先週末は相変わらずのゲロ負けでした。負けたものの、凄く勉強になることがありました。先週末は中山、阪神競馬場は開幕週。開幕週ですと、断然内枠、先行馬が有利で、逃げ馬も残ります。ただ、先週末は雨が降って、馬場が渋るという事態に。こういう時に、内枠、先行馬、逃げ馬が残るということが起きるのか?僕はそのことを意識せずに予想をしていましました。通常、馬場が渋った場合、重馬場巧者が活躍し、しかも前が残らない展開になりがちです。しかし、結果的にゲロ負け。つまり、開幕週ですと、馬場が渋ろうが、重馬場になろうが、内枠、先行馬、逃げ馬が残る展開はより強化するということでした。この法則を無視しているわけですから、それはゲロ負けでしょう。1頭でも逃げ馬は確保しておかねば、当たりませんし、外枠の馬は買えない状況でした。そう考えると、今週の週末のレースも内枠、先行馬、逃げ馬が残る展開はありそうなので、そういうことを考慮して馬券を組みたいと考えています。開幕週というのを意識しておかなかったのが、そもそもの間違いでしたし、そこからズレていれば、馬券が当たることはないと考えます。こういうことを忘れないように、昨年からブログで記録を残し続けているので、昨年のレースはどうだったかとこのブログを僕は読むようににしています。その為にこうやってお話させていただいているわかで、来年の為に今を頑張ると言う姿勢ではいます。こういうことに意識していきたいと思います。ただ昨年の同レースの回顧はあまり、そういうことを意識していなかったので、そういう記載がないのは残念ですが、それだけ、馬券力は向上していると勝手に思っています。でも、的中しないと意味がないので、よりたくさんの情報を自分の中に標準化すべく、今年はやっていくつもりでいます。今回の開幕週という点は今後、意識していきたいと思いました。ということで、今週も回顧をしていきます。

 

 

 2月24日 クッション値  中山 8.5   阪神  8.7   小倉  8.4

 2月25日 クッション値  中山 8.8   阪神  8.4   小倉  8.5

 

 

 2月25日、阪急杯GⅢ 芝1400 18頭 小雨 重馬場

 

 このレースは高松宮記念のトライアルレースです。ここで断然の実力馬は①ウインマーベルでしょう。ただ、この馬は重馬場は苦手です。あとの有力馬は⑮ダノンティンパニー。3連勝と勢いに乗る、⑯アサカラキングでしょう。しかし、馬場は重馬場。重馬場巧者としては⑥タマモブラックタイ、⑦スマートクラージュ、⑧カルロベローチェというところでしょうか。このあたりを本線で狙おうと考えています。重馬場でクッション値は低いので、開幕週というのがわかりませんが、通常ですと、差しが届きやすい状況です。前が崩れて、差しが届く展開と考えていました。そうなると、逃げれるであろう、⑯アサカラキングは微妙ですし、重馬場が苦手な①ウインマーベルも疑問です。しかも鞍上の松山騎手は重賞で1番人気ですと昨年から飛びまくっていますし、今年は重賞で有力馬を全て飛ばしています。そうなると、疑惑はさらに増します。こう考えて、中団からの差しを想定して、後は調教の良い馬をセレクトして、特に阪神1400の相性の良い調教はわかりやすいので、それらを踏まえて、予想を組み立てようと考えました。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑦ スマートクラージュ

 〇 ⑤ メイショウチタン

 ▲ ⑧ カルロベローチェ

 △ ⑮ ダノンティンパニー

 △ ② サンライズロナウド

 △ ⑥ タマモブラックタイ

 △ ⑪ ボルザコフスキー

 

 ⑦スマートクラージュは調教も良くて、道悪も苦にしない馬です。中団より前に進めそうなので、この馬は有力です。⑤メイショウチタンは阪神1400の調教では坂路の速い馬が良いということで、この馬を推奨。前にもイケますし、道悪も良いので、穴馬ですが、期待したいです。⑧カルロベローチェは中1週ではありますが、鬼時計。道悪も苦にしませんから、ここは期待です。⑮ダノンティンパニーは鞍上が凄く不安ですが、力はある馬です。中団からの差し込みを期待です。②サンライズロナウドはいつもプール調教ですが、なぜか走る馬。馬券でお世話になっていますし、鞍上変更でオッズがつくのであれば、狙いたい馬です。⑥タマモブラックタイも調教は良い時計。道悪巧者ですし、ここは期待したいですね。⑪ボルザコフスキーは道悪は問題ありませんし、ムルバザエフ騎手ということで狙いたいですね。①ウインマーベル、⑯アサカラキングは重馬場では難しいと判断して消しました。このレースは軸に不安があるので、3連複ボックス買いをしました。

 

 

 結果   

 

 予想通り逃げたのは⑯アサカラキング。①ウインマーベルは好スタート。⑤メイショウチタンも2番手に進み、良い感じ。⑮ダノンティンパニー、⑪ボルザコフスキーは中団より後ろ。中団はごった返ししていて、インを取ったのは①ウインマーベル、次に②サンライズロナウドという展開。4角から直線に向かうと、⑯アサカラキングが粘る、粘る。内から①ウインマーベルが伸びてくる?え? ⑨サトノレーブも伸びてくるが、外に出したので伸びきれない。内から②サンライズロナウドが凄い脚で伸びてくる。⑯アサカラキングと①ウインマーベルが先頭争いでゴールへ。②サンライズロナウドも迫っていました。結果、1着、① ウインマーベル。2着、⑯ アサカラキング。3着、② サンライズロナウド 3連複配当 7,140円。何があったのか?という感想。つまり、こういうこと。開幕週だから、道悪関係なしで、内枠前が圧倒定期有利だったということ。外は全く伸びてこない状況で、差しは届かない。重馬場が苦手な①ウインマーベルも開幕週の馬場では重馬場でも走れるということで、開幕週の恐ろしさを知りました。なぜ、一番人気なのか?という疑問があったのですが、開幕週の芝の良い状態では重馬場もそこまでハンデにはならないということですね。しかも外が全く伸びない。これでは差し勢は苦しい。開幕週という意識をあまりしていなかったのが敗因。これは勉強になりました。これは、次の中山記念でもそういう現象が起きます。

 

 

 中山記念GⅡ 芝1800 16頭 小雨 稍重

 

 このレースは③ソールオリエンスが出てくるというので、盛り上がりました。馬場コンディションもこの馬には絶好の機会ですし、復活するには良いレースという感じです。ただ問題なのはこの馬、不器用で、大外ブン回しでしか、勝ちパターンがないという点です。立ち回りの要求されるこの競馬場でそれが叶うのかは微妙です。そうなると、ベストは1800の⑨エルトンバローズが有力候補になりそうです。あとは、復活をかける④ジオグリフ、②ソーヴァリアントがどうでるか?なかなかの好メンバーですので、馬券検討が難しい感じがします。逃げるのは⑦ドーブネですが、昨年は武豊の絶妙な逃げでの3着でしたが、今年は吉田隼人なのでその辺がどうか?⑤ヒシイグアスの中山記念3連覇もかかっています。楽しみであるとともに、悩ましいレースですね。ここは慎重に馬場とも相談して吟味したいと考えました。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑨ エルトンバローズ

 〇 ⑤ ヒシイグアス

 ▲ ② ソーヴァリアント

 △ ③ ソールオリエンス

 △ ④ ジオグリフ

 △ ⑧ マテンロウスカイ

 穴 ⑬ マイネルクリソーラ

 

 ⑨エルトンバローズは調教が抜群に良く、勝負気配です。多少馬場が渋っても、大丈夫な馬ですし、このレースを勝ってドバイに招待されることを陣営は願っているようです。この馬には死角がないように思えます。⑤ヒシイグアスですが、この馬も適距離ですし、調教も良かったです。キング騎手も心強いです。ただ、馬場が渋るとダメな馬なので、その辺はどうかと思いました。②ソーヴァリアントは馬場は大丈夫ですし、調教も動いていました。しかし馬体重が大幅増で、これはちょっとと思い、当初、軸にしようとしましたが、2列目に下げました。③ソールオリエンスはやはり、不器用で後ろから行く馬ですから、届くのかどうかが問題。馬体も成長していないので、その辺が気がかり。④ジオグリフは待っていた芝レース。2000までなら強いと思っていましたので、入れました。⑧マテンロウスカイは距離には不安なく、また馬場が渋ってもOKですが、調教が出来ないほどのクセ馬。横山典弘がこっちを選んでいることから、勝負気配はあるとみました。⑬マイネルクリソーラは中山金杯で好走して、馬場が渋った方が走る馬。ここは穴狙いで勝負したいです。このレースは3連複フォーメーションで、⑨エルトンバローズ、⑤ヒシイグアスを1列目で、勝負します。

 

 

 結果

 

 逃げたのは⑦ドーブネ。やはりハイペースでラップを刻みます。2番手は⑭エエヤン。3番手はインに⑧マテンロウスカイ。その後ろのインに④ジオグリフという感じ。⑨エルトンヴァローズは前団の後ろの方。中団に⑤ヒシイグアスや②ソーヴァリアントがいる形。③ソールオリエンスはどんどん後ろに下がって、後方を進みます。ハイペースラップなので、前が潰れると思いきや、4角を回って直線に入っても、⑦ドーブネが粘る、粘る。そこに、⑧マテンロウスカイが並びかかてくる。その後ろに位置していた④ジオグリフも伸びてくる。4角回って直線に入った時には大外を回していた③ソールオリエンスは徐々に加速し始める。坂を上ると、⑦ドーブネが粘っており、⑧マテンロウスカイが並んで抜け出す。④ジオグリフも並ぶようになって、3頭の接戦。大外の③ソールオリエンスは伸びてくるも届きそうもない。という感じでゴールに。結果 1着、⑧ マテンロウスカイ。2着、⑦ ドーブネ。3着、④ ジオグリフ 3連複配当 72,980円。 1.2.3番人気が揃って飛ぶというレース。ここでも、内を通った前にいる馬が有利でした。開幕週、恐るべし。外が全然伸びない。稍重発表でしたが、実質、重馬場のようだったとのこと。しかし、外を回しても届かないことから内の立ち回りで決まってしまいました。開幕週は内前を意識し、逃げ馬は馬券内に入れないとダメですね。凄く身に沁みました。そういう意識があれば、この馬券は獲れたかもと思うパターン。昨年のマイルCS以来の1.2.3番人気の馬が飛ぶというレース。けして、遠い馬券ではないのですが・・・やはり、開幕週ということを意識してなかったのが敗因です。馬場や天気に右往左往していました。こういう機会はあまりないので、そういう機会がまた来たら、ここは確実に仕留めたいと思いますね。

 

 

 先週末は開幕週の馬場への配慮が無くて馬券に負けました。考えてみると、昨年の中山記念も逃げ馬が残りました。そういう馬場なのでしょうね。逃げで実績のある馬が出てきた場合は要注意のレースです。そして、外からの差し馬は伸びてこない。届かないという現象がありました。これは阪神でも起きていることなので、ここは要注意です。開幕週というのはそれだけ馬場を意識しないとダメですよね。多少馬場が渋っても、このトラックバイアスの方が大きいということが勉強になりました。これは変則開催の年でもある、今年において、大事なポイントであると認識していきます。ついつい、天気が悪くなると、馬場の方に気持ちがシフトしますが、大抵はそれで良いのですが、こと開幕週においては、それが違うという例外なパターンを思い知らされました。この経験は今後に生かしていきたいです。そう考えると、今週末のレースも逃げ馬は押さえておかないといけません。しかも、トライアルレースはスロー展開になりがち。弥生賞やチューリップ賞でも逃げ馬が残るのはよくあることなので、まだまだ馬場は良い感じですし、ここは注意を払わないといけないかもと思っています。週中の雨で、多分クッション値は下がると思いますが、それでも、差し有利な展開にはなりにくいと思いますね。そういう考えで、今週末は臨みたいです。