fabriceさんのこの記事 に触発されて(ブロッガー版はこちら )、

ちょっと思い出した昔話を。


中学のときの友人Hは、地元では名の知れた幕末の志士?の子孫だった。

もっとも、本人はそんなことを鼻にかけるどころかおくびにも出さず、

俺がこのことを知ったのは「〇〇の歴史」っぽい地元のテレビ局の番組を見て、のことだった。

(テレビで放送されてるのを見て、「えっ?コレHのうちだよ!!」みたいな。)


俺が番組を見た次の日「お前んちってスゲーのな!」と言ったら、Hは「やめてくれー」と本気で嫌がっていた。

そのときの番組を当然ながら他の同級生も見ていて、

あからさまに態度が変わって、Hに擦り寄ってくるようなのが3人くらいいた。


H本人が勉強もスポーツもできる、いいやつだったので、

家柄など知れなくとも、それ以前から同級生から慕われてはいたのだが、


番組を見てHに擦り寄ってきたのは、

親が土建で金持ちなのを鼻にかけているやつとか、

親の職業を鼻にかけて自慢しているようなやつとか、


平生は俺のような貧乏人の息子や、Kのような母子家庭のうちの子供 に対して、あからさまに差別的な態度をとってくるようなやつらばかりだった。

Hは普段から俺やKのような恵まれない(って自分で言っちゃおかしいが)うちの人間にも分け隔てなく付き合ってくれていて、

その腐った根性3人からKのいる目の前で「Hくんみたいな人がなんでこういうのと付き合ってるの」と言われたらしく、

「あいつら本当にムカつく!近寄ってくんな!視界に入ってくるだけでもいやだ!!」とそれまで見たこともないくらい本気で怒っていた。


俺はこの3人のように他人の出自で態度を変えるような人間を、品性に劣る

成金根性

他者を蔑んでまで優越感に浸りたいという下賎な欲求を隠しもしないことから

お里が知れる


と思ったものだった。


ましてや在日だのBだのと、他人の境遇をねたんでキイキイいうような特日の人のお里は知れたものですな(哂



#俺も在日と言われたことはあるが、実は俺のじーさんの父親はあるセージカと親戚にあたり、某女優(もう故人)がじーさんの従姉であるとかどこそこの社長が親戚だとか、じーさんが自慢話の種にしておったが、如何せんじーさんが妾腹だったために、完全に本流からは忘れ去られた末流になっている。まして孫の代になったら遠いご親戚の隆盛はまるで別世界の話ですな。気分は御家人斬九朗(そこまでの家じゃないが)

あれこれこじつけて他人をさげすみたい特日の妄想力には度肝を抜かれる。俺はいいけど、孫が在日といわれてると知ったら差別主義者のじーさんは憤死してしまいそうだ(哂


柴田 錬三郎
御家人斬九郎