この記事を読んで、稲田朋美という自民党選出議員の「心の闇」に心底ぞっとした。

稲田氏は、地元福井の新聞で首相の靖国参拝を批判する加藤紘一元幹事長と対談したことを紹介。加藤氏の実家が右翼団体幹部に放火された事件について「対談記事が掲載された十五日に、先生の家が丸焼けになった」と軽い口調で話した。約三百五十人の会場は爆笑に包まれた。

引用元 http://homepage.mac.com/biogon_21/iblog/B1604743443/C1634184641/E20070112121045/index.html

「ハト派」でありながらずるずると自民党に席しさまざまな法案成立に加担しているであろう「加藤議員」にたいして良い印象を持っていない俺ですら、
放火され、90歳のご母堂が怖い思いをされて、家財やさまざまな思い出の品を焼失された、ということに、非常に気の毒に思っているのに対して、

稲田朋美という議員は
「丸焼けになった」と「軽い口調で」話し、
350人の会場が「爆笑に包まれた」


心底ぞっとする。
彼女らの大嫌いな「間違った日本の戦後教育」を受けた俺は、
おそらく日教組なんではないかと思われるセンセイ方から、
「お年よりは大事にしましょう、いたわりましょう。」
「ヒドイ目に会った人を笑ってはいけない。」
「命を大事に、人に思いやりを持って」

と耳にタコができるくらい教わったものだが。
自民議員の奢りはモラルを超越するのか。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070116k0000m040092000c.html
 愛知県岡崎市の乙川河川敷で昨年11月に起きた無職の花岡美代子さん(当時69歳)殺害事件で、名古屋家裁岡崎支部(野田弘明裁判長)は15日、関与したとされる4人のうち、強盗殺人などの非行事実で送致された同市内の中学2年の少年(14)=事件当時13歳=に対する審判を開いた。家裁は「未必的な故意はなかった」と殺意を認めず、強盗致死の非行事実で初等少年院送致の決定をした。収容期間は「短くとも4年以上の相当長期」との勧告を付した。

 決定によると、少年は同級生の2少年(いずれも14歳、1人は事件当時13歳)と住所不定の無職、木村邦寛容疑者(28)と共謀し、昨年11月19日午前1時ごろ、同市板屋町の河川敷で、花岡さんの頭や背中などを鉄パイプで殴るなどし、肋骨(ろっこつ)の骨折やひ臓破裂などで失血死させた。



子供がこのように陰惨な事件を起こす背景は
「家族を大事にしない」「行き過ぎた個人主義の戦後教育」なんかのせいではなく
お年よりに敬意も払う様子もなく、他人の生命の危機に「丸焼けに」なんて嘲笑できるという人品欠損を発露しながら、
政治の現場で偉そうに教育を批判し、子供にも教師を尊敬しないよう仕向ける
奢り高ぶったドキュン親議員とその取り巻きの影響でなかろうかと俺は思う。


かめ?さんの「稲田朋美さんて、すごい! 」にTB。
こんなトンデモ議員が「祖国再建を目標に総理大臣を目指す」なんて大口叩いて「落下傘」で選出される日本に乾杯。