僕たちは気にしたことがあるだろうか、、、。
有名な花でも桜だけはみんな毎年何処かでは見ているということを気にしたことはあるだろうか、、、。
幼かった頃、何事もお祭り騒ぎが大好きだった僕は節子と一緒に毎年お花見をして、夏祭りに行って、焼き芋をして、こたつに入りながら花札をした。節子といることは僕にとって桜と同じだったのかもしれない。
だから綺麗だとわかっていても特別な感情は湧いてこなかった。

月日は流れ、僕たちはお祭りをする回数も減り男同士、女同士の友達と一緒にいる時間が長くなった。いや、本当は自分の運命というのに争いたいなんて小学生なりに格好をつけたかったのだと思う。
最初からわかっていたことではあるが2人は別々の中学へ行く。ちゃんと会える最後の機会の卒業式は節子に声をかけて今までのお礼の言葉を伝えないと。それが浅はかだと気付くには少し僕は若すぎた。

「明日は雨だってね」
卒業式の日に明日の心配をしている節子に僕は違和感を感じた。
「そうだけど、それがどうかした?」
その違和感に触れないように、自然に返した。しかしそれを聞いた節子は悲しそうな顔を浮かべながら「何でもない」そう一言つぶやいてその場から逃げるように去った。
僕は理解できなかった。何も悪いことをしてないのに悪役気分であり、何となく周りから冷たい視線も感じる。あいつのせいで折角の小学校最後の日が最悪だ。「あー小学校最後の日か」そう独り言を言いながら空を見た。
その時僕は桜の存在に気付けなかった、、、。



今日出会った言葉
夢をブラさない

もう何が辛くてもこれだけあればやっていける。


明日も朝起きたら「今日は最高の1日だ」っていうぞ!


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