先週末も雨でした。なぜ、週末に雨が降るのか、しかも連続して。もう勘弁して欲しいという感じですね。何だか毎週言っている気がします。予想の難易度がただでさえ、難しいのにさらに1段階上がります。これはキツイ。しかも、大雨が集中して降ったので、あまり経験のない不良馬場での開催の場所もありました。京都競馬場などは新装してからの不良馬場。わかるわけがない。天気だけはどうしようもないことだけれど、こう毎週末、雨が降るのは異常事態。昨年はあまりなかったことですが、一昨年、今年と異様に多い。特に今年はずっと雨。もうちょっと、勘弁してほしいですよ。こうなると、晴れて、良馬場開催の予想の仕方が逆にわからなくなる。もう、ここまでくると、天気はどうでも良くなってきて、どちらも対応可能になっていってると思いました。とはいえ、晴れる分にはこしたことはありませんが、NHKマイルのように、直前まで、馬場がわからない天候は勘弁してほしい。事前にもっとわかりやすくしてほしいと勝手に思ってしまいます。まずは、5月6日(土)のダービートライアル、京都新聞杯から。

 

 

 京都 京都新聞杯GⅡ 3歳限定戦 芝2200 12頭 小雨 良馬場 クッション値 9.5

 

 前年までは中京で開催されていて、やっと本来の形に戻ったレースです。ダービーへの最終切符の意味合いのレースですが、果たしてダービーで馬券内に来るような強い馬が出てくるのか?これが見ものです。頭数がそこまで集まらず、かつ、有力馬が少ないという感じですので、レベルはそんなに高くないという感じです。有力馬は1番人気⑥サトノグランツ。2番人気、⑦ダノントルネード、3番人気、皐月賞大敗ですが、有力馬として②マイネルラウレア。実績馬としては①オメガリッチマン、③ドットクルーでしょう。まあこのレースはシンプルに堅い決着だと思いました。ただし、逃げる馬、⑫リビアングラスはスローで逃げると、京都競馬場は逃げ残りは考えられるので、それは押さえないといけないなと思いました。

 

 予想

 

 ◎ ⑦ ダノントルネード

 〇 ⑫ リビアングラス

 ▲ ⑥ サトノグランツ

 △ ① オメガリッチマン

 △ ③ ドットクルー

 △ ⑧ アスクドゥポルテ

 

 ⑦ダノントルネードは勝ちきれないものの、素質馬という評判。ここははずせないかも。⑫リビアングラスは逃げ残りはあると考えました。京都はスローだと前が残りやすいので。良馬場でしたし、クッション値も高いですから。⑥サトノグランツは川田騎手がダノンX中内田厩舎という黄金コンビの馬に乗らない位の馬だと判断して入れました。人気はしてましたが。①オメガリッチマンは京成杯でも穴をあけた馬。調教が凄く動いているので、ここは一発あるかも。③ドットクルーは毎日杯で3着。距離が伸びてどうかですが、ここは実績は上位。⑧アスクドゥポルテは穴馬の一頭。パワーのいる馬場になったら、怖い存在。②マイネルアウレアは強い馬ですが、本調子ではなさそうですし、和田騎手とは合わなさそう。で、切りました。このレースは⑦ダノントルネードを軸にして、3連複で勝負しました。まあ、堅い決着だと思いましたから。

 

 結果

 

 予想通り、⑫リビアングラスが逃げましたが、スローペースです。そこに3コーナー手前から⑨マキシが先頭に並びかけるようにまくっていき、先頭に出ます。でも、⑫リビアングラスは坂の下りるところで、加速して先頭を取り返して、4コーナーを先頭で直線に。一旦大きくに毛出した⑫リビアングラスに追いすがる⑨マキシでしたが、その後ろで、⑦ダノントルネードが虎視眈々に内から迫る。⑥サトノグランツは残り1ハロンでスパート。⑨マキシが逃げ残りそうでしたが… 1着 ⑥ サトノグランツ 2着 ⑦ ダノントルネード 3着 リビアングラス 3連複配当 2490円。クビ、アタマ、クビ、クビの大接戦でゴール。4着が⑨マキシだったので、アブねぇ~って思いました。やはり、⑨マキシは前半に果敢に先頭まで行ったのが最後伸びきれない要因でしたね。怖さは感じていたので、馬券が取れて良かったです。とはいえ、ダービーに通用するのかというと疑問です。結局このレースは差しが届きませんでした。ちょっと力不足の感は否めませんね。

 

 

 新潟 新潟大賞典GⅢ 芝2000 ハンデ戦 16頭 雨 不良馬場 クッション値 6.2

 

 ただでさえ、荒れるレースなのに、クッション値が6.2は初めての経験。しかも不良馬場。これは重馬場巧者が有力ですが、それでも前に行った馬が有利かと。ただし、重馬場経験のない馬もいますので、そこが難しいことと、さらに不良馬場というのも悩ましい。重馬場巧者ですと、②カラテ、⑧モズベッロ、⑬ピースワンパラディ、⑯ハヤヤッコははずせないかも。②カラテは斤量が59キロのトップハンデで、しかも最終追い切りがあまりよくない。なかなか難しいレースです。前に行く馬も有利かと思い、④ショウナンマグマ、⑥セイウンハ―デスは押さえたい所。あとは未知の馬になるのですが…

 

 予想

 

 ◎ ⑧ モズベッロ

 〇 ⑯ ハヤヤッコ

 ▲ ④ ショウナンマグマ

 △ ⑥ セイウンハ―デス

 △ ⑬ ピースワンパラディ

 △ ② カラテ

 △ ⑦ カレンルシェルブル

 

 まあ重馬場巧者ということで、⑧モズベッロ、⑯ハヤヤッコは入れました。⑧モズベッロは不良馬場の大阪杯でコントレイルに先着している馬ですし、宝塚記念でも重馬場で3着に来ている馬ですから、筋金入りです。⑯ハヤヤッコは重馬場の函館記念を快勝していますし、近年では良馬場でも惜しい競馬が続いています。こういう馬場はもってこいでしょう。④ショウナンマグマは先頭で逃げて押し切るかなと。⑥セイウンハ―デスは二番手で押し切るかもと。元々この馬、重馬場は苦にしない体型なので、重馬場巧者かもと思っていました。⑬ピースワンパラディは重馬場の実績を考えて。②カラテは調教が不安だったのですが、最終追い切りの後に、一本、追切をしており、これで整った感があったので、入れました。⑦カレンルシェルブルは稍重の福島を完勝していますが、重馬場が未経験なので不安です。もう一頭悩んだのが、⑪イクスプロ―ジョンでした。調教の過程で障害練習をしていて、そういう練習をしている馬はスタミナ戦には強いので、凄く悩みました。ただ、休み明けは走らない馬だったので、⑦カレンルシェルブルに賭けようと考えました。このレースは荒れるし、わからないので、3連複ボックス買いです。

 

 結果

 

 2番手になるかと思いきや、⑥セイウンハ―デスが逃げました。2番手に④ショウナンマグマ。あとは人気馬が比較的前目に。5番手にカラテが追走。直線に入ると、⑥セイウンハ―デスが大きくリードしてそのまま押し切りそうな態勢。そこに後ろから②カラテがきて、2頭のマッチレース。3番手を8馬身離してゴール。これは取れたかな!と思いましたが、3着が…

1着 ② カラテ 2着 ⑥ セイウンハ―デス 3着 ⑪ イクスプロ―ジョン 3連複配当 25,200円。これは悔しいレースでした。3着が最後に迷って消した馬。こういうの本当によくあるので、悲しいです。日曜日はこんなのばかりでした。

 

 

 

 東京 NHKマイルカップGⅠ 芝1600 3歳限定戦 17頭 雨 稍重 クッション値9.5

 

 ただでさえ、NHKマイルカップは荒れるレース。昨年も最下位人気が3着に来る波乱のレース。しかも、12時ぐらいから降り始めた雨で芝が稍重。多分、主に近い稍重のような感じです。これは馬場が読みづらいレースです。馬場の状況で、来る馬が変わるからです。これは難しいですね。先行馬が揃っているので、前が早くなって、良馬場なら前で残れますが、馬場が重くなると、前が総崩れの感じになります。ですから、馬場読みは重要です。そこで予想がガラッと変わるからです。雨が週末に多かったので、重馬場でも走っている経験値があるので、そこはわかりやすかったのですが…とにかく前に行く馬、①フロムダスク、④ショーモン、⑦オールパルフェ、⑬ドルチェモア、⑭ユリ―シャ、⑮カルロヴェローチェなどが殺到するので、当然、ハイペースになるでしょう。そうなると本当に馬場が重要になっていきます。どちらに賭けるのか?

 

 予想

 

 ◎ ② モリアーナ

 ○ ⑥ エエヤン

 ▲ ⑧ セッション

 △ ⑪ シャンパンカラー

 △ ⑩ オオバンブルマイ

 △ ⑤ シングザットソング

 △ ④ ショーモン

 

 ②モリアーナは横山典弘騎手のNHKマイルカップの複勝率はエグイ。さらにこの馬、内で溜めて、外に出せば、鋭い脚を持っている馬。横山ファミリー総出のレースでの横山典弘騎手の成績は悪いのですが、それは息子たちが人気馬に乗っている時に限るので、ここは一発あってもおかしくはありません。⑥エエヤンは以前から強いと思って狙っていた馬。ただ、デムーロから戸崎騎手に乗り替わりがどうか?戸崎騎手はここ一番でおかしな騎乗をするので、不安ではあります。⑧セッションは重馬場巧者ですし、団野騎手は前走の敗因から学んでいるはず。ここは馬券内は期待です。⑪シャンパンカラーは後ろから来るならこの馬だと思っています。重馬場も苦にしないですし、府中は得意中の得意です。これは期待大です。⑩オオバンブルマイは極端に馬体が減っていなければ、シレっと馬券内には着そう。⑤シングザットソングは馬場が軽ければ、さらに、中団よりも後ろにいれば、切れる脚が使える馬。好きな馬ですし、期待をしています。最後は前残りになるなら④ショーモン。前が総崩れならば、③ウインブライルで悩みました。この2頭は馬場が渋ってもいけるタイプです。稍重ということと、東京9レースがマイル戦で、前が残る展開でしたから、前が残りそうと思って④ショーモンにしました。稍重だから消せた馬が⑬ドルチェモア、⑱ダノンタッチダウンです。⑮カルロヴェローチェは引っかかる馬なので、これは自滅しそうだと思ったので消しました。もう、有力馬がたくさんいて、買い目を絞るのが難しいレースでした。当然、こういうレースは三連複ボックス買いです。

 

 結果

 

 逃げたのは出遅れたのに、巻き返して①フロムダスクが先頭に。2番手を⑦オールパルフェ。3番手が⑧セッション。5番手ぐらいに⑤シングザットソング。これは前に行きすぎ…やはりハイペースになりました。しかも、思っていた以上の雨量で、多分重馬場に近いと思いました。直線を向くと、早々に前に行っていた馬が脱落。一旦は⑯ダマモブラックタイが先頭に出るも、残り200メートルで失速。次に⑱ダノンタッチダウンが躍り出るも、伸びがイマイチ。好位にいた、⑪シャンパンカラーが抜け出して、外から⑩オオバンブルマイが襲い掛かる。またさらに大外から1頭突っ込んできて・・・ 1着 ⑪ シャンパンカラー。2着 ③ ウンブライル。3着 ⑩ オオバンブルマイ 三連複配当 27,690円。③ウンブライルか・・・涙 前が総崩れでしたね。馬場読みを間違えたのが敗因。これなら、④ショーモンは選ばなかった。展開はこうなるだろうと昨晩予測していた通りで、思ったより雨が降るのが遅かったので、予想も変えてしまったのが敗因です。何だか悔しいレースが日曜日は続きました。

 

 

 ウンブライルは安田記念に出てきても斤量差や牝馬ですから、馬券内はある気がしています。出てきたら、間違えなくハイペース戦になるので、後ろからズドンと来そうです。良馬場でも切れる脚を繰り出すでしょうし。雨ならばもっと面白い。とはいえ、日曜日のレースは土曜日の時点の予想で買ったら、全て当たっていたというだけに、悔やまれることとなりました。最後の最後で変えた馬が来るという。本当に悔しいというか、自分を最後まで信じ切れないのが何とも言えなかったです。今週こそは晴れて欲しいと思います。