最近CNNにソースが寄ってきているので他の報道も見ようと思うんだが、CNNが一番「ブッシュ政権に裏切られた」感の怨嗟が強くて、俺的に非常に共感してしまうのでついここばっかり見てしまう。

例の”スクーター”リビーとチェイニーの件もCNNでは非常に大騒ぎしていたのにABCではそうでもなかったのでやはり「ブッシュとイラク戦争に愛国心をかけて支持していた」メディアとそうでないメディアには温度差があるのかもしれない。
(911~イラク戦争開戦1年くらいはCNNの報道なんか見られたもんじゃなかったけど、ABCはピーター・ジェニングスの「平時と変わらぬ」報道姿勢の影響か安心して見れた。←そのせいでその時期のイケイケドンドンの雰囲気の中でABCの視聴率は下がった。)

退役軍人の待遇問題も、愛国心があればこそ許しがたい、国の為に戦った兵士を使い捨てにするのか、という憤りがあっての問題なんだろうな。リベラルのメディアは「前からそんなの判ってたじゃん、言ってたじゃん」と冷めた感じだ。


と、以前から「CNNの変化」には感じていたのだが、「ゆり戻し」の激しさのせいか、イラク戦争を支持した議員は全員許すまじ、みたいなことになって民主党の大統領候補議員(ヒラリーとかオバマちゃん)も「イラク戦争への支持が間違っていたと認めていない」と糾弾してしまうのはちとやりすぎな気が。(そんなこと言いはじめたらバーバラ・リー以外誰も何も言えなくなっちゃうじゃん!!)

米国の保守メディアがこんな感じにブッシュ政権への不信とイラク戦争開戦への大批判に成り代わり、
北朝鮮、イラン、アフガニスタンなどの今までの「強硬姿勢」がチェイニーの影響を強く受けていたということから「見直し」を叫ばれている中、
「北朝鮮への強硬姿勢」で「麻生」あたりを支持している層というのはどうにも時代錯誤というか、「情勢が読めていない」というか。
日本国内だけでふんぞり返って大威張りして内弁慶の「ネチョネチョ周辺国憎悪で鬱憤を晴らす層」に対してのアピールで「強硬姿勢」をとるのはヅミントーの「選挙対策」ではあるんだろうけど、いつまで続けられるんだろうなあ。

下の「対抗呪術「塩撒けシオーー!!」」にうにさんの記事「マヤのお祓い 」のTB貰ったんだけど、(↓引用)

そうか、チェイニーが来ていた間に何もできなかったけど、帰った後で「お祓い」を呼びかければよかったのだ。

そういえばチェイニーってば”スクーター”リビーの裁判の最中に、逃げるように日本にきて、アメリカ国内での低姿勢とは逆に日本に対しては威張っていったんだっけ。
マイケル・ジャクソンのような「落ち目」の芸能人に対しても変わらぬ対応をしてあげる「日本人の優しさ」っていうのは俺は「日本人のよさ」だと思っていたんだけど、
「売国奴」チェイニーに対してこの時期に準国賓扱いの待遇をして受け入れたっていう「穢れ」は、今の「国際的不信」下の日本には払う力がないかもしれないなあ。
馬鹿踊り+どんびき

いまだにこのブッシュに対してケツアナ広げているポチの「国際的恥さらし」を「南鮮や支那ポチの山崎拓や小沢民よりはまとも」と言って支持しているB層の存在が大きいね。この狂態を晒す政治家がネチョウヨにとっちゃ「マトモ」なのか(笑)ヅミントーにとってはこういう「他国の目は関係ない、国内だけで正しければ威張っていればいいんだもん」な妄信的な支持者の存在は非常に心強いものでありましょうよ。