先週末の競馬でしたが、ちょっとは回復傾向でした。ただ、メインレース以外の他のレースが全部ハズレルという珍事。これは珍しい。たいていは2.3レースは勝てるのですが、先週末は全く勝てず・・・え?って感じでした。軸が飛んだり、ヒモ抜けしたり、ボックス買いでもヒモ抜けですから、どうしようもありません・・・しかも、まだ調教がよくて消している馬が好走なら納得はするのですが、調教がダメダメなのに、走られると、もう展開のあやですから、どうしようもありません・・・土曜日、日曜日とトラックバイアスが変わるので、なかなか難しい…全部負けるというゲロ負け状態からは少し前進した先週末ですが、ここは前向きに捉え、今週末からの、G1戦線に向けて、運気が復活していると信じて、馬券を買うのみです。とはいえ、まあ、まあのちぐはぐ感…上手くは噛み合わないものですね。予想の段階ではこれで大丈夫!という感覚が先週末はあったのに、それがすべてハズレルということは本当にメンタルに来ます。いろいろ網羅しているつもりでも、漏れが無いような予想はしているのに、それでも意外な馬が来たり、軸が飛んだりと、こういうのが競馬なんですよね。なかなか勝てないのが現状です。まあ、そういう感じですが、先週末は4重賞あって、3重賞は的中できました。もうひとつも、軸馬がハナ差の4着と、惜しい競馬。復調の兆しと思いたいですね。昨年の今頃は何だかんだで、メインレースは外れても、他のレースで大きなあたりを出していたので、良かったのですが、今年はそれがないという…2月からの不調がそろそろ戻ってきても良いのでは?と思う次第です。今回は4重賞あるので、2回に分けてお話しします。今回は3月16日分です。

 

 

 3月16日  クッション値  中山  9.4  阪神  9.3  中京  9.1

 

 

 ファルコンステークスGⅢ。芝1400 三歳限定戦 17頭 晴れ 良馬場

 

 このレースはNHKマイルの前哨戦と言われるレースです。中京競馬場というやや特殊な競馬場で行われるので、この競馬場の特殊さを理解していないと難しいと考えます。中京競馬場は二週目となりましたが、昨年と違い、今年は開催が今回初ということで、だいぶ芝を休ませる形となり、かなり良い馬場状態です。そうなると、内前が有利です。特にマイル以下ですと、この傾向が顕著です。ハイペース戦でも前が残りやすいのは、4コーナーを大外で回すと、明らかに不利になるのがこの競馬場の特徴です。差し馬はインで回って、外に出してからというのが常套手段ですが、多頭数ですと、どの騎手もそう考えているので、ごちゃつきます。インが有利ですから、インに殺到しますし…というわけで、かなり難解なコース形態ですが、それを展開に当てはめると、最適解が生まれそうです。しかも、中京競馬場を得意とする騎手はいますから、そこも狙い目になってきます。内で、前目に行く先行馬と逃げ馬はマークしているとという感じですね。なかなか、ポテンシャルを発揮しずらい、レース形態にはなっています。そう考えて、予想を組み立てました。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑨ ソンシ

 〇 ③ サトミノキラリ

 ▲ ⑮ ダノンマッキンリー

 △ ⑥ オーキッドロマンス

 △ ④ クリスアーサー

 △ ⑩ ヴァルドルチャ

 △ ⑯ タイキヴァンクール

 

 ⑨ソンシは川田騎手が鞍上ということで、川田騎手の中京競馬場の乗り方は素晴らしい。調教も良くて、先行が出来る馬。これは馬券内には来るでしょう。③サトミノキラリは調教も良く、前走G1ですが、そこでもあまり負けてはいなくて、距離が長い感じがしましたから、ここは良い競馬をしてくれると期待です。⑮ダノンマッキンリーは素質馬と言われていましたが、ここ2戦で凡走。調教は良いものの、難しい馬ですが、北村騎手の8枠は買い!という格言通り、この馬を押さえておきます。⑥オーキッドロマンスは前に行ければしぶとい馬。前残りの中京ではこの馬は合いますので、押さえておきます。④クリスアーサーは調教が抜群でしたし、距離も持つと考えて押さえました。⑩ヴァルドルチャはこの馬が逃げると考え、逃げ馬は押さえようと思いました。⑯タイキヴァンクールは穴馬ですし、調教が良かったので、なんとか中団からの差しを期待します。有力馬の⑤シュトラウスですが、能力はあるものの、気性難。この気性を改善させようとするには武井厩舎では・・・となります。ここは消しです。まあ、この馬の気性難は成長を待つしかなさそうで、厩舎は気性難を改善させる努力はしないでしょう。①ロジリオンは有力馬ですが、1枠1番で後方に行く馬。三浦騎手ではさばけないと判断して消しです。人気のある重賞レースの三浦は消しというのが僕の中ではあります。買い目は⑨ソンシを軸にした3連複で勝負します。

 

 

 結果

 

 逃げたのは⑩ヴァルドルチャではなく、⑥オーキッドロマンス。ペースはミドルですが、まあ、大丈夫でしょう。⑨ソンシは内目の3番手ぐらい。④クリスアーサーも先団に取り付きます。コーナーを回ると、やはり中京競馬場、馬群がばらけて、内が空きます。しかし、そのインにめがけて殺到します。⑨ソンシは包まれてなかなか外に出すことができない。⑥オーキッドロマンスは抜群の手ごたえ、粘っている。そこに外から、⑮ダノンマッキンリーが突っ込んでくる。⑮ダノンマッキンリーの脚色が全然違う!3番手に⑪ナムラアトムが抜け出して、ヤバい!と思ったところで、⑨ソンシが外に出れて、猛追します。⑥オーキッドロマンスと⑮ダノンマッキンリーの追い比べ、ちょっと離れて、⑨ソンシと⑪ナムラアトムの攻防。そこでゴール。 結果  1着、⑮ ダノンマッキンリー。2着、⑥ オーキッドロマンス。3着、⑨ ソンシ 三連複配当 5,930円。あぶねー!何とか軸馬が3着に残った・・・ひやひやしたレースでしたが、やはり川田、馬券内に持ってきます。そこは凄いところ。この日、前に買っていたレースが4レース全敗だったので、やれやれという感じでした。実力馬の⑤シュトラウス、①ロジリオンはやはりダメでしたね。①ロジリオンは騎手変更ならば買いの馬だと考えています。まあ、冷や冷やでしたが、的中して良かったです。

 

 

 

 フラワーカップGⅢ。 芝1800 3歳牝馬限定戦 12頭 晴れ 良馬場

 

 このレースはポジション的には桜花賞というよりは、オークスに照準を合わせている馬がよく出てくるレースです。過去にオークで好走した馬もこのレースから出ています。中山の芝のトラックバイアスは難解です。逃げ残るのか、差しが決まるのか、判断が難しいレース形態です。今回のこのレースメンバーですと前走逃げた馬が不在で、逃げそうな馬が逃げたら、前残りの可能性はあります。スローペースになりやすいからです。ある程度流れてしまうと、差しが決まるというペース読みが大事なレースのような気はしてます。今回はスロー展開になると読んで、馬券を組み立てようと考えちます。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑤ ミアネーロ

 〇 ② カンティアーモ

 ▲ ⑥ カニキュル

 △ ④ テリオスサラ

 △ ⑫ フォーザボーイズ

 △ ⑩ ラビットアイ

 穴 ⑨ ホーエリート

 

 ⑤ミアネーロは前走、不利があっての5着。ルメールが別の馬を選んでいるのは気がかりですが、調教も良く、ちゃんと走ればこの馬は強いと思っています。この馬が本命ですね。②カンティアーモはルメール騎手が選んだというところで、勝負気配はあります。新潟1800でレコードを出していますし、前に行ける馬ですから、ここは押さえないといけないですね。⑥カニキュルは調教が良いことと、戸崎騎手の中山1800の騎乗がエグイ。ここは押さえないといけないですね。④テリオスサラは鞍上は不安ですが、前に行ければ、しぶとく残せそうなので、この馬は押さえたいですね。⑫フォーザボーイズは牝馬なのにボーイズはうん?とはなりますが、中山でも勝っていますし、この馬は向いている感じがしました。⑩ラビットアイは逃げるならこの馬だと思っています。横山典弘も逃がしたらしぶとい騎手なので、ここは押さえたいですね。穴馬は⑨ホーエリート。調教は良いですし、先行しても末脚を持っている馬なので、人気薄ですが、突っ込んでくる可能性があるので、押さえておきたいですね。このレースは⑤ミアネーロを軸にした三連複で勝負します。

 

 

 結果

 

 逃げたのは⑧エルフストラック。2番手は⑪テリオスルル。3番手に内に①ヒラボクミニー。外に、③スティックバイミー。中団に、⑤ミアネーロ。その後ろに②カンティアーモ。その後方に⑥カニキュル、⑩ラビットアイと続きます。淡々とミドルペースで進みます。3コーナーを曲がると、馬群がギュッと詰まってきて、4コーナーを曲がる時には一団で直線に。直線を向くと、⑧エルフストラックが突き抜ける。ただ後ろの馬群からも何頭か飛び出していく。②カンティアーモは良い脚で伸びてくるも、坂で一旦スピードが落ちる。内をすくって、伸びてきていたのは⑩ラビットアイ。何が勝つのかわからないなか、外から⑨ホーエリートが伸びてくる。真ん中を⑤ミアネーロが伸びてくる。⑧エルフストラックも粘っている状態。まさに混戦模様でゴールに。正直何が勝ったのかわからない位の僅差でした。結果 1着、⑤ ミアネーロ。2着、⑨ ホーエリート。3着、② カンティアーモ。3連複配当 6,650円。とりあえずは的中しました。ただ、4着クビ差で⑩ラビットアイでした。3着と4着が入れ替われば万馬券だったので、そこが惜しい。まあ、的中しただけで良いのですが、欲をかいたらダメですよね。結果的に、逃げ馬以外の先行した馬は全滅したという感じでしたから、ペースがミドルでもこうなるところが中山の怖さ。本当に最後は僅差での決着でしたし、差し馬も台頭しているのが見ていて迫力がありました。しかし、軸がどう走るのかを見ているので、凄くドキドキが止まりません。ゴール後も、なに?なに?という感じで、何がどうなったのか、確定を観るまでは気が気じゃなかったです。軸買いはレースを見る目も変わってきますね。臨場感がさらに増すような感じでした。

 

 

 ということで、3月17日の重賞は次回に続きます。