先週末のレースは本当にゲロ負け…大敗でした。2月もアカンかったけど、3月に入っても、不調は続いています。先週末の負けた余韻のひとつは思い込みでした。データ的に堅いレースと考えていたことが敗因。思い込んでいたので、能力通り、評判通りで決着するかと思い込んでしまい、あまり興味の度合いが馬券ではなく、レースになってしまった弥生賞。どの馬が強いのか、ということに重点を置いてしまっていました。ところがどっこい、大荒れ…過去10年では有りえない位の高配当のレースでした。最初から人気馬が飛ぶことはほとんど予想してなかったので、驚きました。で、チューリップ賞はヒモは押さえたつもりでも、意外な馬も来て、これも大荒れ。これは想定外…という感じでした。もうひとつは軸馬が飛ぶという現象です。先週末のレースは仮にボックス買いだったとしてもヒモは抜けているので取れないのですが、軸が飛ぶと、もうどうしようもないという感じです。軸が飛びましたね…2頭の軸も両方とも飛んだりしているので、どうしようもなかったです。最後に、馬場読みでした。先々週と同じ感じの、内前有利で逃げ馬が残るという感じだと持っていたのが、土曜日は逃げ馬が全て沈むということに・・・だったら、日曜日は差しもあると思い、逃げ馬を嫌うと、逃げ馬が残る展開に。どっちやねん!という感じです。土曜日と日曜日で真逆の馬場になっているという…これを逆に考えたら、当たっている!という感じの馬券ですが・・・これが難しい。馬場はどうやったら、読んでいけばよいのか、本当にわかりません・・・今週末のレースは中京は別として、開幕週ですから、中山、阪神の3週目ですから、ホンマに微妙。しかもメンバーが団子状態ですから、馬場で一変してしまいます。今週末のレースも難しい。競馬というモノは詳しくなればなるほど、当たらなくなるというのが鉄則みたいです。今週末はどうなることやら・・・天気も微妙ですしね。難しい感じが凄くしています。調教が良いから走るって言うのでもなさげですし、迷走状態という感じでしょうか。では、先週末の回顧をしていきます。

 

 

 3月2日  クッション値  中山 9.1   阪神  8.8  小倉  8.4

 3月3日  クッション値  中山 8.9   阪神  9.1  小倉  8.9

 

 

 3月2日 チューリップ賞GⅡ 芝1600 三歳牝馬限定戦 16頭 曇り 稍重

 

 チューリップ賞の傾向としては1頭強い馬がいて、穴馬もくるから、そこも押さえて、という感じでしょう。だいたい、同じコースで行う、桜花賞がハイペースになるのとは違い、チューリップ賞はスローペースになるのが傾向としてあります。典型的な逃げ馬がいても、スローになるので、開幕2週目の馬場なので、内前有利で、逃げ馬も残るという感じになると考えます。逃げ馬としては⑫ショウナンマヌエラ、⑬エラト―ですが、⑬エラト―の方がスピードがありそうです。⑬エラト―が逃げると予想しました。ここでは断然の強い馬、⑯タガノエルピーダ。朝日杯で牡馬相手に3着は強い。ただ大外枠が懸念ですが、前に行って、スローならばここは馬券内はありそう。この馬は桜花賞に出るためには賞金が足りず、このレースで優先出走権はぜひとも欲しいところ。勝負気配はプンプンします。あとは穴馬選びですが、内前有利なところで、内枠から人気薄をセレクト。イン溜めが出来ればという感じですね。ここで意外な穴馬を選び出すのが見どころといった感じです。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑯ タガノエルピーダ

 〇 ⑨ スティールブルー

 ▲ ⑩ ガルサブランカ

 △ ⑥ スィープフィート

 △ ⑧ セキトバイースト

 △ ⑬ エラト―

 穴 ① ブルーアイドガール

 

 ⑯タガノエルピーダは展開がスローなら前残り可能です。この馬は強いと思います。あとは団野騎手の手綱さばきといったところでしょう。⑨スティールブルーは阪神マイルの鬼、川田騎手が騎乗。前々走のアルテミスステークスでも3着に来ていますし、素質馬であることは間違いないです。川田騎手は阪神マイルの複勝率が80%を超える騎手なので、ここは押さえないと。⑩ガルサブランカはあのイクイノックスの半妹。父は違いますが、母が一緒です。ルメール騎手が⑨スティールブルーではなく、こっちを選んでいるのも好印象。馬券内は来そうな感じです。⑥スィープフィートは武豊に乗り替わりですが、末脚が凄い馬で、阪神JFから期待していた馬です。ただ、後方一気の馬ですので、この順位に。好きな馬なので好走を期待です。⑧セキトバイーストは調教が凄く良かった馬です。どう走るかはわかりませんが、穴馬として狙っていきたいです。⑬エラト―は逃げ残りがあると思い、逃げるならこの馬と思っていたので、押さえました。穴馬は①ブルーアイドガール。一枠一番でイン溜めができる位置を取れると考えました。松山騎手は調子が上がってきている感じがするので、人気薄ですから、プレッシャーを感じずに乗れるはず。ここはまさかの穴馬!という感じで狙いたいです。このレースは⑯タガノエルピーダを軸に3連複で勝負します。

 

 

 結果

 

 ⑫ショウナンマヌエラが出負けして、逃げられない。逃げたのは⑧セキトバイースト。え?ってなりました。二番手には⑬エラト―。3番手に⑯タガノエルピーダで良い感じです。⑨スティールブルー4番手におり、まずまずといったところが、意外にもスローペースにはならず、ミドルペースに・・・おやおやと思っていました・・・で、4角を回って、直戦に先頭が⑧セキトバイーストと⑬エラト―が並んでいきます。二番手に⑯タガノエルピーダが続きます。このままいけ!という感じでしたが、⑬エラト―が失速・・・代わりに外から凄い脚で、⑥スィープフィートが伸びてくる、⑯タガノエルピーダは2番手になるも、伸びが思っているほどではない。⑧セキトバイーストも粘っている。⑯タガノエルピーダが⑧セキトバイーストをかわして先頭になる。⑯タガノエルピーダが失速気味のところに、1頭、インから伸びてくる馬がいる。そこで、ゴールしました。 結果 1着、⑥ スィープフィート。2着、⑧ セキトバイースト。3着、⑪ ハワイアンティアレ 3連複配当 381,980円。大波乱…軸が飛んだ…まさかの4着…涙 団野!これは怒られるやつ・・・。しかし、ボックス買いでも⑪ハワイアンティアレは拾えませんから、この馬券は無理でした。川田、ルメールが飛ぶと大万馬券になりますね。意外にペースが流れたので、それでも逃げ残る⑧セキトバイーストは強いですし、勝った⑥スィープフィートはこのペースで差し込めるのならば、桜花賞向きで期待できる1頭です。今年の3歳牝馬はレベルが高くて、どの馬が強いのか悩ましいところですが、この時点で、その一角の⑯タガノエルピーダが脱落したのは残念なところ。馬券の絞り具合ではちょっとマシになっているかもという感じですね。でも、⑥スィープフィートは強かったという感じでした。桜花賞は楽しみですね。

 

 

 オーシャンステークスGⅢ 芝1200 16頭 曇り 稍重

 

 

 このレースは高松宮記念のトライアルレースですが、毎年荒れる感じがしています。実力伯仲というか、抜けている馬がいないので、毎年荒れ模様です。今年は1頭、強い馬、⑮トウシンマカオが出てきているので、この馬が馬券内に来ないことはないと思っています。ただ、内前有利ですから、逃げた馬が馬券内にありそうなのがこのレース。となると、逃げ馬候補は④グレートゲイナーでしょう。鞍上は三浦で不安ですが、ゲートをちゃんと出せれば、逃げれると考えています。あとは内枠のイン溜めが出来る馬。あとは前目につけられて、しぶとく粘り込みそうな馬を狙っていきます。⑮トウシンマカオ以外の馬はどの馬にもチャンスがあるぐらいのメンバー。枠次第、展開次第で、充分馬券圏内には来れると考えます。ここは前につけられて、追い出せる騎手の腕の見せ所という感じがしています。展開的にはハイペースにはなるでしょうが、極端な後方から差すイメージがないのは中山の特徴ですし、今の中山の馬場ですと、前残りは充分にあると考えます。ある程度、前目につけられる馬が有力でしょう。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑮ トウシンマカオ

 〇 ⑩ ビッグシーザー

 ▲ ④ グレイトゲイナー

 △ ② ヨシノイースター

 △ ⑧ バルサムノート

 △ ① バースクライ

 穴 ⑯ シナモンスティック

 

 ⑮トウシンマカオは短距離になってから、1200のレースでずっと買い続けている馬。ようやく、本格化してきて、馬券内ははずさないので、ここは本命で。⑩ビッグシーザーは前目につけられる馬ですし、一応、このメンバーでは上位。あんまり信用してないですが、押さえておきます。④グレートゲイナーは調教が万全ですし、逃げれば勝てる馬場です。逃げ残りは充分あると考えていました。②ヨシノイースターは前目のインで粘れる馬。ちゃんと出れば好走できると思い、押さえます。⑧バルサムノートは調教が厩舎の勝負調教で、キング騎手。キング騎手は前に行かせたら、前に行く馬ですと、穴をあけてくる騎手。ここは期待です。①バースクライは重賞ではダメダメな岩田騎手ですが、イン有利をうまく活かすと思いますし、わざわざ、中山に来ている理由はこの馬が目当てですから、ここは馬券内を期待したい。穴馬は⑯シナモンスティック。大外枠ですが、前目につけられれば、しぶとく粘りそうということで、人気もないですから、ここは狙いたいですね。このレースは⑮トウシンマカオを軸に、3連複で勝負します。

 

 

 結果

 

 逃げたのは予想通り、④グレイトゲーナー。2番手には⑭オタルエバー。3番手に内で⑦ジュビリーヘッド。外に⑯シナモンスティック。5番手に⑮トウシンマカオが続く展開。これは良いぞという道中の隊列。ペースはハイペースを刻んでいます。4角を回り直線に。先頭は④グレイトゲーナー。⑭オタルエバー、⑯シナモンスティックの横並び。まずは⑭オタルエバーが失速。その直後に、外から⑮トウシンマカオが突っ込んでくる。その後に、⑯シナモンスティックも失速。外から伸びてきている、⑮トウシンマカオが先頭に。その内から白い帽子、2頭が突っ込んでくる。①バースクライ、②ヨシノイースター。この2頭が迫ってくる。ここで決まれば快勝と思いきや、1枠二頭の外から突っ込んできたのが、⑩ビックシーザー。先頭は⑮トウシンマカオですが、2~4着が並んだままゴールという感じ。 結果 1着、⑮ トウシンマカオ。2着、⑩ ビックシーザー。3着、① バースクライ 三連複配当 2,760円。荒れなかった…というか、1.2.3番人気で決着。まあ、軸買いなので、トリガミはしなかったけど、②ヨシノイースターが頑張ってほしかった…⑩ビックシーザーは前に行けなかったし、最後差して来るはないと思いましたが、写真判定でも3頭を買っていたので、できれば、人気薄が馬券内に来て欲しかった…何だか荒れるレースが堅くて、堅いレースが荒れるという傾向はちょっとヤバイ!と思いました。荒れる前提だったので、拍子抜けしました。逃げ馬が残れないのも意外でした。前にいた馬は総崩れだったのが印象的です。中山では珍しいですね。

 

 

 3月3日 弥生賞ディープインパクト記念GⅡ 芝2000 三歳限定戦 11頭 晴れ 良馬場

 

 このレースは過去10年でも堅いレースで、1番人気の複勝率が高い。有力馬がそのまま馬券内に来るという、堅いレースです。しかも前半はスローになり、力比べになりやすいレースの為、評判通りの馬が馬券内になりやすいです。ただ、馬場も開幕から2週目なので、内側がよくて、逃げ馬が残りやすいレースでもあります。とはいえ、今回のレースは典型的な逃げ馬不在ですので、スローペースはほぼ確定です。あとは位置を前目に取れればということですが、11頭と少頭数なので、これも取りやすいでしょう。そうなると実力通りの馬が実力通りに走るという結果になりそうです。あとは陣営の思惑次第。ここは何としても皐月賞の出走権を取りたいのが、⑨ダノンエアーズロックでしょう。昨年の12月の2歳G1の頃から、⑨ダノンエアーズロックがこの世代で一番強いと言われていた馬。しかも鞍上はキング騎手を据えてきました。キング騎手はこの日を最後に日本とはお別れ。最後に重賞をこの馬で、取るというミッションがありそうです。ルメール騎手、川田騎手は皐月賞で乗る馬が確定しているので、ここは勝負気配があるというよりは、一段下がるイメージですね。特に川田騎手鞍上の⑤シンエンペラーは賞金も獲得しており、ここで強きに勝ちに行く必要が無い馬ですから、コースお試しといったところでしょう。3頭が強すぎて、それに割って入ってくる馬が見当たらないというところが正直なところ。僕はこのレース堅いと踏んで予想をしました。

 

 予想

 

 ◎ ⑨ ダノンエアーズロック

 〇 ⑤ シンエンペラー

 ▲ ⑥ トロヴァトーレ

 △ ③ シュバルツクーゲル

 △ ⑩ ファビラススター

 

 ⑨ダノンエアーズロックはこのレースは何としても馬券内に来ないとダメでしょうという感じ。勝負気配もありますし、強い馬ですから、中山でも大丈夫でしょう。⑤シンエンペラーはお試しとはいえ、川田騎手は確実に勝たせようとする騎乗をするはず。ここは馬券内に来てもおかしくはない。しかも調教は抜群に良い馬でした。⑥トロヴァトーレは成長もしていますし、勝負気配があります。調教も良いですし、ルメール騎手ですから、抜かりはないでしょう。③シュバルツクーゲルはこの馬が逃げると予想しています。ですから、逃げ残りはあるかもと思い、この馬を押さえました。⑩ファビラススターは気性難がありますが、調教は良くて、ひょっとしたら感はあります。馬券内があるなら、豪快な勝ち方ですが、それがどうかという感じです。このレースは僕が挙げた3頭が強いので、この3頭で決まってもおかしくはないレース。よって、⑨ダノンエアーズロックを軸にしての3連複勝負をします。これでトリガミになっても仕方がありません。怖いのは⑦コスモキュランダですが、デムーロ騎手のお得意のまくりが出ると厄介かも。でも、ここでは能力不足と思い、消しましたね。

 

 

 結果

 

 逃げたのは⑧シリウスコルト。③シュバルツカイザーは逃げないで2番手。西村騎手、日和ってはダメだわ!3番手に⑨ダノンエアーズロック。それを見るように⑤シンエンペラー、⑥トロヴァトーレが並走という感じ。ペースはスローペースで、1000m通過が1分過ぎ。これは力勝負になりそうと思いました。残り600mの時点で、後方にいた⑦コスモキュランダが徐々にまくり始め、この時点で、先頭に並びかける状態。やっぱりやってきたデムーロ騎手の得意戦法。4角を回り直線に。先頭は⑧シリウスコルトと⑦コスモキュランダが並走します。ここから、後ろにいる有力馬が伸びてくるかと思いきや、⑤シンエンペラー以外は伸びてこない、失速している感じ。粘る⑧シリウスコルトを⑦コスモキュランダが追い抜き、⑤シンエンペラーが坂の途中から追い込んでくる。⑤シンエンペラーは⑧シリウスコルトをかわすが、⑦コスモキュランダには及ばない。そういう感じゴールしました。結果、1着、⑦ コスモキュランダ。2着、⑤ シンエンペラー。3着、⑧ シリウスコルト 3連複配当 33,030円。大波乱。これはこの結果は呆然としました。弥生賞がこれだけ荒れると、クラシックレースも波乱の予感がします。例年、弥生賞の上位馬がクラシックレースに来ますが、今年はどうなのか本当に微妙な感じです。堅いと思い込んで、荒れる可能性を考えなかったことが敗因かも。それにしても、⑨ダノンエアーズロック、⑥トロヴァトーレの皐月賞は見られない形でしょう。巻き返してのダービーだと思いますが、どうなるか?それにしても、波乱の決着とは競馬は難しいですね。

 

 先週末のレースは思い込みが過ぎたことと、馬場が読み切れなったことにつきます。土曜日と日曜日の馬場がこれだけ変わると、すべて裏目に出たのが悔しいですね。土曜日は逃げ馬が残らないし、日曜日は逆に逃げ馬が残る展開。そして、軸が飛んでいるので、どうにも勝ちにたどり着けない日でした。こうなるとゲロ負けは納得です。個人的には小倉が何となく手ごたえを掴めてきたので、最終日には勝ちたかったのですが、小倉10R、11Rと連敗。両レースとも大荒れでしたから、取りたかったです。小倉はもうちょっとだったのですが…1頭抜けた…涙。今週末は中京開催も始まりますが、中京は京都が工事中だったので、代替で開催が多かったので、大体は掴めていると感じています。中京競馬場は独特なレース形態ですから、確実に仕留めたいですね。あとは、中山、阪神ですが、今週の天気次第では馬場がどうなることやら…このトラックバイアスを読むのは難しいです。このまま良馬場ですと、差しが効いてくる感じになっていくと思われますが、さて、どうなんでしょう。またまた今週末も悩ましいレースが続くと思います。今週末も3重賞ですが、何とかモノにしていきたいですね。