昨年のことなんだが、CNNで医療ロボットのニュースやってた。
人体の中で360度回転するアームで傷が小さく回復が早くなるという「科学の進歩だスバラシイ!!」っていう内容だったんだが、

ロボットより何より、俺はその話の枕で
「アメリカで行われる外科手術は盲腸に次いで子宮摘出が二位」
と言っていたのに驚いてしまった。
んだからコレ↓みたいな「中絶手術を受けたら間違って子宮摘出されちゃいました」みたいなニホンジャシンジラレナーイ間違いもアメリキャだったらアリエナーイことではないのか。
おわらない物語 ~アビバの場合~

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医療ロボットで手術受けて「回復が早かったおかげで手術して一週間後には娘のパーティに出席できましたのよ、オホホ」っつーオバチャンも
子供を三人生みましたし、もう私には子宮は必要ないので取ろうと思いました。
みたいなことを何のこともなしにサワヤカに語っていたし。

いらないもんは取っちまえー、てな合理性は実にアメリカっぽい気が。
逆にこういった情報でひるんじゃってる俺の感覚って極めて日本的な気がする。
以前うちのババア 母が子宮筋腫で子宮とっちまって、
母が「もうワタシ女じゃないのよー」みたいなことを愚痴っていたとき、医者か看護士さんが「閉経後は病気を予防するために何にもなくてもとったほうがいい」みたいなことを言っていたような気がするので、それなりに医療的に意味はあるのかもしんないが(避妊手術という意味もあるか?)、

おみゃーのキャンタマなんかこれからも使う可能性低いんだから取っちまおうZE!
とか言われたら俺はさすがにブルっちまうなあ。


まだあんまり使ってないせいもありますけど、
ソレより何より、自分のなんともない体にメスが(ああ、この言い方昭和文学っぽい)が入るのってコワイ!!

夭折の漫画家華倫変の作品の中で、「自分に醜いキャンタマがついているのが許せなくて何度もキャンタマにかみそりをあてるも、怖くて未遂に終わりサメザメと泣く」(説明長いよ)オキャマが出てくるんだけど、今「自分のキャンタマを切れと言われたら」を想像してみて初めて気持ちがよーっく判りました。<別にわからなくてもいいのに


華倫変
デッド・トリック! 上 (1)


そうゆうことでセックスなんかしないし子種もつきちまったバーさんたちも、娘が不妊だったりしたら、50過ぎても娘の代わりに子供生んだりできたりして、リサイクルでものを大事に使うMOTTAINAIの精神にかなうのではないのかとおもうのであります。(あ、んでも子宮は器だからいいような気がするけど「起たないムスコの代わりにワシが」なんてオヤジは絶対いやじゃーーー)

もっとも、子供なんか嫌いで産みたくなくて、一生子宮なんか使わなくてもいいわーって人や、子宮が痛くて苦しくてしゃーない、子供なんかイランからなんとかしたいって言う人向けに、「子宮摘出」がもっとアメリカ化してもいいと思ったりした。
子宮摘出イズフリーダム。(黒いなあ、真っ黒だよDoXくん!!)

この話、「バッドサンタ」や「サタンクロース」のアフィリと並べてクリスマスの呪いに使おうと思ってたのに忘れてたから忘れないうちに今使う。
参考にしたのはこの記事
「もったいない」クリスマスに浪費される精子

サタンクロース

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子宮子宮って何回も書いたらグロい気がしてきた。ううう。