オヤジの本棚から長いこと借りっぱなしになっている本。
(写真がボケボケなのはアレゲなカメラしか充電してなかったからだ)
気に入ったのでずっと手元に老いていたら、いつのまにか装丁の変わった同じ本がオヤジの本棚に買ってあった。

カート・ヴォネガット・ジュニア, 浅倉 久志
タイタンの妖女
スローターハウス5やローズウォーターさん・・・も、たぶん映画の画像が使われてる古い文庫本がまだおやじの本棚にあるはず。
中学生の頃こっそり持ち出して読んだ、不思議で残酷で情けなくてだけど美しい人間の物語。今のほうがその意味がわかるような気がする。
「タイタンの妖女」の奥付を見ると、初版は俺の生まれた年の少し後。子供をもっても年食っても文学青年っぽかったオヤジのことは好きだったな。<生きてるけど
アニキのように尊敬しているうにさんもカート・ボネガットのことを書いていたのでTB.
カート・ボネガットの死を受け入れる(壊れる前に…)