2021年の大晦日当日。今年を振り返ろうと思いました。世間とは関係なく、全く僕はコロナ祭りに参加していなかったので、コロナ禍に惑わさることなく、過ごしていました。とはいえ、夜出歩く機会は失ってはいるものの、コロナ禍前からあまり夜に出歩くということをしていなかったので、あまり関係ないかなとは思います。でもそういう習慣が身についてしまうと、その習慣を壊すのがなかなか面倒臭いことになりそうですが、来年は積極的に壊していこうと考えています。そうしないと、何も変わらないような気がしていて…

 

 2020年の11月に2021年中に家を出なければならない状況になり、2021年の初めから、家探しをメインに考えていました。1月に行った金沢。ここでの経験は凄く勉強になりました。やはり現場に行かないとわからないことは多いです。とっくりや さんのマグロはとても美味しかったです。寒ブリも食べれたので、自分的には大満足でした。ちなみに、大阪から金沢は特急で2時間30分ぐらいかかります。意外に遠い。ほぼ東京に行くのと同じ。早く新幹線開通しないかな。せめて敦賀まで来てくれると助かるんだけど… でも来年も行きたいな。グルメ旅行に年明け早々考えようかな。

 

 この時点で、ほぼほぼ大阪に転居することは決めてました。2月、3月と自分に合った不動産屋さん選び。6軒回って、ここに決めたという不動産屋さんに4月に訪問して、内見の末、4月中に転居先を確定。ゴールデンウィーク前に、引っ越し業者やその他の準備をサクサク終えて、5月には契約終了。6月9日に鍵の引き渡し。その日のうちに実家に戻り、ご近所へのご挨拶と常連のお店へのご挨拶回り。6月15日に搬出、16日に大阪に移動。その日のうちに、ある程度、カーテンや絨毯等の備品を購入。17日に荷物の搬入。あとは必要なものをそろえて、引っ越し完了。われながら、今まで何度も引っ越しをしましたが、こんなに上手くいった引っ越しはありませんでした。7月20日に一旦、実家に戻り、ある程度必要な備品を車に載せて7月22日に浦和を発ちます。もう最後かなと思いながら… で、その日のうちに名古屋に到着。宿泊。名古屋ではひつまぶし祭り(笑) 23日に名古屋から大阪に到着。やってみたいと思ってましたが、もう二度目は良いかなと思ってしまいました。来年は積極的にドライブしようかなと思っています。

 

 上半期が忙しすぎて、下半期は自分のペースで生活に慣れていこうと思い、思い切った行動には出ずに、大阪の日々になれようとしてました。大阪では美味しいお店が物凄くあって、いろいろ行きましたが、まだまだ、四分の一も行けてない状況ですね大阪の食文化は奥が深い。今年の3月から競馬を再開しました。20年ぶりにやり始めました。大きなレースだけですが…これがまた面白い。当時の理屈や方式が全然変わってしまい、最初は戸惑いましたが、今は何となくわかってきて、楽しくやっています。このお話は何れ雑感でお話ししますが、毎週土、日曜日のメインレースを買うようになっています。そうなると、金曜日が異常に忙しい。脳はフル回転だし、それでも決まらないことがあるから、凄く脳の運動には良いかなと…本日、金曜日ですが、これほど穏やかな感じの金曜日は久しぶりです。なかなか、奥が深いので、楽しんでいます。ちなみに、実に的中率は悪いです。この的中率、回収率は是非とも来年は改善したいと思っています。

 

 で、こういう話はあまり面白くないかもしれないと思い、僕が2021年に観た様々なコンテンツの中で、お勧めの3点を上げたいと思いました。

 

 ひとつめは、『梨泰院クラス』です。韓国ドラマで、ネットフリックスで視聴できます。昨日、今年の雑感をどんなことをお話しているのか確認していたら、今年の3月に『梨泰院クラス』の話をしていました。実は10月にも見返していたのです。1年のうちに2回も観なおしているというのは僕にとっては異常なことです。よほどのお気に入りなのでしょう。10月の時は家の近所を歩いていると、『梨泰院クラス』のテーマ曲が流れていて、何となく、観てみようかとなりました。やはりこの時も、元気をもらえるし、乗れるドラマでした。多少疲れたことになっていましたが、その疲れもどこへやら、活力がみなぎるようになりました。お話の内容は散々お話しているので、今回は割愛しますが、とにかく、見ないと損をするというレベルのドラマです。このドラマは現代という世情に強烈なカウンターになっています。そして自分のことは自分で決めろ!という圧力が加わりますから、いつまでもうじうじしていても仕方がないという気持ちになります。このドラマは是非、お勧めです。

 

 2つめはYouTube動画で『街録チャンネル』です。まず主題歌のこの歌も素敵です。

 

 

 このMVも相当いかれているのですが、このMVは過去『街録チャンネル』で出演した人が多数出ているという作りになっています。この曲自体も心に刺さります。一時期は毎日聞いてました。『街録チャンネル』は著名人、有名人から、普通のおっさん、おばちゃん、一般人がインタビューに答えるという形式ですが、先日、このチャンネルで出演した、若井おさむ さん (ガンダムのアムロ役をするお笑い芸人)が結婚したことを知り、他人事ながら、嬉しくなりました。やはり、彼の壮絶な人生の話を聞くと、幸せになってほしい、芸人として売れて欲しいと心底思ったからです。上祐史浩やキャンドル・ジュン、花田優一、等 かなり攻めた人選で、また報道やイメージとは違う、別の見方から物事が語られるので、凄く面白いです。人のお話は凄く深くて、重みがあります。それの一端がわかるような動画だと僕は思っています。

 

 3つめは、この本です。

 

 この本のことは一度雑感でもお話ししました。最近読書をすっかり、しなくなった僕ですが、この本は早速購入して読みました。この本のテーマは『そもそも人間の本性は悪なのか?』ということです。社会の仕組みはこの前提で成り立っています。ですから法治国家として、法で縛ることをしています。しかしこの本ではそういう前提を覆すことを、研究と、取材で地道に行っている点が凄いのです。僕らの考えや認識や行動にはかなりの程度を『人間の本性は悪である』ということで支配されています。でもそれは違うと言われると、根本から見直さなければいけないことになってきます。そのことに衝撃を受け、実証されていることから、信じざる負えなくなり、いろいろな見方、考え方が変化しました。この変化でいろいろと世の中の事象を見ていくと、本当だね。と思う気持ちが強くなります。モノの見方、人への見方は人それぞれですが、その多様性を受け入れるということは人を心底信じないと難しいことです。人を信じ切れない底辺には『人間の本性は悪である』という考え方がるのでしょう。この本はそういう前提をキレイに覆してくれる一冊です。この本もとにかく読まないと人生、損をするという一冊です。人生を楽しく、お気楽に、ご機嫌に生きるにはそういう前提は不要です。どうせ生きるのなら、楽しい方が良いに決まっているという僕の考えを後押ししてくれる本だと思っています。是非、お勧めです。

 

 このように、今回もダラダラと、長々とお話してきましたが、僕は皆さまが幸せでいられることがないより嬉しいと感じています。来年も楽しく生きられるようになって欲しいと心から祈ります。どうせ生きていくのですから、楽しい方が良いに決まってますでしょ。ということで、皆さま、良いお年を。そして良い未来に!