毅然と毅然といってると(事態でなくて)国民感情がどーにかなるとでも思ってるのか、この政府。
ずいぶんとなめられたもんだ。
いじめ緊急提言:舞台裏 急浮上した社会奉仕
出席停止は「管理強化は逆効果」などの批判が強く後退。29日の全体会議直前に示された最終案に、唐突に社会奉仕が浮上した。運営委員の一人は毎日新聞の取材に「社会奉仕は議論したこともない」と不満を漏らした。
中曽根内閣の臨時教育審議会は86年に「社会奉仕の心の涵養(かんよう)」を提言。00年には森内閣の教育改革国民会議が「奉仕活動を全員が行う」ことの検討を掲げた。いずれも「憲法が禁じる苦役につながる」との批判で日の目を見なかったが、安倍晋三首相は自著で「大学入学の条件にボランティア活動を義務付ける」と記すなど、再検討する構えだ。委員の中でも奉仕活動の重要性を説くのは、国民会議にも参加した浅利慶太氏(劇団四季代表)ら。山谷えり子首相補佐官は会議後の講演で「国民会議で提言が出ながら実現できなかった。その穴埋めをするのが教育再生会議だ」と言い切った。
ずいぶんと行き当たりばったりで、自分の思い込みの激しいところに持っていきたいのが見え見えのようで。
これが「美しい国」の教育改革か。 (いや、そうではあるまい。反語。)