ハタケヤマ容疑者のように「田舎の貧乏人」の犯罪者にたいしては
「鬼畜!ドキュン!!淫乱!!」
「こんな人間存在することすらシンジラレナーイ、『みんな』が嫌うのもアタリマエヨネー」
とハタから見たら胸糞悪いイジメにしか見えない、かつての同級生の発言を平然と垂れ流していたマスコミも、

都会歯医者のセレブおぼっちゃまが猟奇殺人を犯したら、
「まあ・・・・・宅のボクちゃんもやらかすかもしれないざますーーー!!」
と危機感を持ったのか
「どういった発言が人をこのような犯罪に『追い詰める』くらい傷つけるか」
「誰しもが犯すかもしれない犯罪」

(いくら「傷ついた」って妹バラバラにしねーよ普通の人は)
とものすごいタイヤ痕がつくよなスイッチターン技を決めてくれたので大笑いしていたところ、

こんだセレブ夫婦の妻が夫をがバラバラですよ。

そんで、セレブしか取ってない惨稽新聞が、これまたセレブしか理解できないフジマウンテンなプライドを分析してくれています。

リビングで切断 床から血液反応、家具は実家へ 渋谷の夫殺害

 祐輔さんは離婚を考えていたとされるが、知人らが「プライドが高い」とみる歌織容疑者が体裁を考え、離婚しなかったとしても不自然ではない。知人は「彼女の自尊心が(離婚を)許さなかっただろう」と話す。

 「存在を否定」と精神的暴力を示唆する歌織容疑者の供述に、専門家は「自分のアイデンティティーを脅かされるのは肉体的暴力より衝撃が大きい」と理解を示す。

 《私はとても勝ち気な女の子。やられたらやり返すという考えを持っている》。歌織容疑者は小学校時代の卒業文集にそう書いていた。



(「女の子」ってところが自意識過剰な女子を髣髴とさせてぶるぶるだが、)
いやあ、「家名に傷がつく」「リコンは恥」というプレッシャーが殺人を犯すほどに人を追い詰めるとは(笑
日本の伝統的美徳の規範に基づいたプライドって恐ろしいね!!

しかし、惨稽は同じ記事の最後にこう結んでいる。

 だが、歯科予備校生の事件でも、妹を殺害後にバラバラにされた。警視庁は予備校生も同じように「捨てるため」と供述した点に注目。「殺害が短絡的に行われ、遺体切断も極めて短絡的。家族が物のように扱われている。生命観が欠如した現代社会が投影されているのかもしれない」(捜査幹部)と分析した。

セレブ家族で培われた過剰なプライドは「理解」しちゃうのに、バラバラにするのは
生命観が欠如した現代社会・・・・家族が物・・・・が投影・・・・
日教組のせいですか??!!!!!(笑


実のところ、容疑者の電話の様子や「卒業文集」がたちどころに出てくるのも恐ろしいのだが、

参考記事:http://d.hatena.ne.jp/haikyo/20070111#p1

セレブの麗しいお家事情はショミン~のボクよくわかんないからー、
好きなように殺しあってバラバラにしちゃってー。

ま、昔から「麗しいセレブ家系の内部はドロドロしてる」なんて絶好のソープドラマの材料だがね。
「ワインの壜で殴り殺され」なんてバブル時代の死に方みたいだよ。

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