久しぶりのダイエットのお話しです。2013年11月までの記録をお話ししました。2013年4月から11月まで体重を維持するどころか、増量していくという現象になりました。もちろんその間の、食事の量は変わっていませんし、運動も定期的に行っていました。食事の量は以前、体重が落ちていた時の量よりも減少させています。それなのに、体重は増加しているのです。こういう時期が半年以上経過しました。その後、少しづつですが、変化が出始めます。
2013年 11月 1日 88.2キロ
2013年 12月 1日 86.6キロ
2014年 1月 1日 83.9キロ
2014年 2月 1日 81.2キロ
2014年 3月 1日 81.6キロ
2014年 4月 1日 79.3キロ
2014年 5月 1日 79.0キロ
2014年 6月 1日 78.7キロ
2014年 7月 1日 77.0キロ
という感じで推移していきました。この間、2013年4月から行ってきたことと同じことで、ここまで体重が減少していきました。結果的に1年以上、同じような食生活、運動をし続けることにより、生活の習慣化が出来て、このように体重は推移していきました。食生活や運動は慣れてしまえば、特に何とも思わなくなりましたし、通勤で家から自宅まで往復5キロ以上歩くことも普通の感覚になっていました。きついとか苦しいという感覚は慣れてしまうのものです。その積み重ねで、このような結果が出たと考えています。
ここでダイエットに関して、わかったことをまとめたいと思います。
①過度の我慢は禁物。
②目標体重に到達した時からが正念場
③長い時間かかるということを覚悟して、地道にコツコツと積み重ねること。
④体質を変えるには1年位かかることを認識すること。
です。ひとつひとつ説明します。
①に関して言うと、我慢というものはしないようにするのが長く続ける秘訣であると考えます。過度な我慢をしていると、我慢をやめた時、我慢を解除された時に必ずリバウンドします。そしてそのリバウンドはダイエットをやり始めた時の体重を超えていきます。これは僕自身体験したことですし、まわりでダイエットしていた人を見ていてこう思いました。この我慢というのが曲者です。僕の場合でもお腹がすきすぎて辛い思いはしてました。その際は10分ぐらい我慢します。でもそれ以上の時間、空腹感がある時と迷わず食べていました。ただし一気にではなく、少量づつですが。空腹が収まればそこで終了です。我慢をし続けると、結果的に次の日も、次の日もその波はきます。ですから、あえて逆らわずにお腹が空きすぎたら、食べることにしていました。そういうこともあって、食べ歩きをしていたのですが、この日に食べるとあらかじめ決めておくと、意外に空腹感の強度は薄まるようです。我慢をしないというのが僕の流儀でした。その際に食べ過ぎないのが秘訣です。
②に関して言うと、目標体重に到達して、そこで止めてしまうと、必ずリバウンドします。つまり、止められないのが現状ではあります。ライザップで痩せたという著名人がいますが、経済評論家の森永卓郎は一旦スリムになりましたが、もう元に戻っています。この後はもっと増量化するでしょう。ライザップでダイエットした著名人のその後はあまり取り上げられませんが、リバウンドしていると思ってよいと考えています。基本的に増量した体重は減少することが難しいと考えています。それは人間のDNAとの戦いになるのですから、習慣化して体質を変えるところまでいかないと、減量は難しいと思います。それは僕が体験したことでそう考えるようになりました。生半可な気持ちではダイエットは成功しません。一旦、減量できても、長い間時間をかけてゆっくりと元に戻ります。戻らない方法はあるのですが、まずは体質を変えるところまで行かないと難しいと思うのです。ここまでという目標設定は良いことなのですが、そこから先が本当に正念場で、目標を達成した後に、更にギアを上げられるかということなのです。それをしないと、時間の個人差はありますが、必ず元に戻ってしまいます。戻らない方法はありますが、今後、その話が出来たらいいと思います。
③に関しては我慢しないことで、コツコツ地道に積み重ねていくというイメージがダイエットでは重要だと思います。1ヶ月で、3ヶ月で、半年でという広告には影響されないようにした方が良いです。基本的に1ヶ月で急速体重を落として、その後止めてしまうと、大体１ヶ月で元の体重に戻ります。個人差にもよりますが、地道にコツコツと行うことが一番の早道だと思います。長い時間をかけることによって、そういう生活リズムが習慣化するのが大事だと思います。習慣化できれば、勝手に体重は落ちていくと思うのです。急激な自粛はストレスを生み、必ずリバウンドするということを肝に銘じた方が良いと考えます。
④に関しては習慣化して、それが毎日にルーティーンになれば、僕の感覚ですが、１年位で体質は変わっていくものと思います。不思議なもので、体質が変わると、気持ちも変わります。趣味嗜好も変わっていきます。少なくても、前向きに、チャレンジ精神が出てきて、面倒臭いという感覚が僕にはなくなりました。そしてあまり疲れない身体になっていきます。ダイエットは体重を落とすことが目的でしたが、結果的には健康を手に入れたことになりました。健康を手に入れるということはとても大事なことです。そういう意味でもダイエットを試み、食生活を見直し、改善し、習慣化させていくのは自分の身体にとって良いことなんだと思います。
健康を維持することは僕にとってはダイエット生活を続けることを意味しています。この後、さらに体重は減ります。その後のお話は今後に。
