大阪に転居した時から、四国に行きたいという思いはありました。約20年前、仕事で、愛媛県、松山や香川県、高松には長期滞在してはいたものでした。しかし、仕事で行っているので、観光などはしたことはなく、唯一の楽しみはご当地グルメを食べることでした。高松ではうどんを食べ歩いた記憶があります。仕事はメンタルに来るハードなものでしたが、うどんは毎日というか、ほぼ毎食うどんを食べていたというイメージです。今回、このタイミングで行こうと思ったのは、高松に仕事をしていたときに、こんぴらさんの話が出ていたのを記憶していて、一度は行ってみたい!と思っていたからです。ということで、意を決して、行ってみることにしました。一応、前情報は入れておきました。一応の覚悟はしていたのですが・・・とはいえ、天気も良くて、日帰りですが、日帰りで行ける場所に住んでいるラッキー感を感じながら、新幹線に乗りました。新幹線に乗るのも1年ぶりぐらい。いつの間にか、喫煙所は車両内にあるものの、使用不可になっていて、けち臭いことするな…とは思いましたが…新大阪から岡山までは1時間強で到着しました。

 

 ここから、瀬戸大橋を通って、四国に入ります。高知行きの特急に乗りました。瀬戸大橋を渡っている際は眺めは最高でした。

 

 岡山からさらに1時間強。目的地の駅に到着。

 

 駅に喫煙所があるのは凄く好感を持ちました。駅の外観はこんな感じ。

 

 凄く素朴で良い感じ。観光名所なのに、あまり人も多くなくて、僕には気分的に良かったです。ではなぜ、観光名所なのに、そこまで観光客がいないのかはあとでわかりました・・・

この鳥居から始まります。

 

 小さい商店街を抜けると、参道口です。両サイドにお店があるので、いかにもという感じでした。時間は11時20分。ここからGO!ですね。

 

 

 階段がずっとあります。ここから階段地獄が始まります…

 

 見上げると、ずっと階段。想像はしていましたが、これだけあるのか、イケるやろ!という軽い感じでした。ですが、登っても、登っても、キリがないぐらいの感じになってきました。このあたりまでくると、両サイドのお店は無くなっていきます。

 

 先に見える建物が一瞬、ゴールかと思いきや、まだまだほんの序の口。階段はさらに続きます。だんだん余裕もなくなってきました。

 

 ところどころ平坦なところがあるのはありがたいことです。ここで息を整えられる。とはいえ、それを進むとまた階段は始まります。

 

 鳥居をくぐると、またその先に階段があるのは、やれやれという感じになりますね。まだ続くのかよ。と正直思いました。ただ、甘かったですね。

 

 まだまだ階段は続く。もう息はハーハー。足もがくがくになりそうな感じになってました。それでもまだまだ階段は続きます。

 

 杖を持っている人が散見しますが、これは杖をレンタルしている模様で、僕は杖無しで行けると思っていたので、使用はしませんでした。ここから、画面だと右に向かいます。徐々に、道幅も狭くなります。

 

 鳥居を通過すると、その先に階段が見えるので、これはもう試練のような体力の削りようですね。まだまだ登らなくてはいけません。ちょっとした登山ですね。

 

 こういう場所もありましたが、だんだん余裕もなくなってきて、画像をおさめることも段々少なくなっていきます。

 

 

 どうやら、ここで到着・・・という感じでした。もう息が切れていて、ベンチに座って、休みました。かなりこの時点でもキツイです。正直、余裕がなくなりすぎて、この地点で何時なのかは見てませんでした…かなりシンドイ・・・ハーハー言いながら、ベンチで休みました。やっと息が整って、見晴らしの良い場所に向かいました。

 

 だいぶ登ってきたな…という印象。あらためて、お堂を見て、

 

 ここでお参りしました。そして、敷地内をうろつき、金のお守りを購入しました。その時の売り子さんといろいろ話をすると・・・『この地点で丁度、半分くらいです!』と言われました…

 

 え?半分?まだ先があるの…これはキツイ・・・どうしようか、下山しようか迷いました。僕は先ほど座ったベンチに戻り、座って、いろいろ考えました。そういえば、幸福にはそれ以前に試練は付きものであるという言葉がこのこんぴらさんのサイトに載っていたような…とはいえ、ここまでくるのですた、修行です。結構シンドイ・・・足はパンパンになってるし、息も切れている。どうやら、この地点まで約760段あった模様で、頂上まではまたそれぐらいの階段を上ることに…ただ、せっかく来たのだから、奥の院まで到達はしたい。あまり休みすぎると、行きたくなくなるので、ペースを抑えて、登る決意をしました。また、階段地獄か… いくらご利益があると言われての、観光名所でも、なかなか、ここには来ないことがわかります。この階段上りは登山のようですし、体力をかなり削られます。運動不足の人にとっては過酷ですし、何より、体力的にきついものです。しかし、僕は挑戦することにしました。ここまで来たなら、最後まで。これはもう、意地みたいなものですね。苦難とはいえ、まだ半分ですから、ここで折れるわけにはいかないという謎の、気持ちに任せて、息が整ったので、登り始めました。

 

 その後の展開は次回に。