gegenga師匠んとこで 知ったこの「産経症」。
【産経抄】11月5日
▼長年この問題に取り組んできた精神科医の斎藤環(たまき)さんが石原慎太郎東京都知事との対談で語っている。まるで、どこかの国そのものではないか戦争放棄の憲法を持つ優越感にひたり、国際社会の評判を気にするくせに、危険に満ちた世界に出ていく勇気がない。
▼若者の引きこもりは、ほかの国でも見られるらしいが、少なくない親が、成人した子供を養えるほどの経済力をもち、甘えを許すのが、日本社会の特徴といえる。米紙の元東京特派員のマイケル・ジーレンジガーさんは、日本を引きこもらせているのは、外交から安全保障まで、面倒をみてきた「おじさん」の米国だと指摘するひきこもりの国』光文社)。
▼親はいずれ老い、引きこもりの若者たちも自立を迫られる。まして実の親でもない米国の庇護(ひご)が永久に続くわけがない。そのとき、日本は、国益を見据えた一人前の行動が取れるのか。
▼引きこもりの問題は、「甘えるな」といった非難を浴びせることでは解決しない。斎藤さんたち専門家の啓蒙(けいもう)によって、そうした理解が進んできた。ただし、国際社会ではそうはいかない。
▼インド洋で日本が行ってきた給油活動の停止は、米国をはじめ、テロと戦っている国からは、「甘え」としか映らない。幸いなことに、国の引きこもりは、政治家の決断によって治療が可能だ。今回の小沢一郎氏の不可解な行動もそのひとつなのだと信じたいが…。
「どこかの国のようではないか」っていうあたりから、チン太郎コジツケ症候群に陥っている産経症を感じるね。
「世に悪しきものはババア」って言って批判されると「大学教授が言ってたんだ!俺のせいじゃない」と言い訳して、引用もとの大学教授から「そんなこと言ってない」って言われたり。
「フランス語は数を数えられない」って自分がフランス語で数を数えられなかった恨みを「フランス語」にこじつけて発言した後批判されると、「フランス語のセンセイはフランス政府に文句を言え」とトンチンカンなこと言ってキレたり、
自己中心俺様他人見下し的で批判されるとブチ切れる、なんて、まあ、批判内容が産経とチン太郎そのまんま(笑
「一般的に批判されるのをすごく嫌う」「他人をシャットアウトしたところで、“自分がいちばん偉い”と思っていたい」。
まあ、自分が兵士になって戦場で死ぬ覚悟もないくせに、「コクサイコーケン!!テロとのタタカイ!!」といつまでも架空の国際社会でキゼンと給油がカッコイー国際貢献なんて世迷いごとをほざくチキンホークス産経以上に「脳内引きこもり」なメディアも存在しないと思うんですがね。ハッ!
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過去記事:いじめっ子がのさばる『美しい国』
参考記事:石原慎太郎の言動録