余命3ヶ月と言われた母を助ける、仲良し家族 -4ページ目

余命3ヶ月と言われた母を助ける、仲良し家族

ある日突然、愛しの母が末期がんだという宣告をうけた。22歳の冬。
膵臓がんステージⅣb
肝臓に転移し、腹膜播種あり。

母は胃の検査をしてもらった。
すると医者から「僕なら今すぐでも、大きい病院へ連れて行きます。」と言われた。

妹と母の二人で病院へ行っていたが、大きい病院へは父と母の二人で行くようだ。

私は体調を崩して家で寝ていたが、気が来てなかった。頼む、帰ってきて何もなかったと言ってくれ。







朝10時ごろに出ていったのだが、夜18時半ごろに母は父と一緒に帰ってきた。


その時の母は落ち着いていて、でも震えながら無理やり笑顔を作りながら言った母の言葉は忘れられない。

「お母さんね、末期がんだって。転移もしてるんだって。手術はできないんだって。お腹の周りにがんがたくさん散らばってもうどうしようもないんだって。」










頭が真っ暗になった。






最近ずっと反抗してて、社会人になったら絶対家を出る!って毎日のように喧嘩してた母がそんなこと言うなんて。
弱々しく。
母がいない世界なんて無理。本当に私は死ぬんじゃないか。冷静なんて保ってられなくて、母の前で泣きわめいた。
もう色々な予定をやめてとにかく母と一緒にいたいと、思った。