今週はお休みしようと思ったのですが、お話ししたくなってしまったので、今回はなぜ、ダイエットしようと思ったのかのお話をします。ただ、また、しばらくお休みするのか、それとも通常運転するのかはまだ現時点ではわかりません。ただ、思いの向くまま、気が向いたらという感じではいます。とはいえ、ダイエットをしようと思ったのは理由があります。その理由の前に、まずは、たびたび、ダイエットのお話は過去にしています。その度に、達成することなく、無かったことになってしまったのは、僕の意志が弱かったと言わざる負えません。貫徹できないことは不徳の致すところ、自分の弱さが出たと感じます。そもそも、ダイエットの経歴は以前、ブログで、ダイエットと美食というテーマで、お話していました。詳細はそこでお話ししましたが、簡単に言いますと、2011年6月から3度目のダイエットにチャレンジします。当時の体重が115キロ。そこからこつこつ減量を開始し、一番落ちたのが2016年6月。この時には70キロになりました。まあ、この体重は一時的なもので、大体、75キロから78キロをキープする感じなっていました。しかし、緩めていたこともあり、2021年の6月には82キロぐらいになりました。ここからが問題です。2021年に大阪に転居し、気をつけてはいたものの、2023年11月には90キロまで体重が増えてしまいました。とにかく大阪には美味しいものが多すぎる!自然と食べる量が増えてしまいましたから、体重増加は仕方がないことです。それで困った問題が生じてきました。うすうす、気にはしていたのですが、何とかなってましたが、もうダメだと悟り、ダイエットを試みようと決意したのです。

 

 ダイエットを試みる最大の要因は服が入らなくなることでした。実は2014年頃から減量の効果が如実に出ていて、以前来ていた服がぶかぶかになり、一気に服を買い替えたのです。ほぼほぼ全部の服です。結構にな金額がかかりました。私服からスーツや礼服、一切合切買い替えました。もう着れなくなったと判断して、以前の服は全部捨てました。そうすれば、リバウンドは避けられるよというアドバイスもあったからです。ですから、痩せていた時期の服がパンパンになりながらも、着ていましたが、そろそろ限界になってきたのが、昨年の10月頃です。とはいえ、また買い替えるのは嫌なので、だったら、今の服に合うような、体系に戻せばよいという結論になりました。太ったからと言って、いちいち服を買い替えていたら、それは非常に無駄なことだと思ったからです。でもキツイことはしたくないし、と考え、やはり食べる量を節制しようと思ったのです。まずは胃を小さくするように心がけ、少しづつ、少しづつ、時間をかけて胃を小さくするように心がけました。11月から始めましたから、約2ヶ月。今年の1月ぐらいから徐々に効果が表れてきました。食べる量を減らしても、問題は無くなり、逆に多く食べることが出来なくなってきたのです。ここから体重は少しづつ落ちていき、現在は7キロ減の83キロぐらいになりました。ここまでくれば、服を買い替える必要は無くなっているので、目標は達成できたかなとともってはいます。実はですが、現在、食事の量を減らしたと言っても、以前、2021年の6月まで埼玉にいた時よりも食べている量は多いのです。それだけ、大阪は美味しいものがたくさんあるということなのです。

 

 それは当然太るよね。ってなります。そんなことは当たり前です。活動量も埼玉にいた時の方が多かったです。歩く距離も断然、埼玉にいた時の方がありました。体重増加の要素は大阪に引っ越してきた、大阪にいることで、体重増は避けられない事態だったのです。何しろ、美味しいものはたくさんあるし、便利だし、コンビニも家から10秒ぐらいで行けますしね。繁華街も30分も歩かずに行けますし、地下鉄もJRの駅も近い。便利過ぎの環境ですから、活動量は減るのは当然です。埼玉の実家がいかに不便なところにあったのかを思い知らされます。これだけ、太る条件が整い、さらに食べる量が増加すれば、まあ、太りますよ。そういうことに抗っていかないといけないということをはっきりと認識しました。

 

 ただ、ダイエットをするにあたり、キツイことは避けたいという思いがあったので、手っ取り早く、しかも効率的なことは食事量を減らすことでした。ただ、これだけに特化するようにしました。胃を小さくするという試みは以前は意識してやったことがありませんでした。でも、食事量からして胃は小さくなってはいたと思います。でも、たまの外食では大盛やご飯のおかわりは積極的にしていましたから、臨機応変なことを胃はできていたのでしょう。今回はその胃の臨機応変さをなくすことを意識しました。外食先でも大盛りやご飯のおかわりを完全に排除しました。今から思うと食べ過ぎていたという感じがします。大盛りにしなくても、ご飯をおかわりしなくても充分満足できています。食べ過ぎない、腹八分目で充分という感じなってきました。これは僕にとっては大きな気づきでした。さらに、面白いと感じる気づきも得ました。

 

 実は昨年の今頃から、前向きさが無くなる時期もありました。新規の食べ歩きも鈍ってきました。新しいことにチャレンジする意欲も失せてました。これは老化かな、57歳になったし、と勝手に思っていたのですが、現在、体重が7キロ落ちただけなのに、前向きさ、チャレンジ精神、新規の食べ歩きに意欲が出てきているのです。老化だと思っていたことが実は体重増加によるものだと確信しました。体調や心の浮き沈みもなくなり、平熱で行けるようなっています。これは意外なことでした。あらたな発見という感じです。確かに7キロの重りをもって、行動しているのとそうではないのとではパフォーマンス全体が違うのは当たり前のことです。その当たり前に気がつかなかったことが今回気づきました。やはり、良いパフォーマンスが出る適正体重というモノはあって、そこに近づけるのが生きていて、一番良いことができる状態になるということだと思いましたね。ただ、問題なのは減量は本能に反することなので、それなりのしんどい時期はあるものです。

 

 これは以前、減量していたので、そういう時期があることは経験済みです。今週の前半に起こっていたことはまさに、本能とのせめぎあいでした。食欲に反して、体重を減らしているわけですから、それは抵抗が物凄い。まず、食べることしか考えなくなります。そして、お腹が空いて、空いてどうしようもなくなる状態が続きます。これは初めて体験した人にとっては心が折れることでしょう。僕は何度もそういうことを体験しているので、乗り越えさえすれば、何とも無くなるということも経験済みです。経験しているということは強みでもあります。そういう状態になっても、何とか紛らわす手段は持っています。そういう時期を乗り越えれば、また体重は減っていきますから、それまでの辛抱です。ですから、僕にとってはそういう時期が来ても、来たか!ぐらいで、食べることまではしません。ただ、思考が食べ物で支配されているのはブログを始めてから初の経験ですから、ちょっと戸惑いましたが・・・実はまだ恐ろしいことが身体に起きることも実は経験済みなのです。

 

 よくダイエットをして目標体重まで落ちると、そこでやめてしまい、結果的にリバウンドするというのはよくあることです。というのも、ダイエット食をやめて、普通の食事に戻るわけですから、それは吸収力が違っています。ですから、僕はダイエット食ということはしませんでした。食欲の本能の凄さはその先にあります。これは以前、減量していた時の話です。僕は目標体重をクリアしても、食べる量は変えませんでした。そのままの食べる量でした。今まではその量で体重が落ちていたのに、ある時期からその量で体重が増加することがあったのです。これは滅茶苦茶驚きました。より吸収力が高まるのでしょうね。そして貯め込んでいくのでしょう。もし目標体重でキープしようとするのならば、一段階、食事量を減らさないと、目標体重はキープはできないという、身体の凄さです。これが本能というモノの凄さです。これに抗うには更なる我慢が必要になっていくので、ここらへんで折れて、リバウンドするということになるようです。このカラクリを知っている以上、ダイエットは長期的な目で見ると上手くいくことは稀であるという根拠なのです。そうなると、一度増えた体重は元に戻らないという一般的な回答になってしまいますね。本能の凄さというか、人間の生きる力というモノは物凄いものがあるますね。

 

 僕は今回、そこまで追い込もうとは思っていません。この状態はだいぶキツイからです。僕としてはあと5キロぐらい落としてというところですが、やはり、最近は体重が落ちるペースは緩くなっていってます。ただ、目的が今までの服を着れる、履けるということですから、そこまで深刻には考えていません。ですが、胃も小さくすることに成功しているので、昔の大盛りやおかわりはないことでしょう。食べ過ぎると気持ち悪さが出てきているので、まずないでしょうね。副産物として体調がすこぶる良いということが何よりですね。風邪を引く気配もありませんし、花粉症も発症していません。何より、量は食べませんが、いつも美味しくご飯が頂けています。以前よりも、美味しく感じています。空腹は最高のスパイスと言われるのがわかる気がしています。気持ちや気分が前向きになって、新規のお店の食べ歩きも積極的にできてきているのが、2024年です。これはここ1年無かったことなので、凄く楽しく感じています。美味しいものをより美味しく感じられることは手っ取り早く幸せを感じることです。そういう毎日が過ごせていけることにも感謝をしています。しかし、大阪は食の都と言われますが、美味しいものがたくさんありすぎて、食文化のレベルが高いことにあらためて驚きます。美味しいから食べるよね。というのは仕方がないことですが、そこを節制できるかどうかが大阪で快適に暮らすための条件のような気がしています。