最近、珍しいことに、1冊の本にハマっています。柴田哲孝著『暗殺』という本です。この本を読み終わったら、また感想をお話ししますが、なぜこの本に行き着いたのか…それは今年の7月8日に安倍元首相の三回忌となり、もう2年経ったんだ~という感じでした。いまだに、その事件の公判も開かれないというのは異常事態ですが、この事件は数々の謎や疑惑が満載で、通常の山上被告単独説は無理がありすぎます。まあ、それを力技でそういう方向に持っていこうという流れではありますが、僕もこれは無理だろうという感じではいました。そこで、安倍元首相の暗殺事件もさることながら、安倍政権のことをもう一度、調べなおしていました。そういう過程の中で、この本の宣伝に行き着いたのです。この『暗殺』という本は小説です。しかし、誰がどう読んでもこのテーマは安倍元首相の暗殺事件を取り上げています。安倍元首相の暗殺事件に関しては各方面から圧力がかかり、真相究明ができず、そういう類のノンフィクションの本はタブー視されています。ただ、この本は小説というテイですので、出版が出来たという形ですね。もちろん、証拠の先に推察や幻想がはいるものですから、小説というフィクションではあります。というのも、数々の証拠は隠蔽されてしまいましたから、逆に証拠も捏造されるという…あくまでも犯人は山上被告単独説で押し切ろうという謎の流れを作り出しています。国家権力である、警察が率先してこういうことをするとは考えたくはないのですが、責任を取って辞めた、奈良県警刑事部長の天下り先とかを考えると、論功行賞ではないか?と疑いたくなる事案です。とはいえ、この小説は凄くリアリティーがあり、名前を実在の人物に当てはめると、点と点が結ばれて、線になる、やがて面になるという感じがしていて、ページが進むのです。読書をしばらくしてなかった僕でも引き込まれる、そういう本です。ですから、凄く楽しみにして読んでいます。

 

 そういう中で、トランプ元大統領の暗殺未遂事件が起きました。驚きましたが、命に別条がないことは幸いです。ただ、被害者も出ているので、こういう悲劇は無いにこしたことがないという感じがしました。この事件でバカをさらけ出したのは偏向報道でおなじみのTBSでした。朝の番組でアナウンサーが『これで、トランプは大統領選が有利になる。』ということを堂々と発言していました。率直に、それは後の話ではないか?と思いました。犠牲者も出てますし、言いぷりでは自作自演を匂わせていたようです。よほど、トランプが再選することが嫌なのでしょう。呆れかえりますね。こういう発言をコメンテーターも言ってました。つまり、マスコミは反トランプなので、その意向に沿った発言をコメンテーターはしているという構図です。実にマスコミは腐っていると思いましたね。コメンテーターは腐ったマスコミの意向通りの発言をして、使ってもらおうという野心満々です。こういう偏向報道は本当に呆れます。この偏向報道を真に受ける人たちも多くいるので、頭が痛いですね。暗殺自体はあってはならない事件です。そして、今回の暗殺未遂事件では関係のない人が犠牲になっています。なぜ、そういうことを思うことができないのでしょう?普段は、人権、人権!と叫んでいるのにダブルスタンダードも甚だしい。民度が低い、マスコミやその周辺のコメンテーターには呆れかえります。しかし、不穏な世界情勢になっていますね。それは反グローバリズムの流れですね。

 

 イギリスでは政権交代が起こり、労働党が政権を取りました。フランスでは、中間層のマクロン大統領率いる党が過半数割れを起こし、野党がそれぞれに議席を確保して、政府を追い込んでいるという状況です。これはマクロン大統領の金持ち優遇政策による市民のNOが影響しました。カナダでも同じように反グローバリズムを掲げた党が勢力を増しています。ヨーロッパの国々ではおおむねそんな感じなので、グローバリズムの象徴でもあるユーロという国家集合体は分裂する流れになりそうです。つまり、グローバリズムは中間層を没落させ、貧困化させた結果、反グローバリズムが高まっているということになります。中間層は国民の過半数がそういう存在ですから、その中間層が貧困化するということは選挙民でもある中間層から動きが出てきてもおかしくはない流れです。国民の意見を無視していたら、選挙には通りませんから、反グローバリズムを掲げる政党や候補者が当選し、躍進するのは当然です。今後はアメリカも反グローバリズムの流れを汲んでいるトランプ元大統領が再選を狙っていますから、世界的にもそういう流れになるでしょう。今回のトランプ元大統領、暗殺未遂事件の黒幕はグローバリストによるものであると言われています。実は日本も中間層が没落、貧困化している状況です。しかし、反グローバリズムの流れにはなっていません。何ともバカなのか、平和ボケしているのかわかりませんが、まあ、マスコミがそういう都合の悪いことは情報を流さないので、穏やかになっているにすぎません。ちなみに日本の体制側はグローバリストだらけですし、当然、マスコミもその中に加わっています。日本という国は印象操作だけで、何とでもなる国ですし、国民ですから、グローバリストにとっては美味しい存在であると思いますね。凄く残念な事実ですが…

 

 このような時代の流れを感じつつ、僕は僕で、好きなことをしている日々ではあります。今は『暗殺』という本にハマっていますし、興味を引く物事はいろいろあるので、それに特化していくと、時間を過ぎるのを忘れるぐらいですね。退屈とか、ヒマという感覚があまりないので、こういう状態もまた良いかなと思っています。興味がつかないことが僕にとってはラッキーなことだと思っています。いろいろストレスを抱えるような世の中ですけど、憩いになるようなモノを見出すことは大事なことだと強く思いますね。やりたいこと、好きなことを明確にすることで、それを楽しむ、興奮する、感動するといった感情は大事だと思います。僕はそんな感じで毎日を過ごしています。まあ、体調によってですが、全力は尽くしたいですね。そういう姿勢でいると、いろいろなことに対して、点と点が結ばれ、線となり、それが面となった時に見方が大きく変わりますし、たくさんの気づきを得ることができます。そういう時が少しでも多くなるように、いろいろと精進していきたいと思っています。人生いろいろありますし、世の中もいろいろあります。そういう中で、どれだけ前向きに、精進できるかが僕の考える、幸せに近づけれるような気がしています。それこそが生きている意味であると僕は思うのです。