先週末の競馬は天気が悪く、馬場が渋りました。重馬場、不良馬場という条件でのレースでした。通常、こういう馬場の時は荒れるというイメージがありますが、僕の感覚としては堅いというレースが多いという感覚です。ですから、穴狙いの僕にとっては噛み合わないというか、ちぐはぐさが目立つ感じになっていきました。この傾向は昨年から感じていて、今年は確信しましたので、以後、そういう感じで馬券を組み立てていきたいと考えます。勝てない時は不思議と荒れないレースが多い時ですし、馬場が渋ると考える要素は増えて、予想に時間がかかるのに、いざ、レースですと堅い決着。トリガミも多発します。的中しているのにトリガミは泣けてきます。土曜日、日曜日もそんな感じでした。そうなると、収支はマイナスになります。こういう時に、点数を絞り、置きに行く感じでいっても、馬場が悪い時は良いのかもと思ってしまいました。馬券を購入する人たちのリテラシーは上がっているので、人気通りの決着いなるのが悲しい限りです。ただ、幸いにも小倉開催をしているので、全然おかしな馬は来るのですが、それが当たりさえすれば、高配当という感じです。しかし、難しいですが…今年から、点数を絞るべく、軸買いをするようにしました。古馬のレースやこれは大丈夫と思う馬がいる時にはやります。ただ、地方開催や3歳馬戦はまだ難しい。地方開催はボックス買いでも、当たりさえすれば、配当が高いのでトリガミは回避できます。中央開催で、古馬は軸買いが出来る時はそれで臨みますし、荒れそうだと思ったら、ボックス買いとなるべくトリガミを回避するようにしていきたいですね。というわけで、今回の2重賞はいずれも軸買いでしたが、やはり穴馬を軸にするのは危険でした。これは反省です。荒れそうという直感が働けば、ボックス買いにするので、その辺が上手くかみ合えばよいかなと考えています。

 

 

 1月20日 クッション値 中山 10.7  京都 8.0  小倉  8.3

 1月21日 クッション値 中山  8.1  京都 6.8  小倉  8.0

 

 

 東海ステークスGⅡ ダート1800 16頭 曇り 重馬場

 

 このレースはポイントが2つあって、ひとつは4戦3勝の⑩オメガギネスがどれだけ強いのか?という試金石です。関東に引きこもりがちの戸崎圭太騎手がわざわざ関西遠征です。戸崎騎手は昨年のフェブラリーSでレモンポップとドライスタウトの選択で、ドライスタウトを取っている、トンチンカンな騎手ではあります。しかし、そのドライスタウトと、この⑩オメガギネスとの選択になった、武蔵野Sでは⑩オメガギネスを選択し、結果的に、⑩オメガギネスは出走回避しましたが、戸崎騎手は関東では上位の騎手なのに、武蔵野Sに騎乗しませんでした。こういう経緯があるので、気合十分で、関西に乗り込んできています。気合はわかるのですが、それでもクソ騎乗をする戸崎圭太。こういう不安もありますが、今のところ、この馬は強いと僕は思います。もうひとつは、③ヴィクティファルスの動向です。前走、初ダートで勝利しています。この馬がダートでどれだけやれるのか?という感じです。人気もしていますし、ダートでどれだけ強いのか?という試金石のレースでしょう。このレースは初ダートの⑫バビットが逃げて、2番手に⑭ウイリアムバローズがつけるでしょう。重馬場ですし、スピードが上がります。ハイペースならば、差しが決まりますが、スローなら前残りです。前残りしやすいダート戦ですから、そういう傾向は頭に入れておきたいです。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑩ オメガギネス

 〇 ⑭ ウイリアムバローズ

 ▲ ⑥ ペプチドナイル

 △ ⑪ タイセイドレフォン

 △ ⑤ スマッシングハーツ

 △ ③ ヴィクティファルス

 △ ① ミッキーヌチバナ

 

 ⑩オメガギネスですが、不安は戸崎騎手のクソ騎乗。何度もやらかしてますから・・・気合は感じますが、騎乗には生かされていないというのが不安です。ただ、馬は強いので、馬券内はあると思い、この馬を軸にします。⑭ウイリアムバローズは先行してしぶとい馬。調教は良くて、前走も同コースで馬券内に来ていますので、ここは順当でしょう。⑥ペプチドナイルは今年何故か絶好調の藤岡祐介騎手。ダートでははずせない穴騎手ですし、調教も良かったので、この馬を狙いました。⑪タイセイドレフォンですが、馬場が悪いと走らない、前走の大敗で人気を落としていますが、もともとは力のある馬。ここは人気薄なので狙っていきたいです。⑤スマッシングハーツは武豊。武豊はダートでは怖い騎手ですし、京都は得意で、他のレースでやられているところもあるので、押さえていきます。人気薄なので買いやすい1頭です。③ヴィクティファルスは来るか来ないかということがはっきりしています。ヒモの押さえでという感じです。①ミッキーヌチバナは調教は目立たないのですが、ダート内枠の松山騎手は押さえないとと思っていました。ヒモはきちんと押さえておこうと思っています。⑬ブライアンセンスはモレイラ騎手からの乗り替わりということで、モレイラ騎手の乗り替わりで、次走勝った馬が少ない。非常に成績が悪いという状況です。こうなると、難しいかなと思い消しました。軸1頭での3連複で勝負します。

 

 結果

 

 逃げたのは⑫バビット。2番手に⑭ウイリアムバローズ。3番手に⑩オメガギネス。やや掛かり気味、大丈夫か?凄くドキドキしました。4番手に内で③ヴィクティファルス、外で、⑥ペプチドナイルという隊列。まあまあ、良い感じ。3コーナーを回るとこで、⑫バビットはいっぱいになり、後退し始め、先頭になったのが⑭ウイリアムバローズ。⑩オメガギネスはついていく感じ。4コーナーから直線に。先頭は⑭ウイリアムバローズ。2番手に⑩オメガギネスが追い込んでくる。内から③ヴィクティファルスも追い込んできます。1番手、2番手が後ろを突き放す状態で、先頭を争う展開。3着以下は混戦模様。大外から、⑬ブライアンセンスや最後方から伸びてきた、⑯オーロイプラータ。ギリギリ、粘ったか?という様相でゴールでした。結果、1着、⑭ ウイリアムバローズ。2着、⑩ オメガギネス。3着、③ ヴィクティファルス。3連複配当 1,680円。ギリギリトリガミは回避。16点買いでこれだと、買った気はしませんが、まあ、ダート重賞はそういう感じかなと思っています。3着に③ヴィクティファルスが残っていなければ、はずれたので、それは良かったと思いました。最後、凄い脚で伸びてきた、⑯オーロイプラータはもっと長い距離があってそう。ダート1800以上の長い距離の重賞は無いので、馬券を買う機会はないのが残念ですね。

 

 

 AJCC GⅡ 芝2200 12頭 曇り 不良馬場

 

 まず、このレースは毎年苦手にしているということ。重賞では中山2200は3つしかなくて、秋のセントライト記念、オールカマーと同距離です。しかし、秋と冬とでは馬場の様相が違います。秋は野芝がメインですが、冬は洋芝がメインなのです。そうなると、秋は高速馬場、冬はタフ馬場になるのは必然です。ですから、秋にこのコースで好成績でも適性が違うので、要注意です。中山最終週ですし、良馬場なら差しが届くのですが、今回は不良馬場。しかも、馬場が渋っても大丈夫な馬が揃っているので、なかなか難しいですね。地力がある馬が良いとは思います。このレースは逃げ馬不在で、何が逃げるのかがわかりません。何が逃げてもスローペースになるでしょうから、あとは、後半加速を踏める、不良馬場を苦にしない馬をセレクトしていきたいですね。さらに前目にいてくれるのも好材料と思います。このレースも軸買いで絞った馬券にしないとダメですよね。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑨ カラテ

 〇 ① マイネルウイルトス

 ▲ ⑪ チャックネイト

 △ ⑫ ボッケリーニ

 △ ④ ショウナンバシット

 △ ⑦ アドマイヤハレー

 

 ⑨カラテは不良馬場で勝った新潟大章典が印象的。不良馬場でも関係なく伸びてきているのは驚きました。セイウンハ―デスに勝ち切っていますから、不良馬場ではこの馬という風に刷り込まれています。人気薄でしたし、この馬から行けば、高配当と欲が出ています。①マイネルウイルトスは8歳馬ですが、今がピークという感じの調教をしています。内枠なので、最後方にいったん下がってからのまくりが見れると思っています。⑪チャックネイトは僕の好きなキング騎手。この馬自体も重馬場を走りますし、うまく先行して伸びてくると思いました。キング騎手は人気薄でも先行馬は買っておかないとダメな騎手。期待が高いです。⑫ボッケリーニは重賞を安定して走る馬です。重馬場も気にしません。ですが、調教はあまり良くないので、押さえでという感じです。④ショウナンバシットは近走の成績は良くないのですが、重馬場でも走る馬。これが逃げたら面白いと思いました。⑦アドマイヤハレーは重馬場でも大丈夫ですし、冬の中山の2200を勝っていますし、中1週でも馬体重が減っていません。良い感じの仕上がりだと考えました。②クロミナンスですが、AJCCに強いルメール騎手ですが、さすがに不良馬場ではこの馬は難しいと判断して消しました。このレースは⑨カラテを軸にした3連複で勝負しました。人気薄を軸にするのはいささかどうか?と思いましたが…

 

 

 結果

 

 逃げたのは①マイネルウイルトス。①マイネルウイルトス?大丈夫か?押してハナを取っているので、これは横山武史の確信犯。2番手は④ショウナンバシット。3番手に内に⑨カラテ、外に⑪チャックネイトという展開。不良馬場なのに、1分2秒と速いペース。これはやばいぞと思っていたら、3コーナーを過ぎたところで、⑨カラテが不可解な失速。え~やめて~!と思わず声が出たけど、踏ん張れずにズルズル後退。終わった…涙 で、4角先頭に①マイネルウイルトスが先んじていたが、外から、ピンク帽2頭が追い込んでくる。⑪チャックネイト、⑫ボッケリーニの叩き合い。①マイネルウイルトスは粘れきれずに、内から②クロミナンス、外から③モリアーナが迫ってくる。ピンク帽の2頭が先着し、3着は混戦模様でゴールしました。結果 1着、⑪ チャックネイト。2着、⑫ ボッケリーニ。3着、② クロミナンス 三連複配当 3,320円。⑨カラテが沈んだので、そこで終了。ボックス買いでも獲れませんから、完敗です。本来、重馬場は苦手だと思っていた②クロミナンスは経済コースと展開で、馬券内に持ってきている、さすがルメール!といったところ。しかし、最後は2200の距離なのに、マラソンレースみたいな様そうでした。それだけ、不良馬場が堪えたことなのか。スタミナのある馬が勝ったという感じですね。⑪チャックネイトは長距離でもイケるのではないかという感じがしました。

 

 

 こういう感じで、先週末の競馬は終了しました。他のレースもトリガミしたり、トリガミギリギリセーフ状態で、結局は収支は大赤字になりました。ちょっと、荒れないレースですと、僕のスタイルに合わないし、慣れない軸買いは本当に危険ですね。なにもかも、噛み合わない週末でした。天気で構えることは無くなったのですが、天気が良くない時の方が堅いイメージは持つようにします。今の競馬ファンはオッズがシビアになるので、なかなか荒れることが少なくなります。天気が悪いと考えることは一緒という現象が起きるようです。一昨日、土曜日に競馬を観ていて、今日は噛み合わないかもという予感は奇しくも当たってしまいました。なかなか、3週連続で黒字は話がうますぎるので、こういう週末はあっても良いかとは思いますが、今週末に期待したいです。今週末は中山開催から府中に移ります。こうなると、荒れる傾向が低くなるので、堅いかな。その分、小倉で当てたい感じがしています。小倉も良馬場の方が荒れやすい傾向があるので、楽しみしています。当たったら、デカいので、それが期待ですね。