先週末は何とも言えない気分で臨みました。というのも、高松宮記念でメイケイエールが引退するからです。僕はあまり、推し馬という馬は少ないのですが、必ずレースに出てきたら買うという馬はメイケイエールだけでした。正直、このレースは買わなくても良いか?と思う時もありましたが、出走しているレースは3歳時のチューリップ賞からずっと買い続けていました。メイケイエールが勝ったレースはすべて馬券を獲っていますから、嬉しい気持ちになります。特にシルクロードステークスを勝った時は泣きそうでした…メイケイエールには稼がせていただきましたし、ここ最近は馬券内に絡めていないので、臍を噛む思いでした。とはいえ、メイケイエールは2.3着がないという珍しい馬です。勝つか負けるかというレースでした。今回の高松宮記念でもけしてメイケイエールに有利な馬場状態ではありませんでした。これはダメだなと馬券では思っていましたが、入れてました。ただ、4コーナーをぐんぐん伸びてきた姿を見ると、何だかこみ上げるものがありました。これで最後なんだ…という思いはそこで凄く感じました。メイケイエールは強い馬なのに、気性が気性で、難しい馬でした。それを見放さずに何とかちゃんと走れるようにしていた関係者の皆様の努力は感動に値します。その工夫や努力はGⅡ、GⅢを勝ちまくっていることで報われていたと思います。ただ、G1は欲しかったですね。こういう思いを持っているファンは少なくなく、G1を勝っていないのに引退式をするのは史上3頭目だそうです。それだけ愛されるキャラでしたが、この馬が、ターフを去るのは惜しいとともに、ホッとした部分もあります。いろいろな複雑な感情を持ちながら、先週末のレースには臨みました。いろいろと考えさせられる部分は多々ありました。今回は3月23日土曜日分の回顧ですが、正直、少頭数で、日経賞などは実力通りにくると舐めて掛かっていた部分もあり、楽勝に勝てると思い込んでいました。結果はゲロ負け…舐めたらあかんゼよ!と自分に言いたいですし、ヒモ抜け、軸飛びがありましたし、メインだけではなく、準メインや平場でもゲロ負けですから、非常にメンタルに来る土曜日でした。ということで、3月23日の回顧をしていきます。

 

 

 3月23日 クッション値  中山  10.4  阪神  8.7  中京  9.8

 

 

3月23日 毎日杯GⅢ 芝1800 三歳限定戦 10頭 曇り 重馬場

 

 

 このレースは皐月賞に行くというよりは近年はダービーやNHKマイルに進むレースとして注目されています。その為か、皐月賞に行かないと思われる実力馬が集まり、難解なレースにはなっています。今回は精鋭10頭という感じで、どの馬が来てもおかしくはないという感じのレースです。しかも、雨が当日から降り続けて、馬場が重くなっています。戦歴が少ない馬ばかりなので、重馬場適性があるのかがわかりませんし、クッション値も発表後にレースでは変わっている感じがしていますから、この当たりを考慮した馬券は組みづらいのが正直な思いです。馬の実力と調教の良さで狙うしかないのですが、なかなか、難しいレスではあります。今回は10頭と少頭数ではあるものの、割と広めに狙っていきたいと考えています。この時期の馬場を見極めるのは本当にシンドイですね。展開もさしたる逃げ馬が不在ですし、スロー展開になりそうですし、馬場状態から見て、逃げた馬が有利になるレースではあると思っています。もし逃げるのならば、④メイショウタバルでしょう。鞍上の坂井騎手も逃げが得意だからです。逃げ馬不在なら一気に行く感じがしています。軸は違いますが、この馬は入れておかないと行かない馬だとは思っています。

 

 

 予想

 

 ◎ ① ノーブルロジャー

 〇 ② ルシフェル

 ▲ ④ メイショウタバル

 △ ⑦ ファーベント

 △ ⑩ ニュージーズ

 △ ⑨ サトノシュトラーゼ

 △ ⑧ スマートワイズ

 

 

 ①ノーブルロジャーはシンザン記念の勝ち馬ですし、鬼の川田騎手。ここは馬券内には来るでしょう。距離不安もありますが、ここのメンバーならば力は上位でしょう。②ルシフェルは1800や2000の経験があり、好走しています。調教も良かったので、ここは押さえておきたい馬です。④メイショウタバルはもし逃げるのならこの馬だと考えました。この馬場なら逃げ残りはありうるので、ここも押さえておきたいですね。⑦ファーベントは前走が不利があっての、6着。軸にしていた分、ダメージは大きかったです。ここでは少頭数ですし、詰まることは少ないでしょう。ここで能力を発揮してもらいたいところ。⑩ニュージーズはルメール騎乗ですが、1勝馬ですから、どれくらいの能力があるのかはわかりません。一応押さえで。⑨サトノシュトラーゼは重馬場で勝っていることが魅力的。調教もまあまあの出来でしたから、押さえておきます。⑧スマートワイスは調教が良かったことで、押さえました。③べラジオボンドと迷いましたが、切れる脚が重馬場で使えるかどうかが疑問でしたので、③べラジオポンドは消しました。だいぶ迷ったのですが…2者択一ですが、武豊に賭けてみるという感じでした。このレースは①ノーブルロジャーを軸にしての3連複で勝負します。

 

 

 結果  

 

 逃げたのは予想通り、④メイショウタバル。2番手に①ノーブルロジャーと⑥ナイトスラッガー。3番手内に②ルシフェルという感じ。ペースはスローで隊列は変わらず、馬群もぎゅっとした感じで進みます。3コーナから①ノーブルロジャーが単独の2番手になります。あとは動いていく馬もいません。4角を回って、直線に。逃げている④メイショウタバルは内を選択。①ノーブルロジャーは真ん中よりも外に出していきました。①ノーブルロジャーの内から③べラジオポンドが突っ込んでくる。④メイショウタバルは突き抜けてきて逃げている。2着以降と差がどんどん広がります。2着争いは内に③べラジオポンド、外に①ノーブルロジャーの叩き合い。差して伸びてくる馬はいなくて、馬券内はこの3頭で決まります。④メイショウタバルはどんどん差を広げていく一方で。結果 1着、④ メイショウタバル。2着、① ノーブルロジャー。3着、③ べラジオポンド。3連複配当 2,550円。クソ―!軸は来ているのに、ヒモ抜け…しかも、最後で迷って消した馬が来た!これはダメなヤツ…何だか噛み合わない。武豊はいらなかった。本当に武豊は来て欲しい時に来ないし、消すと来る嫌な騎手。本当にかみ合わなかった…とはいえ、④メイショウタバルは強かった。6馬身差は重馬場巧者であったとはいえ、強い内容。これは要注意の馬が出てきたと思いましたね。ただ皐月賞にはいかないでしょうから、行く末は楽しみです。やはり①ノーブルロジャーは良馬場の方が走るのかもしれませんね。でも、④メイショウタバルにはあれだけ離されると、そこまで強くないかなとは思ってしまいますね。

 

 

 日経賞GⅡ  芝2500 10頭 小雨 良馬場

 

 このレースは天皇賞春への東のステップレースという意味合いがあるレースです。たいていは強い馬1頭が必ず出てくるのですが、今年は不在。しかも少頭数。実力が抜けている馬がいるので、ここは素直にという感じですね。逃げるのは④サザンナイツでしょう。押し出される感じで、スローペースになると考えます。そうなると、後半ロングスパート戦になるので、そういう戦法が得意な馬が実力馬にいて、馬場が渋っても問題ない馬もいるので、このレースは割りとすんなり買う馬が決まった感じです。とはいえ、3着が難しい。このあたりが三連複の妙味ですね。10頭と少頭数ですが、意外に広がってしまいました。ただ順当に行けば波乱はないかなと思っています。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑨ ボッケリーニ

 〇 ⑤ マイネルウイルトス

 ▲ ① ヒートオンビート

 △ ⑩ クロミナンス

 △ ⑥ シュトルーべ

 △ ② マテンロウレオ

 穴 ⑧ アドマイヤハレー

 

 

 ⑨ボッケリーニは安定的に馬券内に来る馬です。ここは順当でしょう。⑤マイネルウイルトスは前走は逃げましたが、今回は中団待機でロングスパート戦に持ち込むでしょう。スロー展開ですと早めに仕掛けてくると考えます。①ヒートオンビートも安定して馬券内に来る馬です。ただ、馬場が渋ると走らないので、なかなか塩梅が難しいですが、一応押さえておきました。⑩クロミナンスは前走不良馬場でも走りましたし、調教も良く、ルメールからの乗り替わりの戸崎は侮れないので、馬券には押さえました。⑥シュトルーべは調教が良いので、もし差してきてもおかしくはない馬だと考えました。②マテンロウレオは能力はあるのですが、使っているレースでは今ひとつ。ただ状態は良いので、押さえました。⑧アドマイヤハレーはスロー展開の時にまくってくる馬ですので、そこで逃げ残りはあるかもと思い、穴で指名します。このレースは⑨ボッケリーニを軸にして3連複で勝負しようと思います。

 

 

 結果

 

 逃げたのは②マテンロウレオ。奇策に出た横山典弘。二番手に①ヒートオンビート。3番手に④サザンナイツ。4番手に⑨ボッケリーニという隊列。2コーナーを過ぎたところで、②マテンロウレオがどんどん後続を突き放し、大逃げを打ちます。向こう正面直線のところで、⑧アドマイヤハレーが後方から押し上げて、まくり態勢。3コーナーを過ぎると、2番手にまで上昇してきます。どんどん先頭との差が無くなったところで、4コーナーで今度は⑨ボッケリーニがまくりを開始して、先頭の②マテンロウレオに迫ってきます。直線に入ると、先頭が②マテンロウレオ。それに追いつこうと⑨ボッケリーニも差を詰めてくる。後続各馬がギュっとした感じで押し上げてくる。坂を上ったところで、⑨ボッケリーニの脚色が鈍ると、後続各馬がなだれ込んで、その中から1頭、⑥シュトルーべが突き抜けて、後はなだれ込むようにゴールします。 結果 1着、⑥ シュトルーべ。2着、⑩ クロミナンス、3着、⑤ マイネルウイルトス 3連複配当 2260円。ゴール瞬間は何が3着かわからない状況でしたから、確定を待っていました。しかし、ボッケリーニが5着とわかると、浜中のクソ騎乗に腹が立ちました。仕掛けが早すぎるって!3コーナー過ぎてから動き出したら、それは持たないでしょう。何やってるの?という感じです。本当に浜中という騎手はここぞというところで勝てない騎手。毎週のようにゴルフに興じているようですが、もう引退したら!という感じです。4着が②マテンロウレオ。あそこまで引き離さなければ、もっと楽に逃げ残れたかもとは思いました。まさか、逃げの手に出るとは。ひょっとしたら、という感じはあったのですが、まさか!という気持ちがありました。結局は後方で溜めてた馬が1.2着ですから、浜中は我慢が効かなかったようですよね。一番人気だとホンマにアカンですね。何ともモヤモヤが残るレースではありました。

 

 次に続きます。