先週末から今週にかけて3日間開催。これは疲れる割には割の合わないレースが多いと感じます。まあ、今回はちょい負けでしたが、またまた、直前で買い目を変えて、万馬券を逃すという事態が発生しました。何回やっているんだ!って話ですが…涙 でも、今回は日曜日の昼から雨が降り出し、京都競馬場の馬場は凄く微妙な感じでした。結局どうなの?とわからないまま、穴馬を消してしまったのが敗因でした。もう天気に左右されることには慣れてきてはいるので、そこまであたふたしないのですが、天気予報が本当に当たらないので、当日、直前まで馬場を見極める作業が発生して、難儀でした。結果、考えすぎて、はずすという。馬券を買う直前の心理状態はちょっと、おかしくはなっているので、ここが冷静になっていないとダメですね。そういうところは反省して、改善していかなければいけないと思います。先に言っちゃいますが、この3日間開催の重賞は全て的中しましたが、配当がショボい。買い方を工夫しないとトリガミになってしまいます。秋競馬になってから、この先も配当がショボいレースが続きますので、軸買いをメインにしていこうと思っています。とはいえ、今週末から、新潟開催。これは期待しています。荒れるし、配当はデカいしで、ボックス買いは新潟で発揮して、京都、東京では軸買いで挑もうと考えています。トリガミが起こりそうな感じですし、今週末からのG1シリーズは馬券よりもレースが楽しみという感じになっていきます。そうなると、当然馬券妙味は薄いです。そのメリハリを意識して、馬券に挑もうと考えています。では、回顧をしていきましょう。

 

 

10月7日 東京 サウジアラビアRC、GⅢ 2歳戦 芝1600 9頭 晴 良馬場 クッション値 9.6

 

 3日間開催の初日にの重賞が2歳重賞はキツイです。とにかく、情報が少なすぎます。まあ、人気通りの決着が濃厚ですが、昨年のこのレース大逃げがあって、ちょっとは荒れましたが、やはりそういう馬は結局わかりません。しかも9頭ですから。配当も微妙で、3連複を主に勝っている僕にしては非常に厳しい感じです。前評判の良かった馬を狙いながらも、大逃げがあるかもという馬をセレクトするしかないのですが、ここはかなり点数を絞って買わないとダメですね。堅く決まったら、トリガミは確定なので、難しいところです。展開も全く読めません。たいてい、前走逃げた馬は今回は教育という意味で逃げないというのがセオリーですし、良馬場でフラットなコースですから、実力通りに決まると思います。

 

 

 予想

 

 ◎ ③ ボンドガール

 〇 ① シュトラウス

 ▲ ② コンバテカーブース

 △ ⑦ レーヴジーニアル

 

 

 ③ボンドガールは初戦で戦ってきた馬達が次走は好走しているという点で、そういう馬に勝ってきたことで、評価が上がっています。これは本命でしょう。①シュトラウスはルメール騎手が騎乗というのがプラスですが、前走が不良馬場で大楽勝というレースで果たして、良馬場でどうなのか?前走の相手も全然勝ち上がっていないことから、実力はあるのだろうけど、どうなのか?ということで2番手。②コンバテカーブースは前述の2頭には劣ると言われていましたから、そのまま3番手。来ないのなら、この馬かと考えました。⑦レーヴジーニアルは昨年のこのレースの再現があるかもと思って入れました。あとの馬が来たら、負けという感じです。このレースは1列目を③ボンドガール。2列目を①シュトラウスで固定しての2点買いで勝負しました。これではずれても、賭け金は少額なので、まあまあ、仕方がないかと。

 

 結果

 

 逃げたのは⑦レーヴジーニアル。これは予想通り。③ボンドガール、①シュトラウスは後方。②コンバテカーブースは最後方。①シュトラウスは引っかかって、どんどん前に進んでいきます。それをマークする③ボンドガール。川田騎手隙、が無いです。4コーナーを回ったところで、①シュトラウスが先頭に出ます。ただ、府中の直線は500m。長いです。⑦レーヴジーニアルも抜群の手ごたえで、先頭を譲りません。外から、最後方にいた②コンバテカーブースがするすると上がってきて、4頭の競り合いになります。そこから抜け出したのが、②コンバテカーブース。他の三頭から脱落したのが、⑦レーヴジーニアル・・・ 結果 1着、② コンバテカーブース。2着、③ ボンドガール。3着、① シュトラウス。三連複配当 220円。220円?こんな低配当はヤバいですよね。あれだけ考えて、これですから。2点買いで辛うじてトリガミは回避ですが、これはしょっぱ過ぎます。的中しても喜べない重賞はありますよね。この3頭は、今後の2歳GⅠは楽しみな逸材だと僕は思います。特に、②コンバテカーブースはどこまで、調教が良くないのに、圧勝でしたから、今後が楽しみです。

 

 

 10月8日 東京 毎日王冠GⅡ 芝1800 12頭 曇り 良馬場 クッション値 9.4

 

 どうやら、雨が降らずに済んだという感じです。昔はこのレースは天皇賞秋への前哨戦でした。最近はマイルチャンピオンシップへのたたき台という意味合いも持ち、マイルで強い馬が参戦してきています。今回も、マイルで強い馬、⑩ソングライン、①シュネルマイスターが出走します。さらに、東京1800の得意な、⑧ジャスティンカフェで3強ムードです。このレースのトラックバイアスはあまりなく、フラットな感じです。ですから、差しも決まるし、前残りもあるということで、ペースが鍵になります。行きたい先行馬もそろってきますし、3強は後ろから来ますから、それが届くのかどうかです。とはいえ、この3強は抜けていますが、取りこぼすのはポツンをするであろう、⑧ジャスティンカフェでしょうか。鞍上が横山典弘です。しかもこのレース横山家全員出走というレースです。そうなると、横山典弘の馬券内の確立はグッと落ちます。ここに付け入るスキがあるのか。そういう感じですね。

 

 

 予想

 

 ◎ ⑩ ソングライン

 〇 ⑥ エルトンバローズ

 ▲ ① シュネルマイスター

 △ ⑪ フェーングロッテン

 △ ⑨ バラジ

 △ ④ アドマイヤハダル

 

 ⑩ソングラインはたたき台としては仕上がりが良く、調教が良かったので、この馬は下手な乗り方をしない限りは中団につけて、差して来ると思います。この馬を軸にして買おうと考えています。⑥エルトンバローズは先行集団につけて、すっと抜け出せる馬。調教が良くて、このレース仕上げにしている感じがしました。3歳馬で斤量も軽いので、ここは一発がありそうです。①シュネルマースターは完全にたたき台の仕上げで、調教はイマイチですが、府中コースでは馬券外がないので、これは押さえないとダメだと考えました。⑪フェーングロッテンは好きな馬ですし、逃げられなくても、先行集団にいれば差して来ると考えます。この馬にはいつもお世話になっているので、ここは買いたいですね。⑨バラジは調教は抜群でした。鞍上も乗り替わりで勝負気配があります。④アドマイヤハダルは末脚が抜群なので、中団に位置付ければ、3着はあるかもと考えました。先行馬もそうそう垂れてこないでしょうから、最後から伸びてくるであろう、⑧ジャスティンカフェは届かないと見ています。

 

 結果

 

 予想通り、逃げたのは⑦ウインカーネリアン。この馬はマイルがベストだと思っているので、多分、途中で垂れるでしょう。先行集団に、⑥エルトンバローズ。中団に⑩ソングライン。後方3頭目に①シュネルマイスター。その後ろに④アドマイヤハダル。そんなに後ろなのか?最後方は横山典弘。淡々とミドルペースで進み、4コーナーを曲がって直線に。外枠なのに、⑩ソングラインが詰まっている?出れない状況。大外からするすると④アドマイヤハダルが上がってくる。⑦ウインカーネリアンと⑥エルトンバローズが先頭争い。包まれた⑩ソングラインがやっと、進路が確保。そこから猛然と突っ込んできます。残り200メートルで大外に進路を取って、①シュネルマイスターが猛然と突っ込んでくる。予想通り、⑦ウインカーネリアンは後退する。④アドマイヤハダルも良い脚で突っ込んできている。結果 1着、⑥ エルトンバローズ。2着、⑩ ソングライン。3着、① シュネルマイスター 3連複配当 1,130円。10点買いでしたから、かろうじて、トリガミ回避。ただ、あそこから、差して来る①シュネルマイスターはやはり強い馬だと思いました。しかし、④アドマイヤハダルは惜しかった。この馬が3着なら、結構ついたと思うのですが…⑩ソングラインは外枠で包まれるという謎の騎乗でした。こういうことをやるから戸崎は怖いですね。

 

 

 10月9日 京都 京都大賞典GⅡ 芝2400 14頭 曇り 重馬場 クッション値 8.1

 

 京都大賞典も昔は天皇賞秋への前哨戦でしたが、近年ではジャパンカップやアルゼンチン共和国杯にというステップレースになっており、あまり、有力馬が不在というレースになっています。GⅡレベルですと、有力ですが、GⅠになると、掲示板内が精一杯という感じのレースです。今回はGⅠ馬は唯一、②ヴェラアズールですが、昨年の勝ち馬でもあります。ただ、仕上げ的にどうかという感はあります。さらに、雨が残り、馬場は重馬場ということで、高速決着にはならないのが幸いする馬達が多いのも魅力です。このレースで断然の格としては④ディープボンドでしょう。天皇賞春を3年連続2着。しかも道悪巧者ですから、安定感もありますし、順当には思えます。あとは、逃げるであろう、⑫アフリカンゴールド。この馬の調子は上向きですし、単騎逃げならば、しぶとさを見せています。スロー展開になるでしょうから、どこまで粘れるかで馬券は面白い存在になると思っています。

 

 予想

 

 ◎ ⑥ ボッケリーニ

 〇 ④ ディープボンド

 ▲ ⑦ プラダリア

 △ ⑧ ヒンドゥータイムス

 △ ⑩ ヒートオンビート

 △ ⑫ アフリカンゴールド

 

 ⑥ボッケリーニはG2までの重賞では安定的に馬券内に来ています。調教も良くて、ここは安定しているでしょう。④ディーボンドはこのレースでは安定していますが、1番人気という点でちょっと対抗までに。⑦プラダリアは調教が成績と直結する馬で、今回は調教が良いので、この馬も怖い存在。⑧ヒンドゥータイムスは距離はちと長いかと思いましたが、京都で坂がないので、イケるかなと。この馬も道悪巧者ですので、怖い存在。⑩ヒートオンビートは道悪もいけますし、安定して馬券内には来る馬。川田騎手との相性も良いので、押さえておかないとと思いました。⑫アフリカンゴールド。今回は楽に単騎逃げする展開ですから、どこまで粘るかという感じです。他に、②ヴェラアズールは道悪がどうか?調教も良くないですし、ここは消しました。③マイネルウイルトスは道悪巧者ですが、大外ブン回しの展開になれば、届かないとみて、消しました。①ブローザホーンは道悪巧者ですが、個人的に調教師が馬を大事にしない傾向が見て取れるので軽視しました。さらに、人気し過ぎていて、これは来ても仕方がないと思いましたね。今回は⑥ボッケリーニを軸に買いました。さらに、上位3頭の三連複1点も付け加えました。配当が安い場合の保険です。僕としては⑧や⑫が来て欲しいと願うというところです。

 

 

 結果

 

 逃げたのは予想通りに⑫アフリカンゴールド。④ディープボンドは出足が良かったものの、接触があったのか、ズルズル後退し、位置が取れず、後方になってしまいました。これはチャンスかも。番手には⑭アイアンバローズですが、この馬はクッション値が高い時にしか好走しないので、怖くありません。3番手に⑦プラダリア。良い感じです。④ディープボンドは坂前から前に行くと思いきや、後方に待機。なかなか前に行けないようです。ペースはそれほど速くなく、スローペースで進みます。坂のくだりで、ペースが一気に上がります。④ディープボンドはまだ押し上げることができない。先頭は相変わらず⑫アフリカンゴールド。4角を回って、引き離しにかかります。そこについていったのが、内に⑥ボッケリーニ、外に⑦プラダリア。このまま、ゴールしてくれ~!と願いながら観ていました。直線はこの3頭に。外から⑧ヒンドゥータイムスも突っ込んでくる。いいぞいいぞ!となったところに、さらに大外から凄い脚で④ディープボンドが突っ込んできます。先頭は2頭に⑥ボッケリーニと⑦プラダリアの叩い気合に。観ていて、興奮しました。結果 1着、⑦ プラダリア。2着、⑥ ボッケリーニ。3着、④ ディープボンド 三連複配当 2,030円。保険がいきました。この3頭を別に厚く買っていたので、トリガミは回避です。しかし、惜しかった!クビ差の4着、⑧ヒンドゥータイムス。さらにクビ差の5着の⑫アフリカンゴールド。どちらかが②ディープボンドを抑えてくれたら高配当ですが、まあ、そう簡単にはいきませんね。それが競馬だと思います。

 

 

 三日間開催でしたが、想像以上に疲弊はしていなくて、さらに、ゲロ負けもなく、ちょい負けという感じで、淡々としてました。まあ重賞は勝てましたが、あとが全然箸にも棒にも引っかからない結果でしたから、負けて当然です。最後の保険はかなり有効でした。もっと厚く張ってればよかったと結果論では思いますが、それが出来ないのが僕の弱さですね。今週末は秋華賞ということで、牝馬3冠の誕生があるのか。多分あるでしょう。というレースですから、軸は確定です。あとは相手探しです。昨年も秋華賞は堅かったので、今年もそんな気がします。ただ、川田騎手が1着になる時は必ずおかしな馬をつれてくる傾向があるので、そういう穴馬を拾えたら良いなと思っています。個人的には新潟開催が楽しみです。荒れるし、取れれば配当もデカいので。なんとか、しぶとく勝ちたいですね。こう考えると、時間が早く過ぎてしまうのは致し方ないことなのでしょうか。