先々週見た「トークアジア」のジャッキー・チェンの回が面白かったのですよ。
途中から見たので後で再放送を録画しようと思ってたんだけど忘れてて、すでにイ・ミョンバク大統領の回になってた(泣
サイトの概要を読んでも、俺が一番面白いと思った部分が書いてなくてがっくり。
Jackie Chan biography: Taking the hits (Talk Asia)
日本で報道されたら青筋立てて非難されそうだなーって発言があったのに、みんなユーモアを解して笑ってて、心地よい感じだった。
以来ときどき「ジャッキー・チェン 北京オリンピック」「ジャッキー・チェン 聖火」で検索して、「開会式でチャン・ツィイーと歌う」ってことくらいしか出てこなかったんだけど、やっとそれらしきものを発見した。
北京オリンピックの聖火リレーに参加する予定の成龍(ジャッキー・チェン)さんは16日、「リレーを妨害するのは悪事を働くこしゃくな連中だ」と非難した。17日付で浙江在線が伝えた。
またジャッキーさんは「そんなことをする理由はないはず。きっとテレビに映りたいだけだ」と指摘。更に「私から聖火を奪い取ろうとした場合には、中国のカンフーがどんなに強いか思い知らせてやる。妨害を考えている人は私に近づかないほうがいい」と警告した。(編集担当:麻田雄二)
これはジャッキー大兄からの挑戦状!
おらあ、なんだかワクワクしてきたぞ!!
正直、聖火リレーもオリンピックも「めんどくさいことになるならいっそのこと全部やめたらいい」とか「さんざん開催する資格がどうのってケチつけておいて、いざオリンピックってなると日本!メダル!!って大騒ぎするんだろうなあ。あー、かったり。」と全然興味がわかなかったのですが、
こうなるとすんげー面白そうですね!!
頭の中でプロジェクトAの曲が流れるぜー!ロンジョンダデイジュイムンジンヘイギン♪
居並ぶ屈強な欧米人の群れをかいくぐって聖火をもって走るジャッキー!!
刀を持った日本人武道家が立ちふさがる「おあああ!」といったんブレーキをかけるも、白刃をすり抜けてまた駆ける!
最後の挑戦者はチベット僧!!
金輪法王(イメージ貧困ですみません;;)のように円月刀を振り回し、陣をつくって立ちふさがるチベット僧から、ジャッキーははたして最後まで聖火を守りきることができるのか!!
そして、結果はどうであっても最後は敵味方笑いあっての大団円!
(ジャッキーの聖火は消されちゃうけど「こうなると思ってた」と勝手にホンモノと摩り替えたお偉いさんの手はずで無事点火されて、挑戦者たちが「ジャッキーお前はやっぱりすごいやつだ!」と称えて終わる(妄想モード))
祭っていうのはこうでなくちゃなあ。
日本でもデモがあったりしたけど、ああいうのがちゃんと報道されたりデモができるっていうのは、日本はまだまだ捨てたもんじゃないなと思いましたよ。
国民が全員国民的行事に北朝鮮国民のごとくに喜色満面の作り笑顔で喜んでて、そういう姿しか報道されない国になったら俺はヤだなあ。
(近隣住民の人もデモに理解を示してそんなに迷惑がらんでも許してやってくださいよ、一時期のことなんだし。)
でも、星野仙一が野球の乱闘のように聖火を奪おうとするデモ隊ともみあいになったり、
萩本欽一が欽ちゃん走りで「だめだよお~」といいながらヒョイヒョイ逃げる姿が見られなくて、
俺はとってもちょっと残念でした。