2024年2月22日、木曜日、日経平均株価は、1989年12月29日につけた史上最高値を34年ぶりに更新し、3万9098円68銭となりました。
2024年2月22日、日経平均株価は前日比836円52銭(2.2%)高となり、バブル期の1989年12月29日につけた史上最高値を34年ぶりに更新し、3万9098円68銭まで上昇しました。
22日の東京株式市場は、アメリカで発表された大手半導体メーカーエヌビディアの決算が市場の予想を上回る好調な内容となったことを受け、取引開始直後から多くの銘柄に買い注文が集まりました。
午後の取引が始まった直後に、日経平均株価の値上がりの幅は700円を超え、1989年12月29日につけた取引時間中の史上最高値、3万8957円44銭を上回り、3万9000円台まで上昇しました。
その後も上昇幅は800円以上に拡大し、日経平均株価は終値でも1989年12月29日につけた史上最高値、3万8915円87銭を更新し、前営業日2月21日の終値より836円52銭高い3万9098円68銭で取引を終了しました。
年初からの上げ幅は5600円に達しました。東京エレクトロン、アドバンテスト、SCREENホールディングス、ソフトバンクグループの4社で日経平均株価を約2300円押し上げました。
日経平均株価はバブルの絶頂期にピークをつけてから再びこの水準に回復するまでに34年2か月かかりましたが、日本経済がバブル崩壊後、失われた30年と呼ばれた低迷期を本格的に脱することができるかが焦点となります。
2024年2月22日は、歴史的な節目を迎えた日となりました。失われた30年、長い停滞が続いていた日本経済にとって、バブル絶頂期につけた日経平均株価は常に意識されていましたが、到達は難しいのではないかとさえ思われていました。
岸田文雄総理大臣は、「私の立場から株価について具体的にコメントするのは控えなければならないと思いますが、一喜一憂するものではないです。就任以来、コストカット型経済やデフレなどからの脱却を訴え、賃上げや投資促進などといった取り組みに力を入れてきました。」
「こうした前向きな取り組みもあり、日本経済が動き出していると感じています。国内外のマーケット関係者が評価してくれていることについては、心強く思いますし、力強さも感じています。今年はこうした動きが定着できるかどうか、勝負の年と言ってきています。デフレ脱却に向けて官民の取り組みを加速化させていきたいと思います。」
また、「新NISAの普及などを通じて企業価値の向上が家計に還元される好循環を実現することも重要です。こうした取り組みが進むことで可処分所得、すなわち手取りが増えることにつながり、間違いなく実感につながると思います。」と述べました。
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