5,6月はわりかし競馬の成績が良かったのですが、先週末のレースはダメダメでした。もうゲロ負け。やっぱり、金曜日に食べ過ぎてしまったために、体調を崩して臨んだ予想でしたから、あと一歩の詰めの甘さを痛感しました。そこに考えが及んでいれば…そう悔やむような先週末のレースでした。というのも、選んでいる馬は間違えていません。ただすべて軸が飛ぶという…軸決めさえ間違えなければ、またはボックスで買っていたら、獲れているレースばかりでした。1番人気が飛んでたりしていたので、高配当でしたから、マジで悔しいですし、選んでいる馬ですから、反省点も見当たらない。強いて言えば、軸馬の選択ミスですから、何が行けないのか、ということはもう、夏競馬だから、そうなるというざっくりとした回顧になってしまいます。というのも、軸馬は展開、調教、能力、騎手で申し分ない要素で固められているので、それが飛ぶとは…と思う感じです。6月とはいえ、函館などは夏競馬ですから、そういう軸決めももっとモードを切り替え、もっとよく考えて決めないといけないという教訓にはなりました。軸が飛んでのヒモ決着は本当に何とも言えません。もう少し、あと少しなのに…という思いで熱くなりますね。とはいえ、体調も万全ではないわけですから、運も味方してはくれないという現状なのでしょう。やはり、運というモノはコンディションも万全ではないと、呼び込めないのではないかと思いました。今週の宝塚記念が終わると、本格的な夏競馬に突入です。圧倒的な1番人気が謎に飛ぶレースが始まりますから、買い方を含めて、頭を悩ます時期になったと考えますね。やはり、この馬だという確信があって、それが人気していなくても、貫く強い意志がないと、勝てないレースが続くと僕は思っています。とはいえ、先週末の重賞は1レースしかありませんでしたが、きちんと回顧をしていきたいと思いますね。

 

 

 6月15日  クッション値  東京  9.5  京都  10.6  函館  7.6

 6月16日  クッション値  東京  9.3  京都   9.6  函館  7.5

 

 

 6月16日 マーメイドステークスGⅢ。芝2000 牝馬限定ハンデ戦 16頭 晴れ 良馬場

 

 このレースは毎年荒れるレースとして有名です。しかも難しいのは通常は阪神競馬場の開催なのですが、今年は京都競馬場での開催です。ここが難しくさせます。6月15日の京都のメインレースではクッション値10.6ということもあり、逃げ残りのワンツゥーが馬券内に決着しました。しかも高速馬場であり、時計も早いモノでした。6月16日は午前中の早い時期は稍重だったのですが、午前中には良馬場に回復です。ですから、高速馬場は変わりないと考えます。そして、このレース、軽ハンデで大逃げを打つ馬がいます。⑬アリスヴェリテです。この馬を素直に一人旅をさせてしまうのか、それともくっついていってハイペース戦になるのか、そこが考えどころです。京都は朝方に雨が降っていた点、そしてクッション値も多少低くなった点を考慮し、さらに高速馬場であることはプロの騎手がわからないはずがないので、簡単には逃がさないレースにすると考えました。そうなるとハイペース戦になります。そう展開を読むと、差し馬が有利で先行馬は潰れると考えました。このレースは荒れるレースですし、過去も差してきた馬で人気薄の馬がいますから、ここは差し馬を中心に考えていこうと考えました。あとは川田騎手の処遇です。京都競馬場の改修工事後の京都2000の川田騎手の成績は鬼です。この鬼が馬券内に残れるのか、果ては、差し馬から軸を決めるのかというところが悩みのタネになりました。とはいえ、1番人気の馬の馬券内率はあまり高くはないのがこのレースの特徴でもあり、とにかくハンデ戦ですから、それらを加味して予想を立てたいと考えました。

 

 

 予想

 

 ◎  ⑫ タガノパッション

 〇  ⑮ エーデルブルーメ

 ▲  ⑧ セントカメリア

 △  ⑬ アリスヴェリテ

 △  ⑤ ラヴェル

 △  ⑥ ホールネス

 穴  ⑯ ファユエン

 

 ⑫タガノパッションは今回レース、斤量に相当恵まれています。愛知杯馬券内組で今回人気している馬よりも据え置きの斤量。差して来る馬ですから、絶好の狙い目です。⑮エーデルブルーメは鬼の川田ですし、福永厩舎の馬ですから、川田としては何としてでも勝ちたいという考えでしょう。こういう時の川田はヤバイ。とはいえ、そうはなっても、競馬ですから、軸は難しいかと。⑧セントカメリアは差して来る馬としては能力が高い。前走の走りも内前有利のなか、大外ブン回しでの3着ですから、価値が高い。外から突っ込んできそうです。⑬アリスヴェリテは斤量が50キロですし、逃げは確定ですが、逃げ残りはありそうで押さえました。⑤ラヴェルは折り合いが難ですが、ハイペース戦になれば、折り合いがつき、スムーズに馬券内にはありそうと考え、押さえました。⑥ホールネスはタフなハイペース戦ですと、この馬のパワーが生きると考え、押さえました。穴馬の⑯ファユエンは前走の新潟大賞典の上がり最速は目を引きます。確実に終いは伸びてきますし、斤量も手ごろですから、ハイペース戦の差し展開ですと、一発があってもおかしくはありません。ちなみに、人気している、④ミッキーゴージャス、⑨コスタボニータはバッサリ消しました。④ミッキーゴージャスは斤量が重いことと、先行馬なので、潰れると判断しました。⑨コスタボニータは距離が長いと判断し、先行で前目にいたら、これも潰れると判断しました。このレースは軸を散々悩みましたが、⑫タガノパッションを軸にして、3連複で勝負します。

 

 

 結果

 

 逃げたのは予想通り⑬アリスヴェリテ。2番手には①ベリーヴィーナス。3番手には④ミッキーゴージャス。その後ろに⑪インザオベーションと⑫タガノパッション。前に行きすぎやて、デムーロ!ハイペースに巻き込まれるわ・・・ただ、快調に離して逃げている⑬アリスヴェリテに対して、二番手の①ベリーヴィーナスは差を詰めていこうとはしない。これですと、⑬アリスヴェリテの単騎逃げの差は広がるばかり。2番手以降は団子状態になっていきます。馬群が長くなることはこの団子状態だとないですね。だれも追いつこうということがなく、ゆうゆうと⑬アリスヴェリテは逃げてます。1000m通過が58.3。これは速いですが、前走の⑬アリスヴェリテの逃げよりは1秒遅い。これは逃げ切りが予想できますね。4角を回り先頭は⑬アリスヴェリテ。後続とは7馬身差を広げています。これは追いつかない。直線に入って、差を縮めようとも、それまでの貯金があり過ぎ。典型的に逃げ切り態勢になっています。その中でも2番手に抜け出そうとしたのが⑮エーデルブルーメ。ただ差はなかなかつまらない。後続各馬が一斉に突っ込んできましたが、これは2着争いのような様相。外から突っ込んできた馬もいましたが、この逃走劇は完遂しました。 結果 1着、⑬ アリスヴェリテ。2着、⑮ エーデルブルーメ。3着、⑥ ホールネス 3連複配当 6,190円。ヒモ決着です・・・涙 4着は大外から突っ込んできた、⑯ファユエン。軸にした⑫タガノパッションは大惨敗の15着。これは堪えました。まあ、普通に考えれば、川田軸は鉄板でしたね。競馬民もわかっているようで、配当を観れば、それだけ人気していた証拠ではあります。勝った⑬アリスヴェリテも4番人気でしたから、競馬民のリテラシーは高いですね。こういう軸が飛ぶというのは切ない。こういうレースばかりだったのが先週末のレースでした。とはいえ、⑬アリスヴェリテの次走は気になります。そこでは人気にはなるでしょうが、狙っていきたいです。あとは、⑥ホールネス、⑯ファユエンは2000mの舞台は合いますから、どこかで狙っていきたいと思いました。夏競馬に参戦してきたら、買いでしょう。

 

 

 先週末のレースはゲロ負けでした。しかもヒモ決着ばかりで、軸が飛ぶという悲惨な結果に。やはり、人気どころで勝負するさじ加減を逆になっていました。もうひとつ調子が良ければ、体調が万全なら、選択できたことが、確率の高いと思われる人気のある馬から軸にするという悪癖を発動させて、見事散るという。函館開催はまさに夏競馬ですから、通常の考えと違うスイッチを入れないとそうそう当たらないということがはっきりとわかりました。今週から生かしていきたいです。とはいえ、今週で、東京、京都開催は夏の期間はしばらくお休みになります。早いものです。もう夏競馬が始まるか?という感じです。昨年の夏競馬はゲロ負けでしたので、なんとか今年はモノしたいと意気込んでいます。それには体調の管理が必要であると、先週末学びました。食べ過ぎは良くない。明らかに疲れが出ますから、しっかり休んで、睡眠をしっかり確保して、万全な体制で夏を迎えたいと思いますね。今週にかけて雨が降る日が増えそうです。ようやく梅雨なのでしょうが、それも長くは続かないと思っているので、暑い夏が来そうです。今年は空梅雨なのかな。週末の雨は勘弁してほしいですが、今週末はどうもそうなりそうなので、宝塚記念も簡単にはならなさそうです。