堂などの堂宇が建つ。

神護寺は空海が東寺や高野山の経営に当たる前に一時住した寺であり、

最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要な寺院である。”

 

ここにある長い参道というのがこれである。

数年前に来た時は、もうこの坂を登ることは二度は無いと思っていたのだが、

犬が境内に入れる寺院は少ないので、ここ神護寺は貴重。

季節は、12月上旬は、温暖化の最近では紅葉の季節と聞いていたが、やはり初冬。

この坂を登るの?

やめときましょうと二匹で相談していましたが、

挑戦です。

それにしても、空海はなんでこんな辺鄙なところに建てたのでしょうか?

いや、最澄の建てた延暦寺よりは楽なのかもしれない。

最後の階段が一番きつい。ここまで、来ると、

神護寺の文字がくっきりと見えてくる。



やっと上ったけれど、本当に、犬も入れるのか。

切符を渡してくれるおばさんが、建物の中はダメですれど、

境内はいいですよ。良かった。

金堂には入れません。

 

帰りは楽だな。下りは楽しい。

清滝川の反対では、山の中で焚火をしているみたい。

冬の臭いが満ち満ちている神護寺です。

そういえば、京都の街中には、外国人が満ち溢れている。

さすがに、ここ神護寺にはいないだろうと思ったのが甘かった。

最初に、うちのワンコたちの写真を撮っていたのは、上海から来ていた英語の上手な女の人。

そして、一番上の金堂から出てきたのは、台湾からの6人連れのグループ。

ここまで、真剣に旅をしている人たちには、共感すら感じる。

 

ところで、神護寺で有名なのは、

国宝の本尊薬師如来立像。

今回は、ワンコ達を連れていたので、金堂の中には入れなかったので見ることができませんでした。。。残念。

(画像は、「京都に行ったら絶対に拝観したい仏像12選」というサイトからお借りしました。)