3月17日 クッション値  中山  9.7  阪神  9.4  中京  9.4

 

 

 阪神大賞典GⅡ 芝3000 15頭 曇り 稍重

 

 このレースは春の天皇賞に向けての大事なレース。ここを勝って、天皇賞春で好走した馬は多数いるというレースです。たいていは少頭数になりがちなこのレースですが、今回は15頭と多めな感じ。近年のステイヤータイプの馬の減少に伴い、長距離レースも少なるなか、15頭の精鋭が集まるのは異例ですね。まあ、上位馬の有利さはわかりますし、上り馬が来るレースではなりにくいので、比較的予想はしやすいレースではあります。長距離実績がある馬をセレクトすれば、大抵当たるレースだったのですが…ここで問題が。先週末は天気が良かったのですが、なぜか近畿地方だけ、3月17日のお昼ごろから雨が降るという…雨が予報以上に実際には降ったので、馬場コンディションは13時過ぎには稍重になっていました。まだまだ降り続いていたようなので、稍重でもさらに重い方の属性の稍重になっていき、これだと、消そうと思っていた馬の復活もあります。重馬場巧者のあの馬、⑫ディープボンドです。なんと4年連続の出走ですが、昨年は5着と惨敗。しかし、天皇賞春では2着と好走。今年もそのパターンかと思っていました。阪神大賞典ではたたき台にして、目標は天皇賞春へ。そうなると、このレースでは消せると思ったのですが…馬場が見方するとは…こうなると混乱を極めますし、よりステイヤー色が強い馬が有利になります。そういう感じで、予想をしていきたいと考えました。このレースは前半はスローで後半にペースが上がるレースです。長く良い脚を使い続けられる馬が好走しています。今回は稍重というファクターも入れつつ、考えました。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑥ テーオーロイヤル

 〇 ② ブローザホーン

 ▲ ⑩ サヴォーナ

 △ ⑨ ワープスピード

 △ ⑬ シルヴァーソニック

 △ ⑫ ディープボンド

 穴 ③ ディアスティマ

 

 ⑥テーオーロイヤルは前走のダイヤモンドステークスを上がり勝負で勝ち切りました。一昨年のようにそのまま、天皇賞春に向かうかと思いきや、このレースに出てきました。調教も良く、勝ちに来ている感じです。現役のステイヤーでは1.2位を争う馬ですので、ここは本命です。②ブローザホーンは前走も強い勝ち方ですし、天皇賞春でも有力候補と言われています。道悪も得意な馬です。ですが、転厩初戦ですし、そこは懸念材料かも。⑩サヴォーナは現役4歳世代最弱説を覆すのか?この馬は長距離で前目に立ち回れば、しぶとい馬ですので、ここは押さえておきたい1頭ですね。⑨ワープスピードは前走では後方にいたために、差しそこねましたが、長距離は大丈夫なタイプ。面白い競馬が出来ると思い、押さえました。⑬シルヴァーソニックは好きな馬ですし、鉄砲も苦にしないタイプのステイヤーです。ここは着狙いで来そうな感じがして押さえました。⑫ディープボンドは当初は消そうと思ってましたが、馬場が渋ると力を発揮する馬ですので、ここは押さえます。穴馬は③ディアスティマ。単騎逃げならば、しぶとい馬です。単騎で逃げれるかがカギになりますが、馬場が渋っても来る馬ですから、そこは期待したいですね。このレースは⑥テーオーロイヤルを軸にしての3連複勝負をします。

 

 

 結果

 

 ポンと先頭に出たのが2頭。③ディアスティマと④ジャンカズマ。お互いに引かない感じでしたが、③ディアスティマが2番手に。3番手に⑥テーオーロイヤル。その隣には⑫ディープボンド。その後ろに内から②ブローザホーン、真ん中⑩サヴォーナ。外に⑬シルヴァーソニックという隊列。⑬シルヴァーソニックはやや掛かり気味。これは飛ぶかという感じでした。前半は予想通りのスローペース。これが2000m続きます。第3コーナー手前から、後方にいた⑨ワープスピードがするすると内から追い上げてきて4番手に収まります。そこから徐々にペースがアップして、4番手以降はコロコロ入れ替わり、4コーナーにかかります。直線を向くと、⑥テーオーロイヤルが抜群の手ごたえで、先頭に並ぶ勢い。⑫ディーブボンドもそれに並びかける感じ。その外から終始掛かり気味だった②ブローザホーンが伸びてくる。坂の手前で、⑥テーオーロイヤルが突き抜けます。二番手には内から⑨ワープスピードが伸びてくる。②ブローザホーンも伸びては来るが、⑥テーオーロイヤルが突き抜けてのゴールでした。結果 1着、⑥ テーオーロイヤル。2着、⑨ ワープスピード。3着、② ブローザホーン 3連複配当 1,770円。思っていたよりはついたなという感じですね。4着の①プリュムドールは勝っていなかったので、危なかった。ただ、まあ的中ということで、昨年は余裕をこきすぎて、負けてしまった分、確実に勝てて良かったです。しかも軸買いですのでトリガミにぎりぎりなっていないのでOKですね。このレースは堅いレースですから。ですが、終始掛かり気味の②ブローザホーンは巻き返しがあるかもと思いました。⑥テーオーロイヤルは順調にいけば、天皇賞春には視界良好だと思いますね。あと怖いのはここを叩いて一変するであろう、⑫ディープボンドと⑬シルヴァーソニック。ここは押さえておかないといけないなと考えます。来月の天皇賞春は2年連続ではずれているので、何とか獲りたいと思っています。

 

 

 スプリングステークスGⅡ 芝1800 3歳馬限定戦 10頭 晴れ 良馬場

 

 このレースが皐月賞の最終選考レース。このレースメンバーで賞金が足りている馬は不在なので、本気度は高いでしょう。ですが、逃げ馬が不在というレース。ここは何が逃げるのか、どうペースがなるのかが読みどころの難しいところです。僕の予想はスローの前残りになるのではというイメージでした。次を見据えて、無理には行かずに、スローになると予想します。というのも、無理に言った場合、ペースが流れれば、差しが決まるのが中山競馬場のコース形態。ここではスローの前残り競馬にしたいところでしょう。僕はそう考えました。前日のフラワーカップとは真逆のレースになると考えました。そうなると、後方にいる馬は消せるので、前残り決着という想定で予想を組み立てました。中山の馬場がわからないので、逃げそうな馬をピックアップし、また、中団よりも前目にいる馬を狙いたいと考えました。このレースは10頭なのに、どれも実力伯仲で、なかなか難しいレースではあります。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑤ チャンネルトンネル

 〇 ① ジュンゴールド

 ▲ ④ シックスペンス

 △ ⑩ スティンガーグラス

 △ ⑨ コスモブットレア

 △ ⑥ ペッレグリー二

 穴 ⑦ アレグロブリランテ

 

 ⑤チェンネルトンネルは前走不利の中の4着。強い馬だと思いますし、今回は少頭数で不利を受けにくいでしょうから、順当に先行して突き抜けるイメージです。人気はあまりしていない方なので、狙い目です。①ジュンゴールドは逃げるのならこの馬ですし、逃げて味のある騎手、坂井騎手が鞍上。前走の京成杯では1番人気でした。前走の太め感も一掃していますので、ここは狙い目です。④シックスペンスは前残りになったら、一番良い位置にいて、抜け出せそうな馬です。ただ、1800は未経験ですし、現時点ではそこまで強い感じは受けていないので、3番手ですね。⑩スティンガーグラスは調教が良かった点、後は戸崎騎手は中山1800は無類の強さを見ている点を考慮しました。ここも人気薄ですが、押さえておきたい馬ですね。⑨コスモブットレアは先行したら、しぶとい馬です。もしかしたら逃げるかもで押さえておきます。前走の京成杯でも好走していますし、ここでは良い競馬を見せることでしょう。⑥ペッレグリー二は前走のレースレベルが高いなか、勝ち切っている馬ですので、最終便のこのレースに滑り込む可能性を秘めています。自在性のある馬なので、どんなペースになっても、イケる馬だと思いました。穴馬は⑦アレグロブリランテです。ひょっとしたら、この馬が逃げるかもという感じです。調教も良かったですし、前走の大幅体重でも2着になり、そこから馬体が減っていないのは成長分と考えて良さそうです。こういう馬はしぶといと思いましたので、押さえておきます。②ルカランフィートも凄く迷った馬でした。調教は良かったですが、不器用な馬で、最後方から大外ブン回しというイメージがあります。なので今回のレースでは差し届かずという感じがしましたので、消すことにしました。このレースは軸が難しいので、⑤チェンネルトンネルと①ジュンゴールドを軸に3連複フォーメーションで勝負します。

 

 

 結果

 

 逃げたのは押して先頭に立った、⑦アレグロブリランテ。2番手に⑨コスモブットレア。3番手に④シックスペンス。4番手に内に②ルカランフィート。外に⑤チャンネルトンネル。①ジュンゴールドは最後方。これは終わった。何やってるの!坂井騎手。ホンマにこいつは、わけがわからない!前残りのペースは読み通りでスローペースになりました。隊列は変わらず、4角を回ります。⑦アレグロブリランテが逃げる、逃げる。そこから、④シックスペンスが突き抜ける。これは強いわ!と感心しました。④シックスペンスが突き抜けた後に、⑦アレグロブリランテは逃げ粘る。直線なかばで⑤チェンネルトンネルがよれる。また、こういうミスを…そこから巻き返して伸びてくる。内からは②ルカランフィートも伸びてきて、⑨コスモブットレアも粘っている。3着は混戦の中、ゴールへ。結果 1着、④ シックスペンス。2着、⑦ アレグロブリランテ。3着、② ルカランフィート。三連複配当 9,100円。クソ―!⑤チェンネルトンネルはハナ差の4着。軸が飛ぶとこれはダメです…ハナ差か・・・よれないで、そのまま突き進めば、3着確保はできたのに、こういう不運がこの馬にはあるのかも。強いのに運がない馬はいるもので、この馬もそうなのかもと思いました…しかし、軸がハナ差の4着はキツイ…わずかの差で万馬券を逃したのは悔しいですね。ここは素直にルメールを軸にして、坂井を切って武史を入れれば良かったのかも…まあ、迷って消した結果ですから、致し方ない。ちゃんと走らせてくれなかった松岡には恨み節ですが、これも競馬なので致し方ない…4重賞をすべて勝つことはできませんでした。残念。しかも、それ以外のレースは全部負けているので、これもキツイ感じですね。まだまだ運気は上がりません。とはいえ、皐月賞に通用するのは④シックスペンスでしょう。ただ鞍上のルメールはすでに乗る馬が決まっているので、誰が乗るのかが不明ですが…とはいえ、皐月賞は展開は流れが速くなるので、前残りは厳しい競馬になります。当然馬場も違いますから、今年の皐月賞も悩みそうです。

 

 

 で、今週末は早くも春のG1シリーズ。高松宮記念です。ここには引退レースとして好きな馬、メイケイエールが出走します。何とか良馬場で走ってもらいたいものという願いがありますが、現時点の愛知県の天気予報は週末が雨です。またかよ!という感じです。僕が競馬をやり始めてから、高松宮記念は重、重、不良という馬場です。また今年もかよ!と思うと厳しいですね。しかも、中京競馬場ですから、枠順も大事。メイケイエールには何としてでも内枠に入って欲しい。黒か赤がベストですね。そう願っています。今年のメンバーも粒ぞろいですが、それでも、馬場によってはという感じがしています。今週末も4重賞ですし、馬場も悪いことが想定されるので、難しいレースになるなと思いますね。G1シリーズに向けて、運気も良くなることを祈りつつ、競馬と向き合っていきたいと考えています。やっぱり、G1は獲りたいですね。そういう思いですし、今年は昨年よりも難しそうなので、悩ましい限りですね。